今回は、20代会社員さんが、スカイプミーティング用に購入したソニーのノイズキャンセリングヘッドホン(MDR-NC300D)についてのお話をご紹介してみます。消音効果としては、赤ちゃんが側で泣いていても気にせず(赤ちゃんの面倒は別の人が見ている。)スカイプミーティングできる程の効果があったそうです。デメリットとしては、耳が痛くなる、周りの音が聞こえないので危険、などがあるそうです。
スカイプミーティング用にノイズキャンセリングイヤホン購入
20代、東京都在住の会社員です。
私が使っていたノイズキャンセリングイヤホンはソニーのノイズキャンセリングヘッドホン MDR-NC300Dです。
初めてノイズキャンセリングイヤホンを知ったのは会社の同僚からでした。
仕事柄、あちこち動き回るのでミーティングは会議室ではなく、専らスカイプ上(ネット上での会話ツール)で行なっていました。
また、自宅でもミーティングを行うことがあり、イヤホンは元々私の必須アイテムでした。
ある時同僚から、お勧めのイヤホンがあると言われ、勧められるがままに上記ノイズキャンセリングイヤホンを購入しました。
どうせイヤホンを変えたところで大きな違いは無いだろうと思っていましたが、使い始めてノイズキャンセル機能をオンにした瞬間、周りの音が一気に聞こえなくなりました。
あの時は大変驚いたことを覚えています。
赤ちゃんの泣き声も一切気にならなくなる
実はその頃自宅には新生児がおり、癇癪を起こした時には仕事部屋まで泣き声が届いていました。
ところが、このイヤホンを使い始めてから、ミーティング中にはその泣き声も一切気にならなくなりました。(もちろんその間は家人が赤ちゃんの面倒を見ています)
これは私にとって大変ありがたい機能でした。さらに前述の同僚から、ミーティング中だけでなく普段からも使えると聞き、特にイヤホンの必要性のない場面でも耳栓として使用するようになりました。
仕事で集中したい時、明日に向けて新生児の泣き声に囚われず眠りたい時(もちろん家人が…以下略)ノイズキャンセリングイヤホンは抜群の効果をもたらしました。
イヤホンのおかげで仕事の効率も幾分上がったくらいです。
嬉しい効果
さらに予期せぬ嬉しい効果もありました。
今まで通常のイヤホンで長時間のミーティングを行っていた私が、ノイズキャンセリングイヤホンに変えたことで、聴力が少し回復したのです。
これは後から知ったのですが、ノイズキャンセリングイヤホンには過度の大音量から耳を守ってくれるという側面もあったようです。
そうなってくると、出勤中、ミーティング中、あらゆる場面で私はイヤホンを付けっぱなしにしておくようになりました。
弊害1:耳が痛くなる
しかし、やはりそれには弊害もありました。
まず、第一に耳が痛くなります。
どんなイヤホン、耳栓でも同じ事と思いますが、ずっと耳に付けているとその内痛くなります。
さらに、夏場に付けっぱなしにしておいた時は、汗で耳の中が蒸れてしまいました。
このどちらも、適度にイヤホンを外して休憩したり、耳周りの汗を拭き清潔に保てば防げる弊害です。なのでそこまで深刻ではありませんでした。
弊害2:周りの音が聞こえないので危険
ただし、覚えておかなければいけない弊害はもう1つあります。
それは、街中でイヤホンを耳栓代わりに使う時の周りへの注意です。
人は通常、目で見たものや、耳で聞いた音で周りへの注意を払っています。
最近の車は排気音がどんどん静かになっていますよね。
そんな車が小さい路地で後ろから近づいてきた時、ノイズキャンセリングイヤホンはその抜群の効果で車の音を消してしまうことがあります。
また、会社で集中して仕事をしている時、耳栓代わりにしていたイヤホンのおかげで上司からの口頭の指示を聞き逃すこともあるかも知れません。
これらは、イヤホンの精度が高ければ高いほど注意しなければならない弊害です。
私の場合は駅のホームで電車を待っている際、イヤホンをしていた為に遅延情報を聞き漏らし、遅刻ギリギリになった事がありました。
それでもメリット大
ただ、これら弊害を踏まえても、私はノイズキャンセリングイヤホンを使用するメリットの方が大きいと考えています。仕事での集中力の上昇やミーティングの密度の上昇を考えると費用対効果は抜群だからです。
これからノイズキャンセリングイヤホンの購入を考えている方、また既にお使いの方は、使用する場面毎に最適な使い方を導き、使い方を決めて行くと良いと思います。