今回は、40代会社員さんが、隣に引っ越してきた大学生が麻雀をする音に悩まされた騒音体験談をご紹介してみます。隣の大学生に直接静かにしてほしいと頼んでみたそうですが、特に静かになることもなく改善されなかったので、怒りを覚えたそうです。その後、なんとかして隣の大学生に一泡吹かせる方法を考えるようになり、警察に110番通報すると騒音が、だいぶ改善されたそうです。
隣の大学生の麻雀の音がうるさい
40代会社員で、東北に住んでいるものです。少し前の話なのですが、隣の大学生に110番通報した話をしたいと思います。まず、事の起こりなのですが、数年前の春に、男子大学生(たぶん見た感じ新入生)が越してきたことからです。最初の数ヶ月は特にこれという問題は無かったのですが、問題は夏の中盤から。
お隣さんが人を集めて騒ぐようになってきたのですが、そのときの騒ぎようが半端ではなかったのです!まず彼ら、集まると必ずと言っていいほど麻雀をやるのです。「ジャラジャラ」という音とともに、「ギャーー」とか「うわー」といった奇声も耳に飛び込んで来るのです。アパートの壁が激薄だったので、なおのことダイレクトに聞きたくもない騒音を夜な夜な聞かされる毎日でした。
おまけにどうも彼らの集団騒ぎには、かなりの頻度でお酒が入るようで、騒音の大きさにさらに拍車がかかっていくのを感じました。そんな日々でしたので、私も徐々にまいっていきました。たとえば、私の趣味が読書なのですが、仕事から帰ってきてから風呂と飯を済ませて、寝るまでの間のささやかな読書の時間も彼らのせいでおじゃんです。
私が小説を読んでいると、「そのとき、わたしのめのまえに「ジャラジャラ」があらわれて、「うぎゃーー」した」というように、小説の内容がほとんど入ってきません(笑)。仕方なく寝るのですが、やはり寝ることができません。
夜眠れずに仕事の業績が落ちる
私は朝が早いのでさっさと寝たいのに‥、と思いながら布団の中で目をつぶって彼らの叫び声を聞いて(聞かされて)、ようやく騒ぎが終わったかと携帯で時計を見ると、なんと午前3時過ぎ!冗談じゃないです!ここから寝て6時半に起きて始発に乗って出勤‥!まさしく生き地獄でした。
あくびをしながら仕事する日々が続き、ついには一番恐れていた事態が起きてしまいました。業績が明らかに下がってしまったのです。今まで頑張って契約を取り続けて、やっと2位まで上りつめたというのに‥。今思うと無理もなかったです。当時の私の顔は、睡眠不足で目の下にくまができていて、どこか生気が感じられないような感じでした。
毎朝の洗顔の時の鏡を見ても、まるで死んでいるやつを映しているのではないか(笑)と思うほどです。仕事中も体がガタガタ震えていて、上司の話が頭に入ってこない、といったことがたびたびありました。こんな生活が秋の終わりまで続いて、もう耐えられない!と思い、お隣に文句を言おうと決心しました。
お隣の大学生に文句を言う
今の今まで、気の弱い質(たち)だったので、なかなか言えなかったのですが、ついに我慢の限界だったのです。以下、私と大学生とのやりとりを書き起こしてみました。
私(ピンポーン)
大学生「はい、なんすか」
私「あの、おたく毎晩騒いでいますよね」
大学生「え、ああまあ少し」
私「やめてもらえますかね、眠れなくて迷惑なんです」
大学生「そうなんすか、わかりました」
私「では、しつれいします‥」
しかし、それ以降も騒音がやむことは無かったのです!私は、自分の存在が尊重されていないと感じるようになり、怒りを覚えました。
110番通報後騒音はだいぶ改善
なんとかして隣の大学生に一泡吹かせる方法を考えるようになり、思い切って同僚に相談した結果が110番通報でした。緊急の時だけ使うこの回線を、たかだかご近所トラブルで使っていいものかと思いましたが、大学生たちが騒ぎ始めた午後7時頃、通報しました。
110番のオペレーターは「事故ですか、事件ですか?」と聞いてきたのに対し「あの、騒音で困っているのですが」と答えました。結論から言うと、しっかり対応してくれました。お隣さんにはちゃんと警察官が来てくれました。それなりに注意してくれたのだと思います。それからは、騒音はだいぶ改善されました(無くなった訳ではない)。