今回は、30代専業主婦さんが、隣の建物の解体作業の音がうるさいので引っ越し、駅に近いマンションでは電車関連の音がうるさくて引っ越し、最終的には駅から遠い戸建て住宅に引っ越して静かな生活を手に入れた騒音体験談をご紹介してみます。家を探すときは間取りと利便性だけで選ぶのではなく、騒音がないかも重要な選択要素だとのことです。
引っ越したら隣の建物の解体作業が始まる
30代女性、専業主婦です。
結婚当初、品川区内の新築の賃貸マンションに住んでいました。
「部屋は綺麗だし立地も良くて幸せだな〜」と思っていたのですが、引っ越してすぐに妊娠が発覚しました。
妊娠がわかった頃は、まだ仕事をしていたので、マンションには寝に帰るだけの生活でした。
しかし、ひどいつわりが始まり、仕事を辞めて一日中家に引きこもる生活へと一変した途端、目の前の幹線道路のトラックの音が気になり、気持ち悪さと戦いながらイライラする生活に様変わりしました。
まだ7階に住んでいたので、トラックの騒音レベルは我慢できるのですが、引っ越してすぐに、隣にあった15階建てくらいのホテルの解体作業が始まり物凄い騒音…
「解体なんて聞いてないよ〜」と、苛立ちが募るばかりで、怒りの矛先をどこに向ければいいのやら、この吐き気をどうしたら収められるのやらと、かれこれ数ヶ月間は朝9時前から18時頃まで騒音とつわりとの闘いでした。
契約時に不動産屋さんからは一切解体の説明もなく、結局騒音に耐えられずに、新築のマンションを4ヶ月で出ることにしました。
駅に近い賃貸マンションは電車の音がうるさい
せっかく抽選で当たった、新築マンションなのに…と後悔の念と、また引っ越し費用がかかるという経済的負担と、そしてつわりがおさまらない気力のなさで悲しかったです。
子供が生まれることもあり主人の実家の近くに住むことに決め、またマンション探しを始めました。
騒音の失敗の経験を生かして、大きな道路から一本奥に入ったところで、リビング側の騒音が気にならないところで探しました。
都内からは遠くなってしまうのですが、駅から徒歩3分の埼玉県内の賃貸マンションに決めました。
最初は快適に過ごしていたのですが、駅徒歩3分というのは「ほぼ駅のホームの目の前」なので、電車の走行音、停車音、出発音、発車ベル、特急列車が通過するときの「ポワーン」と鳴らす警笛が朝から晩まで鳴っています。
踏切からは遠かったのと、前回の解体音に比べればなんてことはないですが、駅近の線路沿いの物件のデメリットは電車の関連音が気になると学習しました。
そこの賃貸マンションも丸1年住んだところで、結果出ることにしました。
駅から遠い戸建て住宅でやっと静かな生活を手に入れる
次こそはと駅徒歩10分の戸建を購入し、静かなところでやっと快適な生活を過ごせることができました。
子供も生まれて、そのままマンションに住んでいたら、夜泣きを気にしたり、他の家の子供の足音を気にしたり、騒音を気にして生活しなければならなかったと思いますが、2回の騒音の失敗から、家を探すときは間取りと利便性だけで選んではいけないと学べて結果的には良かったのかなと思いました。