今回は、30代主婦さんが、深夜に公園に集まる若者の集団の話声に悩まされた騒音体験談をご紹介してみます。警察に通報して、若者に注意してもらうと、その後、若者が深夜に公園に集まることはなくなったそうです。夜中に大声で話すのは迷惑なので、周りの迷惑を考えて止めましょう。とのことです。
深夜0時を過ぎての談笑がうるさい
私は関西在住の主婦(30代)です。旦那と小さな子供の三人暮らしです。
夏になると、夜遊びしたくなりますよね。若いときにたくさんの人が通った道ではないですか?
「夜遊び、絶対ダメ」と言うつもりはありません。
ですが、深夜0時を過ぎて、大声で笑ったり話したりすることはちょっとよろしくないです。立派な騒音。
ちょっと困った騒音被害のお話です。
公園がたまり場
私の住んでいるマンションは、似たような5〜10階建てのマンションがたくさん並んでいるエリアで、すぐ隣は、隣のマンション敷地内の公園になっています。
ベンチと滑り台と鉄棒があって、昼間はちびっことママさんたちにとって遊ばせやすいお手頃な公園で、私もよく使っていました。
しかし、夜になれば状況は一変します。マンション群に隠れ、奥まったところにある公園のため、他から見えにくい(見つかりにくい)格好のたまり場として目をつけられてしまったのです。
夜11時に若者の一団が会話し続ける
夜11時ぐらい。単車数台のエンジン音とともにとある若者の一団がやってきました。
我が家のちびっこと旦那さんは既に就寝。
「まぁ、夏だし少しは仕方ないか」とその時は広い心で受け止めていました。
私も寝る準備をしながら、ダラダラしているとあっという間に0時。
大きな笑い声と、しょうもない会話は止まるところを知らず、さらにバイクとともに人数が増えている・・・
さすがの私の広い心もだんだんと狭くなっていきます。
「周りに住んでいる他の方はどう思っているんだろう・・・」「だれかもう既に警察に通報したかなぁ」なんてことを考えながら、彼らからこちらが見つからないように、真っ暗の部屋からカーテンの端をほんのすこーしめくり、スパイのように観察を始めることにしました。
スマホの光なんてもってのほか!あんな明るい光はすぐにバレてしまうので、公園にほんのり灯る街灯が頼りです。
20前後の大学生?高校生?ぐらいか。バイクなしの子もいるな。全部で10人。男の子ばかり。
うーん。会話は収まりそうもなく、帰る気配は皆無。二重窓の我が家でもとてもうるさい!これでは寝られません。
警察に通報
意を決して初めての110番をすることにしました。
なぜか何も悪いことをしていない私が、めちゃくちゃ緊張して電話をしたことを覚えています。
プルルル・・・プルルル・・・「はい。事故ですか?事件ですか?」
一瞬止まってしまいました。事故でも事件でもないからです。
「えっと、事故でも事件でもなく、騒音なんですが・・・」と少し申し訳なさそうに話したのを覚えています。
状況を説明すると、すぐに近くの警察官を警らに回しますとおっしゃって下さったので、安心して電話を切って、またカーテンの端からスパイになりきって動向を観察することにしました。
すると、驚くことに若者たちが帰って行くのです。流石の警察官も5分も立っていないので到着していません。
「ええー?!」思わずそう思ってしまいました。せっかくなら彼らの行動に一喝していただきたかった。
あっという間に若者たちは散りじりに帰っていったのです。
そして誰もいなくなって少したった頃、2名の警察官が到着。
空になった公園辺りを見回して確認し、何やら無線で報告?のようなことをして、帰って行かれました。
私はひっそり、マンションの一室のカーテンの端から、「ごめんなさーい!!そしてありがとう」と念を送りました。
もちろん、その後私はぐっすり眠りました。
再度警察に通報
初の110番から数日後、またやってきたのです!おそらく同じ若者たちwithバイク!
あーまたきたか。いいところ見つけたと思ってるんだろうなー。と思いながら、また0時までは様子を見てあげることにしました。
結果。もちろん前回同様帰る気配なし。うるさい。
ごめんね君たち、もう待てないよ。こっちは眠いんです。寝たいんです!
と言うわけで、人数や彼らの様子をひっそりと確認し、再び110番!
前回ほどの緊張はなく、電話をかけることができました。
プルルル・・・プルルル・・・「はい。事故ですか?事件ですか?」
「えっと、事故でも事件でもなく、騒音なんですが・・・」と同じセリフ。そして、前回も来ていただいたこと、その時は彼らがすぐに帰ってしまったこともお伝えし、快く内容を聞いてくださいました。
今回もすぐに近くの警察官を警らに回しますとおっしゃって下さったので、電話を切って、またカーテンの端からスパイ。
警察が到着
この日、彼らはまだ帰らないようで、大きな声での会話と笑い声は時間とともにヒートアップ。ガハハ!わはは!と、マンションの壁に反響しています。「せめて小さい声で話してくれれば、110番しなくて済むんだけどなぁ。」などど考えていたら、3名の警察官が到着。
当然若者たちはびっくり。急に静かになっていました。当然ですよね、彼らにとってはただ集まって話していただけなので、突然の警察官。
「君たち何してるんやー?」と状況を確認する警察官の声が聞こえました。
若者たちは素直に質問に答え、おとなしくなっていました。
その後の会話は聞こえてはきませんでしたが、最終的には警察官の方が若者たちを諭すように、帰らせていました。
ありがたやありがたや。市民の快眠を守ってもらえました。
この日も私はひっそり、マンションの一室のカーテンの端から、「本当にありがとう!」と念を送りました。
夜中に大声で話すのは迷惑
それから、彼らが再来しないか不安でしたが、警察官に見つかったからか、隣の公園に来ることはありませんでした。時折バイクが集団で走ることはありましたが・・・。
ちょっと周りの状況や当たり前のことを考えれば、夜中に大声で外で話すなんてことはしないはず。
若さ故なのか、年齢に関係なく、ちょっと立ち止まって考えることができない人が多くなっているのか。そういう事の大事さも子供にきちんと教えていかなければと思った事件でした。