今回は、東京にお住まいの40代主婦通信教育添削員さんが、長時間のピアノの騒音で悩んだお話をご紹介してみます。結局、引っ越しすることで騒音問題を解決したようです。楽器演奏するなら防音対策すべきとのご意見です。防音対策グッズとしては、防音壁、防音マット、など簡易対策グッズがありそうです。また、元から楽器演奏不可のアパート・マンションを選ぶのが対策になるかと思います。
賃貸マンションで隣のピアノの演奏音にイライラ
私は40代の主婦で通信教育の添削員をしています。住まいは東京です。この騒音で悩んでいた時の住所も東京でマンションに住んでいました。賃貸マンションであまり新しいマンションではありませんでした。私が騒音で悩んだのはピアノの音でした。我が家も子供には、楽器の習い事をさせていたのである程度はお互い様だと思っていました。
でも、お隣さんはピアノの先生で、ご自宅でも教えていらっしゃいました。他の場所でも教えていたようですが、この集合住宅でも生徒さんが来てレッスンをされていました。サイレントもお持ちのようでしたが、レッスンの時には普通にアップライトでした。生徒さんは週に1人とかではなく、複数人だったと思うのでピアノが聴こえてくる時間がとても長いのです。
特に発表会前などはずっと夕方から夜(9時)までピアノの音が響いていました。集合住宅での決まり事として、楽器は9時までと決まっていたのでルールは守られていました。でも長い時間ピアノの音を聞かされるのは結構辛い時もあります。家にいなければと思うかもしれませんが、夕方から夜の時間帯は私たちや子供も家にいます。
勉強などをしている時もピアノの音が聴こえてくるので、少しずつイライラしてきました。特に連弾などをする時には、参りました。耳栓を買うほどうるさいという訳ではないけど、「またか~」という感じでした。その方は毎日自宅で教えているわけではないので、レッスンがない日はとても静かで快適でした。そんな感じなので、イライラしてちょっと一言言っておこうかなと思ったり、静かな日があると波風を立てたくないと気持ちが揺れ動きました。
実施した防音対策
でも隣の方はとても親切な方なので、中々言えませんでした。そこの集合住宅に住んでいるのは私よりも長い方だったので、尚更です。何か文句を言ってお隣と険悪な関係を持ちたくないと思い、まず私たちの部屋の間取りを変えました。お隣と隣接している部屋は主に荷物を置く場所にして、勉強する部屋などは隣と隣接していない部屋に変えました。
また気休め程度ですが、段ボールも少し貼りました。防音のためのものも買おうかと思っていたのですが、そこの住宅に住むのも長くはないと決まっていたので、わざわざお金まで払って買うのは勿体ないと思っていました。
騒音元のピアノ講師の防音対策
お隣の方を含めて近所の方達とランチ会をしました。ある方がそのピアノの講師をしている隣人に「防音対策はどうしているの?」と聞いた時に「特に・・」と言われた時には、周りの方も少しびっくりしている様子でした。でも誰も何も言えない雰囲気でした。その方は住んでかなり長い間ピアノを家で教えているので、防音対策をするべきだと思うのです。
でもお隣の方は何度もいうようですが、親切な人でしたし、その集合住宅では力のある方でした。だから、今までもお隣に住んでいた方は何か思う所もあったと思うのですが、何も出来なかったのだと思います。
その防音の話になった時にお隣の方は「以前隣に住んでいたご家族に、お引越しする時に正直言ってうるさかったですって言われてしまった」と笑いながら話していましたが、私ははっきり言って笑えませんでした。そういう風に言われたなら、私なら多少お金をかけても簡易であっても防音室を作ると思います。
1日1時間~2時間程度なら「お互い様」ですが、4~5時間となると話が変わってきます。でも私たちは長く住むつもりでそこの住宅に住んでいたわけではないので、とにかく我慢することにしました。
引っ越す時に何か言おうかと考えた時もありました。でも私たちが引っ越しする時には、簡単なお別れ会も開いてくれるという話も頂き、また小さなプレゼントを頂いたので、結局何も言えないまま引っ越しとなりました。楽器の演奏は上手くても上手くなくても、自宅で長時間演奏する時には防音室が必要だと思います。ルールに沿って、時間を守ったとしても本当に迷惑だと思いました。楽器演奏されている方は、気を付けて欲しいと思います。