今回は、中部地方在住の50代自由業さんが、怪しい住居人たちの騒音に悩まされた体験談をご紹介してみます。騒音対策としては、騒音元の方の壁に家具を配置する騒音元から離れた場所で眠ることだそうです。怪しい行動や騒音は、周りの住人からチェックされているので、控えた方が良いとの主張です。また、町内環境が良いアパートに住んだ方が、騒音で悩むことが少ないとのことです。

怪しい住居人たちの騒音対策

私は現在50代で、中部地方に住んでいて、職業は自由業です。私が以前、住んでいたアパートの隣の部屋は角部屋だったのですが、入居者の出入りが多く、頻繁に入居者が変わっていました。時には何人で住んでいるのかわからないこともありました。しかも、時間に関係なく、複数人の話し声や笑い声が聞こえてきました。

私は当時、会社に勤めていたので、夜中の騒音はうるさいですし、気になって眠ることができません。そこで、騒音対策として角部屋側の方の壁に家具を並べて配置しました。家具の厚さの分だけ防音効果が高まります。さらに反対側の壁の方で眠るようにしたことで、かなり角部屋の人の声が聞こえなくなってきました。

耳栓をすればかなり聞こえなくなるのですが、毎日耳栓をしていると、耳の中が擦れてきて、痛くなってしまいます。また、逆に耳の中の音が気になって眠りにくくなることもあります。疲れている時はそれでも寝てしまうのですが、途中で耳栓が外れて、紛失してしまうこともありました。

迷惑な人達はチェックされる

アパートの住人は長くいる人はあまりいないので、できるだけトラブルは避けたいと思いました。仮に騒音で相手に直接苦情を言っても、角が立つだけで、あまり良いことはないと思いました。あまりひどい場合は大家さんに相談するというのも一つの方法です。直接相手に苦情を言うよりも、間接的に言ってもらったほうが効果はあると思います。しかし、住宅街の中にあるアパートなので、もし、隣がかなりうるさかったとしても、隣家から苦情が来ていたと思います。

以前から、アパートの住人はゴミの出し方が良くないという苦情が何度か寄せられていました。周りはアパートよりも一軒家の方が多いので、隣家の人たちはアパートの住人の行動をチェックしていたかもしれません。住民の方々がきちんとしている町内だったので、アパートで生活するとは言え、それほどハメを外したことはできない環境でした。

おそらく、町内の人が大家さんにアパートの件で苦情を言ったのか、いつのまにかアパートの入口に防犯カメラが設置されていました。訳のわからない人たちが出入りしていたので、不審者をカメラで捉えておけるように、あらかじめ防犯カメラを準備していたのだと思います。

郵便物は外の壁にまとまって取り付けてありましたが、一時期、それが撤去されていたことがありました。その為、郵便配達の人はわざわざ各部屋のドアポケットまで、郵便物を配達しなければなりませんでした。住人にとっては、わざわざ郵便物を取りに行かなくて済むので、その方が有り難く、便利に感じました。

ハメを外した行動は避けるべき

特に何か事件があって、警察がアパートに来たということはなかったのですが、やはり良く分からない人たちの出入りが多い部屋があったので、住民の皆さんも怪しく思っていたのではないかと思います。私も隣の角部屋はしょっちゅう人が変わっていたので、怪しい部屋だとは思っていました。しかし、昼間はアパートに居ませんでしたし、それ以上の詮索はしませんでした。

見た目だけでは判断できませんが、隣の人が誰かよくわからなくても、音でなんとなく判断することができます。特に騒音の多い住人は長くは住めないことが多いようです。私以外にも多くの目がチェックしているので、アパート暮らしでも、大学生の一人暮らしでも、ハメを外した行動は避けるべきだと思います。

治安があまり良くない地域に住んでいたら、怪しい人の出入りは日常茶飯事だったのかもしれません。しかし、幸い、私はかなり町内の環境が良い地域に住んでいたので、騒音対策も短い期間で済むことができました。アパートを選ぶ時は、やはり物件の良し悪しだけではなく、その街の環境も十分に考慮したほうが良いと改めて思いました。