今回は、20代学生さんが、隣人宅から聞こえてくる乱痴気騒ぎの声で眠れなくて困った騒音トラブル体験談をご紹介してみます。とりあえずうるさかったので、壁をドーンと叩いたりしたそうですが、興奮して眠れなくなったり、壁を叩き返されたりして怖かったので、壁ドン作戦は止めたそうです。次に、複数人(アパート住人)で一緒に騒音元へクレームを言いに行くと、ピタリと騒音がなくなったそうです。

当初隣人は全くうるさくなかった

20代学生で大阪府に住んでいます。

あるころから、突然隣人の騒音がものすごくうるさくなりました。具体的には、数人と思しき若者が、毎日のようにどんちゃん騒ぎをしているのです。何度か、隣人とすれ違ったことがありますが、おそらく私と同い年くらいで、服装や髪型を見る限りでは、学生か、もしくはフリーターのような感じです。

髪の毛はまっ茶っ茶で、服装もやたらと派手。ピアスも数か所開けていますし、どこからどう見ても、(正社員として)働いているようには見えません。まあ、職種によってはそういう風貌でも大丈夫なのかもしれませんが・・。

でね、冒頭で述べたようにある頃から突然隣人の騒音がうるさくなったわけですが、実は、当初、つまり隣人が一人で生活しているころは、全然うるさくなかったんです。

やりたい放題の乱痴気騒ぎ

そこに、3、4人の仲間が加わった結果、毎日のように乱痴気騒ぎが繰り返されるようになったのでした。多分ねえ、地元のツレか何かが、隣人の家に転がり込んできたんだと思うんですよね。学校にも行っていない、仕事もしていない、そういった若者が数人集まれば、そりゃとてつもないエネルギーが生まれますよね。

ちなみに、どういった騒音かといいますと、とにかく話声が駄々洩れです。お酒を飲んで、気が大きくなっているのでしょう。また、現場には口うるさく咎めてくる親もいませんからね。やりたい放題ってわけ。

壁をドーンと叩く

で、あまりにもうるさいもんだから、辛抱耐えかねて、壁をドーンと叩いたことがあるんです。こんなこと、本当はしませんよ。でもね、翌日早く起きなければならず、そんな状態で、いつものように乱痴気騒ぎをされては、こちらも平常心でいることができません。話声がするたびに、壁を思いっきりドーンと叩いてやりましたよ。

でも、これははっきり言って逆効果です。まず、壁を叩くと、なんというか、アドレナリンが噴出してきて、ますます眠れなくなります。ストレスも相まって、余計に目が覚めるんですよね。何より厄介なのが、隣人が、私の壁ドンに呼応してきたことです。つまり、向こうも壁ドンをやり返してきたのです。この瞬間は怖かったですよ。

だって、相手はアルコールを摂取した、何をしでかすかわからない若者ですからね。もしかしたら、勢い余って、私の部屋に突撃してくるかもしれません。結局、こちらが気持ちを抑えることになったのですが・・。なぜ私がこんな我慢をしなければならないのでしょうか。と、いらいらした気持ちで生活していたところ、1階の住人の方から、ある日声をかけられたのです。

複数人で一緒に騒音へのクレームを付けに行く

「最近、物音がすごくないですか?」みたいな感じで、声をかけられたわけですが・・。私と同じように騒音に悩んでいる方がいる。この機会を逃してはなりません。これまでのいきさつを、事細かに説明し、お互い協力しあうことにしたのでした。

これがきっかけとなり、何人かの住人に声をかけたところ、実は多くの方が例の隣人の騒音に悩まされていた事が判明。これはもう直接言いに行くしかないというわけで、複数人で一緒にクレームを付けに行くことになったのでした。

すると、意外や意外、ビックリするくらいあっさりと謝罪してきて、その日を境にして物音はピタリとやんだのでした。どうやら、隣人宅に転がり込んできたお仲間たちは、クレームを付けられたことで、出ていったようです。おそらく、他の友人宅に転がり込んで乱痴気騒ぎを繰り返すのでしょうが・・。

静かな生活を取り戻す

ひとまず、このマンションに平穏が訪れて安心といったところです。ちなみにですが、なんとなく、隣人本人も、先ほどの友人たちには困らされていたような節があるんですよね。そりゃそうですよね。

年頃の男性があんな狭い空間で、複数人が長期間生活をする。考えただけでもすごいストレスです。最初は楽しいでしょうが、そんなのは最初の3日くらいのものです。数か月もあんな生活が続けば私なら、きっとノイローゼになってるでしょうね。隣人の男性も我々のクレームに感謝しているのかもしれません。