今回は、50代主婦さんが、活気溢れる人気のイタリアン居酒屋の大音量のパーティー音がうるさくて悩んだ騒音体験談をご紹介してみます。警察に通報すると短期間静かになったそうですが、やがて警察に通報する気力もなくなり引っ越したそうです。もう人気がある深夜営業のお店の近くには住みたくない。と何度も思ったそうです。

便利な立地のマンションに引っ越し

関西に住む50代主婦です。

私達夫婦の住んでいる場所は、都会でありながら近所に大きな公園があり緑が多く、オフィス街、繁華街も徒歩圏内ということで家族世帯にもサラリーマン、OLの一人暮らしにもとても便利な場所です。

その環境が気に入り、数年前に主人が一目惚れをしたマンションに引越しました。

築40年以上のマンションですが、リノベーションされていて、とてもお洒落で住み心地もよく、とても快適に暮らしていました。

引越した季節は冬でした。

人気のイタリアン居酒屋

近所にはお洒落なカフェ、レストランが多く、昼間は子供連れのママ達、夜は仕事帰りの人達、カップルでどのお店もよく流行っています。

私達のマンションの近くにも人気のイタリアン居酒屋があり、活気があり、いつも満員状態の店内に興味深々でした。

ある日、主人と二人で食事に行き、食事やお酒を楽しみました。

とても美味しく、価格も安く、営業時間が18時から午前2時ということもあり、近所のレストランのスタッフが仕事帰りに利用されることもあるようでした。

オーナーもスタッフもとても感じが良くて、そのお店のことが大好きになりました。

大音量の誕生日パーティー

そして、ある春の夜。春風を心地よく感じながら眠っていると、突然大音量の80年代ディスコミュージックや日本歌謡曲が流れ始めました。

築40年のアパートが揺れるほどでした。飛び起きて時計を見ると夜中の0時。

窓から様子をみると人気イタリア居酒屋で誰かの誕生日パーティーが始まったようでした。

そのうちに終わるだろう。私達も賑やかなのは嫌いじゃない。

どれも歌える曲だし、踊りたくなる曲だし、みんな楽しいんだろうなぁ~百恵ちゃんいいねぇ~なんてことを主人と話しながら窓を閉めてそのまま眠りました。

人気店の近くに引越してきたのだから仕方がないなぁ。と半笑いの二人でした。

大音量のパーティー音がうるさい

そして数週間後、またパーティーが始まりました。

季節が進んでおり、お店の扉は全て開放されていて以前よりも音が大きく聞こえます。お店の外でもお客様が飲んでいます。

夜中の1時頃です。大音量の80年代音楽に合わせて歌ったり、掛け声がかかったり…。

外で飲んでいるお客様達は酔っぱらっているので声も大きくなります。

狭い店内で誰かの身体がステレオのボリュームに触れたのかビックリするような爆音になることが何度もあります。

スタッフもみんな酔っ払っているのでしょう。

そして、30分後。私は限界に達しました。

外にいる酔っ払いの話す内容が下品だったこと、そして、店内で机をたたく音、たまに起こる爆音に我慢が出来なくなりました。

苦情の電話をしても、呼び出し音が聞こえないようで誰も出ません。イライラしました。

もう、警察に言うしかない!と思い電話をしました。すると、他からも苦情があったようで、パトカーがすでに出動しているということでした。

パトカー到着で静かになる

パトカーが近づくにつれ、外で飲んでいた人達は何だ?何だ?と騒ぎ始めます。

たまたま帰るお客さんの中には、帰り道、まだ宴たけなわの店内をみて「そりゃぁ~通報されるよねぇ~」なんて話しています。

パトカーのサイレンにも気付かない様子の店内。警官達が店内に入りしばらくしてから音楽が止まりました。

その日以来、しばらくの間はずい分と静かになりました。

警察に通報する気力もなくなり引っ越し

その後も何度かビックリするような大音量での音楽が聞こえてくる日もありましたが、警察に通報する気力もなくなりました。

管理会社にも相談しましたが、他の住民からも同じような話を聞いて、お店に何度か行って話をしたけど仕方ないですねぇ。という返事でした。

もう人気がある深夜営業のお店の近くには住みたくない。と何度も思いました。

お店の騒音だけでなく、楽しい時間を過ごした人達がお店の外で、一緒に過ごした人達と別れの挨拶などをするのですが、とにかく声が大きくなりがちです。

自分達も酔っ払うことがあるので、酔っ払いには寛大ですが…

もう引越すしかない!と思い、郊外の住宅街に引越しました。

あの騒音を経験すると、ほとんどの生活音は我慢できるような気がします。