今回は、50代主婦さんが、上階の夜中のドスンバタン騒音に悩まされた体験談をご紹介してみます。騒音元に、「何かあったんですか?」と心配口調で、苦情を言いに行くと、その後は、静かになったそうです。騒音問題を直接、直談判するのは相手がやばい人ですと危険なので、管理人さんか不動産会社に言ってもらうのがベストとのことです。
夜中のドスンバタン騒音が地獄
私は現在50代ですが、これは私がまだ20代半ばの時に住んでいたマンションでのことです。現在のマンションはスラブ厚等にも十分考慮して、上の階の音が出来る限り気にならない様に造られています。しかし、昭和時代に建てられたマンションはそうではない物件もあったので、マンションに騒音トラブルは付き物でした。
私達夫婦がそのマンションに入居したのは、結婚後2年程が過ぎた頃で、まだ子供も生まれていない時でした。アパートから引っ越し、少し広くなり、中古ながら全面改装した物件だったので、気持ちも明るく入居しました。最初は私は仕事をしていた所為なのか、上の階の音は気になりませんでした。しかし、入居後1ケ月も経たない頃から、夜中のドスンバタンという音に起こされるようになりました。
入居時に隣だけでなく、上下の階にも挨拶に行き、その時は独身風の若い女性が出てきました。その女性が暴れて(?)いるとは到底思えません。どう考えても3~4歳の幼稚園に入った位の子供が遊びまくっている音です。走ったり、恐らくソファの様な物から飛び降りるような音でした。このドン!という音が一番うるさく、身体にも響きました。しかし、夜中、本当に1時~3時位の間なのです。とても幼稚園に行っていたら起きていられない時間でしょう。
そして、程なく私は妊娠して退職しました。すると、昼間疲れなくなった所為か、夜中の音が異常に気になり出しました。耳栓をしても振動で起きてしまうのです。でも、上に言いに行くのは夜中にわざわざ起きるのは面倒。でも、毎晩のことなのです。夫にとっては起きるほどの音ではないのか起きません。しかし、赤ちゃんの頃から小さい音で、すぐ起きていたという私には地獄でした。
ぼんやり覚えているのですが、ある晩、私は上の音に気付いて目を覚ました途端、「うるさい!」と叫んだそうです。その私の声で夫は起きたそうです。中には棒で下から突く人もいると聞きましたが、こちらの天井が傷つくだけで、あんなにうるさい中、こちらの音が聞こえるか?とも思いました。
やんわりと直接注意しに行く
若いので上の家に何と言って良いかもわかりません。まだ若かったのですね。とうとう、ある晩、まだ夜中にもならないうちに(確か10時位)上でドンドン!が始まったので、この時間なら、まだ起きていたので、夫を急かして上の階に静かにしてもらうよう言いに行ってもらうことにしました、私は。
ところが、夫も世間知らずというか、あまりもめ事が好きでないので、行きたがりません。そこで、「何かあったんですか?」と心配するような口調で言ってみたら?と提案しました。すると、夫は気が楽になったらしく、上の階に言いに行ってくれました。上の階の人も、「すみません」ということで、その後は大分静かになりました。
管理人さんか不動産会社に言ってもらうのがベスト
その後、上の階の住人が変わると、今度は水漏れがありました。それで知ったのですが、私達が住んでいた上の階は、別の県に住んでいる大家さんが賃貸物件として持っている物だったのです。お詫びにうちに見えられましたが、その時、「前の人は女性1人だったから、何もなくて良かった」と言ったので、夜中どんなにうるさかったか、あれは子供さんが騒ぐ音だったというと、大家さんが、貸したのは独身女性だったので、友達とそのお子さんが同居していたようなのを聞いて驚いていました。
やはり大家さんは近くにいるか、管理を不動産会社にでも任せてほしいですね。水漏れの時は、すぐ常駐の管理人さんに言いに行き、管理人さんと一緒に上の階の人に水漏れの原因を調べてもらいました。そして、以前の騒音の話を管理人さんにすると、「よく我慢したわね」と言われました。確か、1年近く騒音に我慢していたのです。
今、考えるとずっと我慢していた自分がバカだったと思います。こういうトラブルは、今の世の中、直接だと怖い場合も考えられますし、直接言うのも言いにくい事もあるでしょうから、ワンクッション置いて、管理人さんなり、不動産会社なり、から言ってもらうのが一番だと思います。