今回は、会社員さんが、どんちゃん騒ぎをしてうるさい学生を成敗した騒音体験談をご紹介してみます。

20代後半に住んでいたアパート

関西の方へ転勤になり一時期住んでいた時のこと。

20代後半なので、まだまだ収入が少なく大学が近く相場の安い地域に住んでいました。

男1人なら多少の問題は起きても大丈夫という判断からです。

アパートの間取りは2Kでそれなりに広く、家賃も収入の四分の1程度なので無理なく問題なく生活できていました。

隣に学生が引っ越してくるまでは。

学生が引っ越してきて深夜のどんちゃん騒ぎが発生

学生が来てから状況は一変しました。

まず、深夜のどんちゃん騒ぎや足音が一気に酷くなりました。

それも、月に一回とかではなくほぼ毎日のようにうるさいのです。

多少の生活音は仕方ないですし、自分でも出してしまうのでとやかく周りに言いません。

しかし、多少で済まされない程の騒音となると話は別です。

しかも、こちらが少し音を立てると壁をドンと叩いたりとやりたい放題でした。

一度、注意をしたのですが、聞く耳を持たず尚且つ恫喝するような感じでした。

騒音でイライラする毎日

注意後はますます酷くなり、ほぼ毎日で、静かなのは出かけている時だけという感じです。

管理会社に言っても、事なかれなのか全然対応はしてくれませんでした。

周りの住人も気になってはいるものの強く言えない人ばかりで八方塞りといった状況でした。

段々と眠りが浅くなり、仕事にも影響がではじめたのですが、いかんせん引っ越すのは費用的に難しいという状態でした。

イライラし続けて、ミスを犯すようになり上司や先輩方から注意を受ける日々が続きました。

騒音対策は大事にするのが良い

ある日、先輩があまりにもミスをするのを気にかけてご飯に誘われました。

そこで洗いざらい言うと、先輩がアドバイスをくれました。

こういう場合は話を大きくし、尚且つ事件性を持たせれば良いというアドバイスでした。

騒音による不眠は傷害罪になる判例もあるし、警察介入になれば保護者に連絡いくし、大学も傷がつくのを恐れて対応してくるという事です。

診断書を貰い、騒音被害の記録をつける

先ずは診断書と騒音被害の記録をつけるところから始めれば良いとも教えてくれました。

記録がなければいちゃもんになるし、診断書がなければ罪に問えないからと。

先輩の助言に従い、先ずは日々の騒音がいつからいつまでかを記録していきました。

二週間程記録を取った後に、心療内科に行き騒音によるノイローゼで不眠症という診断を貰いました。

これで粗方の準備は完了です。

騒音を訴える

引け受けてくれる弁護士がいるかわからないので、無料相談に行き、訴えることは可能であるとの見解をもらった所で作戦スタートです。

先ずは隣の部屋に内容証明郵便のコピーで、改善されない場合は法的な処置も辞さないと強気に出ました。

隣人は、直ぐに反論というか恫喝をしてきたので録音しました。

警察に行く

翌日に警察に行き、恫喝の録音や診断書、記録したデータを見せると近いうちに隣人に話を聞きに行くと約束してくれました。

警察の対応がすんなりいったのは助かりました。

警察が来る時には、念の為に部屋に待機していました。

警察が来て隣人と話をしていると、警察官に呼ばれました。

何でも未成年だという事で、どうにかできないかと言われたので、隣人に親を呼ぶか前科者になるかの二択にさせると親を呼ぶというので、親と話をすることになりました。

迷惑料をふっかける

親は常識人で隣人を叱り実家に連れ戻すと約束し、更に迷惑料としていくらか支払うとまで言ってくれました。

一応、100万とふっかけてみると2日後には必ずと言ってくれました。

2日後には封筒に入れて持って来てくれて、更に隣人も連れて帰って行きました。

隣人が、その時にボコボコになっていたのは少しかわいそうですが、自業自得だと思い気にしませんでした。

協力してくれた先輩方には、お礼ということでご飯を奢りました。

眠りが浅いのは続きましたが、程なくして無くなり仕事でもミスをしないようになり順調になりました。

警官の対応が良かったり、親が常識人だったりと運がいい部分はありましたが、無事解決で良かったです。