今回は、30歳フリーターさんが、壁の薄い団地でお隣さんの怒鳴り声がまる聞こえして悩んだ体験談をご紹介してみます。怒鳴り声が気にならないようにワイヤレスヘッドホンを装着して、テレビや音楽を聴くとだんだんと騒音が気にならなくなっていったそうです。騒音対策として重要なのは、「騒音に集中しない状態に自分自身をもっていくこと。」だそうです。
壁の薄い団地でお隣さんの怒鳴り声がまる聞こえ
私は30歳、男、フリーターの中部に住んでいる人間です。騒音体験が私にもあります。市営団地に住んでいた頃ですが、壁が薄く、お隣さんの怒鳴り声がまる聞こえだったのです。
普段の話し声なんかはわりと聞こえないのですが、あきらかに怒っているなという声はガンガン聞こえてきました。家族のケンカのようなのですが、はっきりと聞こえる状態でも、なんでそんなに怒っているのかはわからなく、ちょっとどうしたんですか?と思わず声をかけてしまいそうになるくらいキレまくっていました。
その怒鳴り声はおそらくお隣の旦那さんなのですが、静かにしてくれと言っても、怒っている方に静かになんて言ったらますます火に油を注ぐかもしれないですし、あまり関わりたくないという気持ちもあり、苦情は言いませんでした。ただ、これだけ怒鳴り声が聞こえると自分達の声もけっこう聞こえてはいるんだろうなと心配になったりしました。
お隣の旦那さんは怒りだすと二時間くらい怒っていることもあり、その間怒鳴り続けていたので、テレビを見ていても怒鳴り声に耳がいってしまい、うまく楽しめなかったり、ケンカばっかしないでくださいよとこちらまでイライラしてしまうことも多々ありました。
何を怒っているのか不明
なにをそんなに怒っているのだろうか?気になって逆に耳を傾けてみたりもするのですが、そうすると怒りの内容まではわからないくらいの怒りかたなんです。お前のそういう所を言ってるんだぞとか、家族の方に言っていることは聞こえるのですが、家族の方の声は聞こえないんです。
お前のそういう所やぞ、ごにょごにょ、なんでそんな言い方するんや、ごにょごにょ、バカ野郎、ごにょごにょ。
両者、声大きいか、両者、声小さいかどちらかにしてくれよ、もう本当にイライラさせられました。
たまにですが、こちらが音楽を流していたりすると、うるさいなぁと聞こえたりもしたので、こちらの音もイライラの相手のイライラの原因になっているのかなと思ったりもして、テレビはギリギリ聞こえる音量、音楽はスピーカーでは流さないという状態で過ごしていました。
ワイヤレスヘッドホンを購入
そんな時に家電量販店に行き、ヘッドホンコーナーを見ていたら、ワイヤレスヘッドホンを発見し、これはいいと購入してみました。
使ってみると密閉型で音漏れも少ないですし、コードがないぶん凄く部屋の中で使いやすいんです。テレビを見ていてトイレに入ってもワイヤレスヘッドホンをつけていれば、テレビの途中でも話しがわからなくなることもないですし、音楽も自由に聞いていられる。素晴らしいものを手に入れたと思いました。
お隣さんの怒鳴り声が聞こえだしたら、スッとワイヤレスヘッドホンを装着、一瞬で、テレビの世界、音楽の世界に入り込めるのでお隣さんの怒鳴り声は気にならない状態を作ることができました。
強制的に怒鳴り声を聞いていなければいけない状態から逃れることができるようになると、ちょっと怒鳴り声が聞こえても、怒鳴り声が気にならないようにだんだんとなっていきました。
騒音に集中しないことが重要
私には、今テレビを見ていていい気分なんだから怒鳴らないでよとか、音楽くらい好きに聞かせてよという怒りが、お隣さんに対してあったようなので、ワイヤレスヘッドホンがあれば、意外と平気なんだなと気づかされました。普通のヘッドホンをしていた時にはコード以上の距離を動けない、邪魔くさいというのが凄くストレスだったのですが、ワイヤレスでそれも改善され、悩みではなくなりました。
お隣さんがうるさい、それはそこに集中してしまうと苦痛になりますが、なぜ嫌かを考えてみると意外と解決するかもしれません。騒音に集中しない、それが一番大事な騒音対策ではないかと思います。