今回は、30代主婦さんが、道路で遊ぶ子供(道路族)や近所のママのおしゃべりなどの騒音に悩まされた体験談をご紹介してみます。騒音を注意しても逆にキレられたりする場合話し合っても無駄なので相手の存在を無視するのがストレスなく生きるのに一番良いとのことです。まあ、絶対に自分が正しいと思っている闘争本能むき出しの人と話し合っても相手が折れてくれることはなさそうなので、的を得た対策だと思います。

道路族がうるさい

30代主婦です。中部地方の郊外の戸建てに住んでいます。過去に(現在も)騒音被害に悩まされていました(います)。それはいわゆる道路族と言われるもので、子供が道路で遊びます。

近所の子供のお見送りのママが集まって朝は1時間ほどおしゃべり。テンションが高くなって「アッハハー」と林家パー子みたいな声が響きます。住宅街なので響く響く。ご自分の声がそこまで響くとは感じていないんでしょう。そして、家の中でもうわさ話はつつぬけ。あのお宅のお子さんの名前とか、ケンカしたとか、ご近所の奥さんとか、担任の悪口とか……。そんなこと言っていいの?ということまで言います。

そして、午後は幼稚園から帰ってきたら公園には行かずに道路で遊ぶ。オープン外構(門や壁がない家)なので、ボール遊びをしているとボールが自動車に当たります。でもお構いなし。人の駐車場に入ってきてボールを取ってボール遊び再開。

ひどいのが親も悪いと思っていないから、オープン外構の住宅街で全力ドッヂボール。いけいけーと叫び声が響きます。窓を閉め切っても声が響くので、家の中にいても憂鬱です。

注意すると逆ギレ

何度か優しく注意をしました。すると、逆ギレ。隣の旦那が出てきて、「お宅の庭に来た鳥が我が家でフンをした、どうしてくれる!」と怒鳴られました。そして、「お互い様なんだからガマンしろ」と。

いやいや、お宅はボール遊びでボールをぶつけるのはやめればいいことでしょ。我が家に遊びに来た鳥はお宅でフンをしたなんて、別に飼ってる鳥じゃないし……。調べると、隣の旦那は競艇選手で隣の妻も競艇選手。負けん気は強いようです。

小学校や警察、市役所に苦情を入れました。そうしたら「注意喚起はします、ただし親御さんが自分たちのことと思ってもらえるかどうか……」だそう。警察も住宅街のボール遊びは基本的に禁止なので、パトロールをしてくれることになりました。

ただ、道路族のひどいのがパトロールをした後で「行ったぞー!」と出てくるんです。市役所もパトロールをしているものの、できれば波風を立てずに生活するのが一番との方針でした。

騒音を親が悪いと思っていない

ノイズキャンセリングのヘッドホンをしたり、道路族が遊ぶ時にYouTubeの悪霊退散の音楽をかけたり、警備会社に巡回してもらうようにはたらきかけたりもしています。ただ、親が悪いと思っていないようで……。

ある時、ひどかったのはバスケットボールを隣の家のカーポートに投げてカーポートに乗せて遊んでいたこと。あたかもバスケットボールゴールのような雰囲気です。ダムダムダムダム……。キャー!!ヒャー!!と普通の声じゃなくて興奮している女子の声。見ると1人1個のバスケットボールを持っています。小学校に通報するとすぐに来てくれることになりました。

相手の存在を無視するのがストレスなく生きるのに一番

道路族がいる日は眠れなくなります。こちらは静かに過ごしているのに好き勝手している近所の道路族。カウンセリングにも通ったのですが、「相手は人間と思ってはいけない、理解しようと思ってはいけない」と言われました。宇宙人なのだそうです。

新興住宅街のトラブルで道路族の問題は多く、道路族側は悪いと思ってはいないのでタチが悪いです。直接、話し合いをしようと思っても言い分が伝わるわけはなく、公園に行く手間も惜しい。おでかけもしない。車にボールがぶつかってもバレなければいい。

むしろ親も一緒に子供と遊びを楽しみ、のびのび育児。マイルドヤンキーと呼ばれる人種なので、怒られたらキレるのもお手の物。なので、結局は相手にしない、被害があればすぐに警察、お互い仲良くすることは無理というのが結論。分かり合えることはなく平行線なら、相手の存在を無視するのがストレスなく生きるのに一番なのだと専門医は話しています。