今回は、40代会社員さんが、通勤時間に外国語学習するために購入したボーズ(Bose)のノイズキャンセリングイヤフォンQuietControl 30についてのお話をご紹介してみます。QuietControl 30の遮音性能は大変素晴らしかったが、個人的に体質が合わず耳鳴りが発生したそうです。ボーズ社は返品に応じてくれたり、製品についてのデメリットを隠さずに話してくれたので、大変素晴らしい会社だと思ったそうです。

通勤時間に外国語学習するためにノイズキャンセリングイヤホンを購入

40代の会社員女性です。BoseのノイズキャンセリングイヤフォンQuietControl 30を持っています。

20年近く外国語学習をしている私にとって、通勤時間の学習時間は必須のものでした。本来外国語とは、言葉のため、騒音の中でも聞き取れなければなりませんが、学習中の身では、やはりそれは至難の業。

何とか少しでも多くを聴き取りたいという一心で、Sonyのノイズキャンセリングヘッドフォンが出た当初から使用し続けて、以前より興味があったBoseのQuietControl 30を購入する運びとなりました。

通勤では電車のみならず、バスも使用するため、少しでも快適な乗車環境をと求め続け、現在に至ります。

ボーズのノイズキャンセリングイヤホンQuietControl30の遮音性能に驚愕

実際使用してみると、時が止まったかのような感覚を覚えます。特にBoseのQuietControl 30はかつて使用していたSony製のものよりもノイズを消す力が強く感じました。購入前に製品のホームページ上でコマーシャル映像を見たのですが、本当にあの映像にあった通り、世界が無音となり、一体どこの世界にいるのかわからなくなるような遮断率に驚きました。

外国語学習を理由に当初は購入したのですが、好きなアーティストの音楽を聴くと、まるでその人が自分の耳元で歌ってくれているかのような印象を受け、通勤時間に今までとは違った楽しみができ、本当に素晴らしい夢のような時間となりました。

本来は語学学習ではなく、このようなエンターテイメントを目的として作られているものでしょうから当たり前の楽しみ方なのかもしれませんが、やはり音楽を愛する人には必須のアイテムなのだと再確認しました。

ボーズのノイズキャンセリングイヤホンQuietControl30の使用で耳鳴りが発生

しかし、大変残念なことが起こりました。このBoseのQuietControl 30。かつて使用していたソニー製のものより遮断性もあり、非常に満足していたのですが、あまりの遮断率のため耳鳴りがするような感覚を覚え始めたのです。

これは使用して1週間もしないうちに始まりました。当初は感動だらけで、とにかく音楽を聴くことが楽しくて楽しくて、気づいていなかったのですが、ふとした瞬間からヘッドフォンを外しても、ノイズキャンセリングを使用しているような感覚が抜けず、気づくと耳鳴りがしていることに気づきました。

ボーズのノイズキャンセリングイヤホンQuietControl30が体質的に合わない人もいる

Bose社に電話をかけ、コールセンターで症状を訴えると、このような件が、過去にも何回もあるとのことでした。これは全くの個人差なのでしょうが、私の場合は三半規管が弱く、飛行機に乗るのもためらうほどなので、こういった元々の体質から来ているものなのだと思います。

この自分の体質さえクリアーできていれば、きっとこれ以上に素晴らしい製品はなかったのかもしれませんが、結局Bose社の勧めで、当初購入した量販店に連絡をし、返品という形となってしまいました。

ボーズ社の対応は素晴らしい

1週間も使用したにも関わらず、このような柔軟な対応をしてくださり、また、こちらの相談にも乗っていただき、そして、過去の例など隠すことなく正直にお話ししてくれたこちらの会社にとても感謝しています。

Sony製のノイズキャンセリングは3度ほど使用したことがありますが、3回とも保証期間を過ぎたあたりで破損してしまったため、今回はメーカーを変えて購入をした経緯がありました。

しかし、非常に残念な結果となってしまったため、現在はノイズキャンセリングは諦め、遮断性の高いヘッドフォンを使用しています。

体質が改善されれば、いつかまたあの世界を味わってみたいと心から感じる日々です。とにかく異次元に行ってみたいと感じる方には、非常にお勧めできる商品のため、もし可能であれば、一度視聴させてもらえるような形で購入できたらベストなのではないかと思います。