今回は、自営業さんが、ヨドバシカメラで購入したBoseのノイズキャンセリングイヤフォンQuietControl20についてのお話をご紹介してみます。ノイズキャンセリングイヤフォンで飛行機のジェットエンジン音が消えて感動のあまり声が出たそうです。ノイズキャンセリングイヤフォンは、電車内などで毎日を少し快適にしてくれる相棒とのことです。今買うならQuietControl30がおススメとのことです。
ヨドバシカメラでBoseのノイズキャンセリングイヤフォンQuietControl20を購入
普段は大阪に住んでいるのだが自営業の仕事の関係で時々海外に出張する事がある気ままな30代の私。去年たまたま海外出張の前に家の近くの大阪駅前ヨドバシカメラをふらふらとしていたら、ノイズキャンセリングイヤフォンというものが目に入った。なんぞやこれは。どういった用途のものだろう。
SONYやらオーディオテクニカやら、、色んなメーカーが出しているようだ。自分では違いも何もわからないので近くにいた店員さんに話しかけてみた。話の流れで近く飛行機での出張がある旨を話すとBoseのQuietControl20を勧められる。説明によるとどうにもノイズと逆の波長をイヤフォンから出すことでノイズを打ち消すとかなんとか。説明を聞いてもさっぱりピンと来ない。
まぁ確かにいつも飛行機乗るとうるさくて眠れないし耳も疲れる、けどこんな小っちゃいイヤフォン一つでそんなに変わるわけもないよなぁ、とあまり期待もせず軽い気持ちで手にとって聴いてみる事にした。するとこれがなかなか優秀なのである。店内のアナウンスやらざわつきやらがすーっと遠ざかる感じ。
飛行機のジェットエンジン音が消えて感動で思わず声が出る!?
とはいえあくまでも人の声くらいなものだし飛行機のジェットエンジンの音なんてさすがに消せっこないだろうと半信半疑のままとりあえず購入してみた。そしていざ出張当日。飛行機は無事離陸した。ノイズキャンセリングイヤフォンは満タンに充電もしてきて準備万端。どんなもんだろう、とワクワクしながらいざ耳へ。おおおお!感動で思わず声が出た。静寂。
もちろん遠くで聞こえはするのだが自分だけが隔離されたような感覚。まるで陸上から水の中へ潜ったような。とはいえ人の声が全く聞こえないのも困りものだけれど(キャビンアテンダントさんが食事の時に話掛けてきたりするし)けれどそういった時には人の声だけ聞き取りやすくしてくれる便利なモードもちゃんと付いているのだ。
いやはや、飛行機に乗って最大限の効果を思い知らされるとは心底恐れ入った。後から調べたところによると、このシリーズは飛行機の騒音を意識して開発されたそうな。そう言った経緯もあり航空会社によってはファーストクラスやビジネスクラスで機上で無料で提供されてもいるらしい。
ノイズキャンセリングイヤフォンのデメリット
道理で。充電の持ちの時間も思いのほか長く、お陰で普段は眠れない13時間のインターナショナルフライトもこれを耳栓がわりにつけたまま無事にぐっすり眠ることができた。難点としては、備え付けの3サイズのシリコンの耳に入れる部分が一番小さいものでも私の耳には大き過ぎたのか長時間つけていると段々と耳が痛くなってくる事。
これはトイレに立つ度に耳を揉んでおけばなんとかなった。もう一つ、やはりノイズと逆の波長を同じだけの強さでぶつける事でノイズを消すというこのイヤフォンの仕組み上、全くの無音状態とは違い恐らくかなりの圧力が鼓膜にかかっているのか長く使っているうちに次第に鼓膜に圧迫感を感じるようになってくる。
ボーズのノイズキャンセリングイヤフォンQuietControl30は更に凄い
そしていざイヤフォンを取って耳を少し休めようとすると外の騒音の大きさに驚く、ということが何度かあった。とはいえ、それを補っても余りある快適さである。同シリーズのQuietControl30ではノイズキャンセリングの強さも調節できるようなので状況により調節する事で耳への負担もさらに軽くなるだろう。
さらに機内で使う上ではコードがある煩雑さが意外にネックになってくるので、1万数千円の違いはあるがこれから買う人たちにはQuietControl30をお勧めしたい。これがあるだけで空の旅が格段に上質のものになる。後日談ではあるが電車移動の際にこのイヤフォンを毎日使っていると聴いている音楽の音量が小さくでもクリアに聞こえて更に混んだ車内でもストレスが少ないことに気付いた。
音によるストレスって意外に多いのです。
ノイズキャンセリング機能はストレス社会に生きる私たちにこそ必要な救世主なのかもしれない。