今回は、50歳会社員さんが、大音量音楽が邪魔なので使ってみたソニーのノイズキャンセリングヘッドホンMDR-XB950N1についてのお話をご紹介してみます。大音量音楽、車の走行音、草刈機の音などをある程度遮断する効果があったそうです。無音状態のノイズ、充電、自転車に乗る時は危険等のデメリットがあり、非常に高価な耳栓として効果バツグンで、音質はあまり良くないそうです。
大音量音楽が邪魔なのでノイズキャンセリングヘツドホンを試す
50歳会社員で、滋賀県在住です。SONY MDR-XB950N1 を使ってみた。
自宅パソコンルームで、息子がスーパーウーファーを使い、大音量で音楽を聴くので、自分の持っていたヘッドホンでは、その音が邪魔だったため、ノイズキャンセリングヘツドホンを試してみようと思いました。
試してみた結果、スーパーウーファーから出ている低音が、ほぼ打ち消されて消えていました。お蔭で、息子の大音量音楽に邪魔されることなく、自分の音楽が楽しめるようになりました。
ただ、ボーカルの音などはあまり消えることがないので、自分のヘッドホンもある程度音量を上げざる得ませんでしたが、今回のヘッドホンは密閉型なので、外部の音をある程度遮断してくれるため、そんなに大音量にする必要はありませんでした。
車の走行音・草刈機の音などにも効果あり
他に消去されることに気付いた音としては、家の外の草刈機の音、車の走行するロードノイズ、車のエンジン音など、回転から発生しているノイズは、かなり消えるようです。
車に乗せてもらい、助手席で聴いてみた時は、まずタイヤがアスファルトを擦るロードノイズが消えるので、低音の雑音が無くなり、まるで新幹線の中で音楽を聴いているような感じです。家族でのドライブで、自分の世界に浸りたいときは最高です。
エンジン音もかなり消えるので、急加速しているにも関わらず、静か。これも新幹線のN700A系のような加速感ですね。
話しはそれましたが、車の中で聴く音楽が、エンジン音や、ロードノイズに邪魔されることがないので、自分の音楽の低音がしっかり聴こえて、感動ものです。
無音状態のノイズ・充電・自転車に乗る時は危険等がデメリット
ここまでは、良いことだけ書きましたが、デメリットとしては、無音状態の時、ヒスノイズ(高音のサーーというノイズ)がわずかに鳴り続けています。ロックや、POPSを聴くときはまったく気になりませんが、クラシックを聴くときは、気になります。最小音から最大音までの有効度、ダイナミックレンジも狭くなっている気がします。
それと、USBで充電して使う必要があるので、その点では常にバッテリー残量を気にしている必要があるので、デメリットですね。
それと、自転車に乗りながら、ノイズキャンセリングONにするのは危険ですね。近づいてくる車のエンジン音や、ロードノイズが聞こえませんから。(元々自転車に乗りながらヘッドホンをすることは禁止されていると思いますが・・・)
あと、非常に高価な耳栓ですが、ノイズキャンセリングをONにすると、周りの環境音が遠ざかって聴こえ、小さくなるので、このような文章を書く時のように、ものごとに集中したいときに耳栓代わりとしても使えます。その際、充電済みであれば、ブルートゥース接続により、ワイヤレスヘッドホンになりますので、非常に高価な耳栓としてはバツグンです。
ノイズキャンセリング機能は音質が悪くなる?
さて、肝心の音質についてですが、ハイレゾ音源を、ノイズキャンセリング、有り、無し、で比べてみると、ノイズキャンセリングをONにすると、中高音がなんだか作られた感じになります。うまく言えませんが、デジタルイコライザーを通した感じとでもいうのでしょうか、ナチュラルさが少し衰えてしまいます。
低音に関しては、好みの問題になるのかもしれませんが、明らかに音が変わります。私は、ノイズキャンセリング無しのほうが、ベースの空気感が出ていて良いと思います。低音の迫力もある気がします。
騒音が激しい時はノイズキャンセリング機能が有用
私なりにまとめると、周りが静かでノイズキャンセリングをONにする必要がなければ、やはりOFFで聴きたいです。
ノイズキャンセリングの欲しい時は、息子のスーパーウーファーに邪魔されたくない時。
車の中で自分の世界に浸りたい時。バスの中。飛行機の中。草刈機のおじさんが現れた時。耳栓代わりに集中したい時。騒がしいところで、仮眠をとりたい時。このような時には、まるで今までとは違う別世界に居るようです。