今回は、50代会社員さんが、英語学習用に購入したSONYのノイズキャンセリングヘッドフォン(MDR-NWBT20N)についてのお話をご紹介してみます。ノイズキャンセリングヘッドフォンならボリュームを下げて英語学習でき耳の負担を軽減できる点が良いとのことです。雑音軽減効果で集中力を高められる点も良いそうです。電車の走行音の騒音低減効果は高いそうですが、人間の声は比較的聞こえるそうです。ボーズのノイズキャンセリングイヤホンなどだと隣の住人の話声がクリアに聞こえる状態でも、ノイズキャンセル機能をオンにすると聞こえなくなるので機種によるかと思います。まあ、ボーズは高い(約3万円)ですが引っ越し代金よりは安いかと思います。

英語学習用にノイズキャンセリングヘッドフォンを購入

年齢:50代
職業:会社員
居住地:東京都

使用しているノイズキャンセリングヘッドフォン:
SONY 「MDR-NWBT20N」

ノイズキャンセリングヘッドフォンを使用し始めた理由は、電車内での英語のリスニングを聴きやすくするためです。音楽を聴く場合であれば、歌詞の言葉の一音まで聞き取れなくともフィーリングで楽しむことができますが、英語学習の場合は単語と単語の間のリンキングを含めて細かな音をきちんと聴きたいものです。

ノイズキャンセリングヘッドフォンならボリュームを下げて英語学習でき耳の負担を軽減できる

ボリュームを上げ過ぎると当然のことながら耳に負担をかけてしまいます。年齢も50を超え、老化による聴力の衰えも気になり始めているところです。実際、ここ数年の健康診断では、聴力検査に引っかかるようになってきました。できるだけ耳を労う(ねぎらう)よう心がけていることもノイズキャンセリングヘッドフォンの使用理由です。

実際に使用しているうえでの感想ですが、ノイズキャンセリングであることと、そうでないことの差は非常に大きいものがあります。私が普段通勤に使っている電車は地下鉄で、地上を走る電車よりも走行中の車内の騒音は大きいと感じています。

ノイズキャンセリングでない他のヘッドフォンの場合、この環境でリスニング教材を聴き取ろうすると、スマートフォンのボリュームを目盛りの60%くらいの位置にして聴きますが、ノイズキャンセリングヘッドフォンだと40%くらいの位置で聴いています。ちなみにノイズキャンセリングで音楽を聴くときは30%くらいの位置に下げます。また、リスニングの聴き取りやすさだけでなく、単純に騒音を軽減してくれることに対する心地よさも感じます。

ノイズキャンセリングヘッドフォンの雑音軽減効果で集中力を高められる

朝、通勤のためにマンションの玄関から外に出て、耳にはめたノイズキャンセリングヘッドフォンの電源を入れます。すると、聞こえていた道路の騒音が、スッと軽くなります。この時の心地よさは少し癖になるくらいです。

そういう意味では、何を聴くわけでもなく、騒音軽減の耳栓替わりに使用することも非常に有用なんだろうと感じます。私はしていませんが、職場で席に座って仕事をしている人がヘッドフォンをしているのをたまに見ることがあります。

職場のモラルとして周りにどう捉えられるかという問題は有るかと思いますが、あれがノイズキャンセリングを使って集中力を高めているのなら、それはそれで良いのではないかと思います。

ノイズキャンセリングヘッドフォンは電車の走行音に効果大だが人間の声は比較的聞こえる

ただ、ノイズキャンセリングに過剰な期待をすると少しがっかりするかもしれません。ノイズキャンセリングとは言え、まったくの静寂が訪れるわけではありません。例えば駅にいる時に、音楽等を聴いているのではなく電源だけ入れている状態で、駅のアナウンスが理解できる程度には聞こえています。

駅にいる時や電車の中、道を歩行中に本当に何も聞こえていなければ危険な場合もあるでしょうから、その程度で良いのではないかと思います。あと、説明書にも書いてることですが、ノイズキャンセリングの効果は主に低い周波数に効き、高い周波数には効果が無いようです。電車の走行音であるゴォーッという音には効果があるようですが、周りの人間の声とかには比較的効いてないかもしれません。

ノイズキャンセリングヘッドフォンは湿気に弱い?経年劣化が心配?イヤーピースが紛失しやすい?

ノイズキャンセリングヘッドフォンのメリット、デメリットを考えてみます。メリットは前述のごとく耳の負担を大きくしないまま聴き取りやすさを得られる点ですし、音楽を聴いている時でもノイズキャンセリングによる音の制御によって音質に悪影響を与えている印象はありません。クリアに聴こえていると思います。

デメリットで思いつくのは、耳に差し込むヘッドフォン部に周囲の騒音を集めるマイクが付いていて、ここを濡らしたりしたら壊れてしまうんじゃないかという心配から、夏場に髪の毛からの汗が付かないよう気を遣う時があります。

実は、現在使用中のモデルの前に使用していたノイズキャンセリングをスポーツジムで使っていたことがありました。

するとジムでの使用開始から2,3ヶ月程で、やたらバチバチと異音が発生するようになりました、頭部からの汗や湿気のためか、またはその前から通算で3年程使用したものなので経年劣化だったのか、その辺りは何とも言えません。

あと、ヘッドフォン部には直接耳に挿し込む部分にラバーのイヤピースを付けますが、このイヤーピースのフィット具合がノイズキャンセリグ効果に影響を与えます。フィットするサイズを選んで使用します。

ノイズキャンセリングのヘッドフォンに限ったことではないですが、このイヤーピースが割と取れやすく、道や駅で気づいたら外れていた場合、発見できないことも多くあります。もう少し取れにくい構造になれば良いのに、と思っています。