今回は、40代主婦さんが、隣の家の子供の声や子供をしかる親の声がうるさくて悩んだ後、自治会長が騒音主を注意して更に騒音主が大音量音楽をかけてうるさくなった騒音体験談をご紹介してみます。直談判すると逆切れされたり、警察に相談しても特に事件が起きているわけではないので何もしてもらえなかったので、弁護士に相談すると内容証明郵便を弁護士が送った後、騒音がピタッと止まったそうです。
子供の声や子供をしかる親の声がうるさい
私は大阪に住む40代の主婦です。
私が悩まされた騒音は近所に住む子供の声や子供をしかる親の声でした。
私にも小学生の子供がいますから、子供の遊び声などは普段気になることもありません。ただ隣に住む子供は夜10時頃まで大声で騒ぎまくり、それをしかる親がさらに大きな声で近所中響きわたっているほどでした。
当初は子供がしていることだから仕方ないと思っていましたが、1年中そういったことが続き、夏場は窓を開けているのでよけいにうるさくて仕方ありませんでした。
少し子供が成長すればマシになるかと思っていましたが、うるささは増していき、しだいに夜の11や12時頃まで騒ぐようになっていきました。
自治会長が騒音を指摘後更にうるさくなる
近所に住む友人にも相談してみたところ、20メートルほど離れたその友人の家にも聞こえるほどだそうで、自治会でも話題に上っているそうでした。
自治会長が何度か指摘をしてくれたようなのですが、その家の親は特に悪びれる様子もなく、何の改善もされませんでした。
自治会長が指摘した後くらいから、以前よりもひどくなり、それまでは子供が騒いでうるさいだけでしたが、それにプラスして大音量で音楽をかけるようになりました。
こういった騒音問題はよくテレビなどでも見たことがあり、自分には関係ないものだと思っていましたが、まさか自分の隣にそんな人が住むなんて予想もしていませんでした。
その騒音は特に我が家にむけてかけられているようで、うちが標的にされているということに気づきました。
そういえば、自治会長が指摘をした後から、洗濯物がなかなか乾かないなーと思うことがたびたびありましたが、それも隣人が水をかけていたためだということが後でわかりました。
ここまでくるとさすがに堪忍袋の緒が切れてしまい、夫とともに直接苦情を言いに行きました。
直談判
隣の住民は最初は父親が対応していましたが、途中から母親が出てきてあんたたちが自治会に文句を言ったのが気に入らない。自分の家で音楽をかけているだけだから何の文句も言わせないと全く悪びれる様子もなくドアを閉められてしまいました。
私たちはこんな対応をされたのがショックで、怒りというよりも理解不能で唖然としてしまいました。
自治会へ苦情を言ったのは私たちではありませんから勘違いをしているのは間違いありませんが、それでもあの態度は理解することができませんでした。
警察に相談
このまま放置していると被害は拡大しそうで、子供にも危害を加えられたらと不安になり警察に相談することにしました。
ただ警察に相談しても脅迫などをされているわけではないし、危害を加えられているわけでもないのでなにもできない。様子をみてくださいとだけいわれました。
この対応には正直がっかりしましたが、何か事件が起きない限りは警察はあてにできないとわかりました。
弁護士に相談
このまま引き下がるのも納得できませんし、引っ越しをするのも難しいので、今度は弁護士に相談することにしました。
被害を受けた上に弁護士費用まで出すのは腑に落ちませんでしたが、これで何とか解決できればと思い藁をもすがる思いで弁護士事務所に行きました。
弁護士には定期的に騒音があるのであれば、ボイスレコーダーで録音し証拠を押さえておくことが大事だといわれました。
録音はすでに警察に相談した時に録っていましたから、証拠はあり、弁護士もこれはひどいということで内容証明郵便で迷惑行為をやめるように警告文を出してくれました。
内容証明郵便がいつ届いたのかわかりませんでしたし、怒鳴り込んでこられたらと思いしばらくは不安な日々を過ごしましたが、ある日を境に騒音はぴたっととまり、怒鳴り込まれることもありませんでした。
弁護士の話では、警告をしても迷惑行為をやめない場合は裁判所で調停や訴訟を起こすので、ほとんどの場合警告文が届いたら迷惑行為はなくなると言っていましたが、まさかこんなにすぐに効果があるとは思ってもいませんでした。
それからしばらくして隣人は引っ越して行ったので、今では穏やかな日々を過ごしています。