今回は、30代主婦さんが、アパートの隣から聞こえる激しい喧嘩の声にこりごりした体験談をご紹介してみます。警察に相談したそうですが、騒音が収まった後では、対応してくれなかったそうです。管理会社から注意してもらうと騒音に悩まされることはなくなったそうです。結局、アパートだと、また、うるさくなるのが心配なので一軒家に引っ越し、その後静かに平穏に暮らせているので、一軒家に引っ越して本当に良かったとのことです。
深夜に言い争う声が聞こえる
神奈川県在住の30代主婦です。今は戸建てに家族で住んでいますが、5年前に夫婦で住んでいたアパートで、隣人の騒音に悩まされていた時期がありました。戸建てに引っ越した理由も、その騒音です。当初の予定では、もうしばらくそのアパートに住みながらゆっくり家探しをするつもりでした。
でも、騒音問題に耐えきれなくなり、アパートは2年足らずで引っ越してしまったのです。賃貸だったから、あっさり引っ越すことができて本当に良かったです。騒音というのは、アパートに住み始めて1年経った頃から少しずつ気になり始めました。はじめは、家具を動かすような物音だったのですが、聞こえるのが深夜だったので、なんでこんな時間に?と思ったのです。
そして、だんだん人が言い争う声も聞こえるようになってきました。父親と息子かな、といった感じの声です。自分たちがアパートに引っ越してきたときには、お隣さんにも挨拶に行ったのですが、そのとき出てきたのは普通のおばさんで、特に嫌な感じもしませんでした。家族構成などはわからなかったので、大きな子どもがいることも知りませんでした。
おばさんはあまり見かけなくなり、聞こえるのは男の声ばかりでした。なんだか文句を言っている様子で、穏やかではない感じだったので、気になってなかなか寝付けませんでした。それでも毎日ではなかったし、朝まで続くというわけでもなくそこまで大きな音でもなかったので、まだ我慢ができました。
警察と管理会社に連絡
我慢ができなくなったのは、その後です。深夜に、今度は男女の大喧嘩の声が聞こえるようになったのです。夫がいる日は、夫が隣に行きドアを叩くと納まりました。しかし、夫は夜勤で家を空ける日もあり、私は妊娠もしており、そんな日に夜中に一人で隣の大喧嘩の声を聞きながら、眠れるわけがありません。
そして、そんなことが何度か続いたある日、いつにも増して激しい怒鳴り声と叫び声が聞こえ、何とか朝を迎え夫が帰宅してすぐ警察に相談に行きました。叫び声も聞こえたので、DVかもしれないとも思ったし、何かあってからでは遅いと心配もありました。警察では、いろいろ事情を聞かれましたが、結局納まってからでは動くことはできないのです。今度何かあったらすぐ通報してくれとのことでした。
さらに、その騒音部屋の下に住む人と一緒に大家さんにも相談に行きました。大家さんはアパートのことは管理会社に任せているから対応できないとのことで、管理会社に電話をしました。管理会社から注意がいったのか、その後、騒音に悩まされることはなくなりました。
引っ越す
でも、そのときすでに私は、妊娠と夫の夜勤で一人になることの心細さで、かなり疲れてしまっていました。子どもが生まれて小学校に上がるくらいまでは、このアパートに住もうと思っていたし、そのくらいの余裕のある広さのアパートを選んだはずでした。でもまた隣からすごい物音や喧嘩の声が聞こえてくるかもしれない、そう思うこと自体がストレスになっていたので、夫と一緒に家探しを始めました。
次に引っ越すときは、賃貸アパートではなく家を買おうと決めていたので、じっくり探したかったのですが、もう早く引っ越したいというのもありました。結局気に入った中古の戸建てがあったので、決めてしまいました。
引っ越してからは、近所の人もいい人ばかりで、戸建てなので音も全然気にならず快適です。むしろ、子どもの声が隣に迷惑じゃないかという心配をしなくて済むので、早く引っ越せてよかったくらいです。
それからしばらくして、前のアパートは取り壊されて、新しく建て替えられました。ということは、あの隣人はどこかに引っ越したのでしょう。もう、今後は引っ越せないので、なにもトラブルなく穏やかに暮らしたいです。