今回は、九州にお住まいの40代自営業者さんが、高齢者の喋り声や怒鳴り声がうるさくて悩んだ騒音体験談をご紹介してみます。直接、騒音元に苦情を言ってみたりもしたそうですが、効果があまりなく不動産屋へ苦情を言い続けること3か月でようやく騒音問題を解決したそうです。この体験から、「騒音の解決には時間がかかる場合もある。」と思ったそうです。低コストな騒音対策としては、耳栓も有効とのことです。

高齢者の喋り声や怒鳴り声がうるさい

私は九州在住の40代、自営業者で、自宅でパソコンを使った仕事をしています。自宅は木造のアパートで、もともと音が響きやすい建物だと言えるでしょう。部屋探しをしていたときは、とにかく安い物件がいいということで騒音のことなどあまり気にせずに選んだのですが、実際に住んでみると、隣の部屋の音に悩まされることになってしまいました。

隣の部屋に住んでいた方は、比較的高齢の一人暮らしの方で、ときおり喋り声や怒鳴り声が聞こえてきました。声のニュアンスは酒を飲んで酔っ払った感じで、独りごとのような喋り声が一晩中続くこともありました。それに多少大き目の声であれば何を言っているのか聞き取れるぐらいの壁の薄さだったので、あの政治家がダメだとか、猫の鳴き声がうるさい(お前が言うな!)とか、そういう愚痴を聞かされることもありましたね。

しかし、木造のアパートなのだから仕方ないとか、苦情を言うのも面倒だと思ってしばらくの間はひたすら我慢しました。でも、アパートに住み始めて3ヵ月ぐらい経った頃に、このままではノイローゼになってしまうと思って、真夜中、ちょうど喋り声がうるさいときに直接苦情を言いに行くことにしました。

隣の部屋の主に、喋り声が聞こえるので静かにして欲しいと伝えると、分かったと言って、その日は静かにしてもらうことができました。しかし、数日後には、また喋り声や怒鳴り声が聞こえてきます。それで、あまりにもうるさいときは直接苦情を言いに行き、また数日すると喋り声や怒鳴り声が聞こえてくるという状況が何度か繰り返されました。

不動産屋へ3ヵ月間苦情を言い続け問題解決

いっそのことアパートを引っ越そうかとも思いましたが、契約期間があるので簡単に引っ越すことも出来ません。そこで今度は、アパートを管理している不動産屋に苦情を言ってみることにしました。不動産屋へ電話して苦情の内容を言うと、本人に直接注意してくれることになったので、これでようやく解決できるなあと思ったのですが、実はそれからまだ苦悩は続きます。

不動産屋は、確かに隣の部屋の方に注意してくれたのですが、それでも喋り声や怒鳴り声の騒音は続きました。こうなったら、こちらも腰をすえて戦うしかないと思い、騒音がする度に不動産屋へ苦情を入れるということを何度も繰り返しました。途中からは、ちょっと切れ気味で苦情を言っていたような気がするので、不動産屋のスタッフの方には申し訳なかったのですが、こちらも必死です。

そして、結局3ヵ月ぐらい不動産屋へ苦情を言い続けることになったのですが、最終的には大家さんが出てきて、隣の部屋の方と直接話し合いをするということになりました。これ以上迷惑をかけるようであればアパートを出て行ってもらうといった話がなされたらしく、これには本人も参ってしまったようで、それ以降、騒音はほとんどなくなりました。今思うと、はじめから大家さんへ相談しておけば、もっと早く騒音の問題が解決していたのかもしれません。

騒音対策として耳栓も有効

こうして、隣の部屋の喋り声や怒鳴り声の騒音は解決したのですが、私が住んでいるのは木造アパートなので、他の騒音もあります。先ほど問題にしていた部屋とは違う部屋からも、テレビや音楽の音が結構響いてくるので、そちらの対策もしなければなりません。テレビや音楽の音については、あまりにもうるさいときは直接苦情を言いに行きますが、そこまで大きな音でない場合は耳栓で対処することにしています。

耳栓はドラッグストアや100円ショップなどで売られており、装着すると騒音を軽減することができます。値段も安いので、あまりコストをかけずに騒音対策をしたい場合に便利だと言えるでしょう。ですので、大きな騒音ではなく、ちょっとした騒音が気になる程度であれば、まずは耳栓を試してみるというのもおすすめです。