今回は、大阪府にお住まいの30代男性会社員さんが、ゴッツイおっさんのベランダ電話騒音で悩んだお話をご紹介してみます。結構怖そうなおっさんの出す騒音だったため、「直接うるさいです。」とは言えず、相手にも同じ苦しみを分かってもらうために、「目には目を歯には歯を」作戦を実行したそうです。作戦成功したようですが、本作戦は、場合によっては危険かもしれないです。

隣人のベランダでの2時間電話に悩む

30代男性で大阪府に住んでいます。社会人1年目のころに、隣人の騒音にものすごく悩まされていたことがあります。具体的には、隣人がベランダで長時間電話をするのです。さすがに、夏や冬など、屋外で長時間過ごすのが厳しい季節には、そんなことはありませんが、私がここに引っ越してきた当初(春)は、本当にうるさかったんですよね。

でね、それが、まあ、30分くらいならまだ納得できるというか、我慢できるレベルだと思います。が、この隣人は平気で2時間くらい話し込むんです。電話で2時間って、いったい何をそんなに話すことがあるというのでしょうか。しかも、この隣人、男性ですよ。男性でこんなにも長電話をする人に初めて遭遇しましたよ。

こんなことを言うのもなんですが、男性の長電話を聞かされることほど虚しいものはありませんよ。これがまだ女性なら、許せるかもしれません。実家では母や妹が連日のように長電話していましたからね、どこか「女性は長電話をする生き物だ」という先入観が出来上がっているんですよね。

とまあ、私の考え方はさておき、いずれにしましても、男性の長電話をつらつらと聞かされることほど最悪なことはないのです。ちなみに、会話の内容ですが・・。どうやら、その男性音楽をしているらしくて、音楽談議に花を咲かせているようなんです。やれどこそこのギターはイマイチだとか、やれどこそこのスタジオは設備がショボいとか、やれどこそこのバンドは鼻につくだとか、なんかねえ、ネガティブな内容の会話が多いんですよね。

夜も眠れず仕事に支障をきたす程ストレスが溜まる

要は、男性の長電話、それも非常にネガティブな内容のものを、2時間近く聞かされるってわけ。しかも、それが連日のように続きますからね。ほんと、頭がおかしくなりそうですよ。後、電話をする時間帯ですが、日によっては、非常に遅い時があります。夜中の11時くらいから話し始めて、そこから深夜1時、2時くらいまで話すことがありますからね。

私の睡眠に多大なる支障をきたしています。そりゃあなたは、音楽活動をしていて、時間に縛られない生活をしているかもしれませんが、こちとら、普通の会社員。朝7時には起きて、朝食の準備をし、満員電車に揺られながら出社しなければならないのです。それなのに、あなたの長電話のせいでまともな睡眠がとれていないんですよ!

一時には、あまりの寝不足から、仕事の能率が著しく低下し、ミスを連発。上司やお客様からは連日のように叱責を受けていたものです。それがまたストレスとなり、疲労蓄積につながるわけですが、自宅に戻れば、今日もまた、隣人の不毛な音楽談議を聞かされなければなりません。

ゴッツイおっさんなので直接注意できず対処策は目には目を作戦

とまあ、こんな最悪の日々を送っていたわけですが、もう我慢の限界が来まして‥。遂に行動に出ることにしたのでした。とはいえ、相手は私よりも年上で風貌もちょっと怖い。ひげ面で、腕にはタトゥーをしていて、体つきもゴツくて・・。そんな人に、面と向かって、「ちょっとうるさいので静かにしてもらえませんか」なんて、シラフでは言うことはできません。

それに、なんだろう、こういう時の私って、ついつい顔が引きつって、ビビっているのがバレバレになってしまうんですよね(とほほ)。仮に勇気を出してクレームをつけたとしても、きっと、鼻で笑われて、返り討ちに会うことでしょう。

そこで私がとった行動というのがですね、相手がベランダで電話をするのなら、こちらもベランダで電話をしましょ、という「目には目を歯には歯を」作戦だったのです。これがかなりの効果を発揮しまして、どうやら、どれだけベランダでの会話が隣の部屋に響くかを分かってもらえたようです。多分、本人は悪気はなかったんでしょうね。まさかこんなに隣室に声が漏れているとは知らなかったのです。なので、騒音問題を解決する上では、「目には目を歯には歯を」作戦(要は、相手にも同じ苦しみを分かってもらう作戦)も、時には有効だと思いますよ。