今回は、関西在住60代パートさんが、「引越しを余儀なくされた騒音トラブル」についてご紹介してみます。借金してでも引越しを実行したそうです。引っ越しした先がどんなに良い物件でも、隣がひどい騒音を出すとどうしようもないケースもあるかもしれません。一般的には、鉄筋コンクリート(RC造)のアパート・マンションだと防音効果が高いそうですが、隣との壁の間にコンクリートが詰まっていない物件もありますので、一概には言えないと思います。
上階から深夜にもの凄い音が聞こえてくる
関西に住む60代パートの仕事をしてどうにかこうにか生活をすることができていました。なので、引越しなどは早々できることではなくそのため何かしら問題が起きれば我慢するしかない状況でもあります。そして、以前住んでいたマンションではとうとう騒音に悩まされることが起きてしまいその日からとても辛い日々が始まったんです。
そのマンションに引越しをした頃は部屋もちょっと贅沢にLDKと二間ありました。ただ家賃も十分に払えていたので一度くらい広々とした部屋もいいかなと思い選んだんです。その後は特に問題もなく快適な生活をしてたのですが、ただ多少の音はやはり鉄骨とは言え聞こえてきました。ですがそれほど気になるほどでもなかったので、他の方も気にせず暮らしてるんだろうなって判断していました。
そして、私が住んでいる上の階が引越しをされたようでやはり荷物移動などは音もそれなりに凄かったんです。だから新しい方も荷物を運びこむので音が出てしまうんだろうと当初は思っていました。やがて引越しされてきてからいつまでも騒音が鳴りやみませんでしたんで、気にはなっていたんです。
そしてとうとう物凄い音を出すようになり、それはまず飛ぶような音、さらに3歳児くらいのキャッキャと叫ぶ声、まるで走り回るような足音と物を投げるような壁を叩くような信じられない騒音が深夜0時になると2時頃まで続くようになりました。これはもうかなり精神的に参り、丁度お隣の方と出くわしたことから、その話をしたら最近何だか上から凄い騒音が聞こえてくるという話を聞いたんです。
直接言っても効果なし!借金して引っ越し実行
やはり斜め上とはいえかなり響いていることが分かり、このまま放置していたらこちらが我慢しなければいけなくなると判断して勇気を出して言いに行きました。住まわれている方は男の方、丁度50代前くらいの方で、家では騒いでいないと言うのです。結果的に何の解決もせず騒音は毎日続きました。
こちらとしては精神的にもおかしくなり管理会社に相談しても大した結果に結びつかず私は引越しを余儀なくされました。引越しの際には、管理会社の方の態度も気になりました。引越し理由は特にないと説明すると「騒音ではないのですかと?」何やら上から目線のような言い方をされたのはかなり腹立たしかったです。しかも引越し後の部屋の検査では、床が汚れてるからと言うことだけで7万円もの請求をされました。
もちろんその時は国交省ガイドラインの話なども聞いていましたが、そのことを説明しても家はどうのこうのと言うだけで、とにかく早くこのマンションから離れたい、二度と来たくない地域という気持ちが大きくて、さっさと支払い引越しをしました。こちらは何もしていないのに騒音で追い出され、しかも管理会社の態度の酷さも重なり、結果的に借金を40万円くらいしたんです。
その後、そのマンションはそもそも問題が多いという話を他の不動産会社で聞きました。だからモラルのないような方が集まるのかなとも思いましたし、実はこのマンションは上の階以外にもロビーでは10代の子供がたむろしたり、前は道路で音がうるさかった、など色んな原因もありました。
現在のマンションでの騒音は大家さんに相談し無事解決
今、現在のマンションでは、静かに暮らしていたのですが、隣に若い方が住まわれ犬の鳴き声、音楽の騒音などを出すようになり、しかもまた夜中の12時になっても騒ぐことが多々あったんです。私はまた同じようになって、借金をしてまで引越ししたくないという気持ちから大家さんに相談し、今度は折れず気合を入れて言いたいことをはっきりと言ってきました。
その後はどうやら苦情を伝えてくれたようで、今度は本当に静かに暮らせるようです。ただ引越しとは本当に良い物件だとしてもどこでどうなるか本当に分からないので仕方のない部分もありますが、ただ住んでいるところで、こんなに悩まされたのは人生で、とても悲しい経験でもあります。