今回は、40代パートさんが、アパートの隣に住む大学生の夜中のどんちゃん騒ぎに悩んだ騒音体験談をご紹介してみます。騒音対策として、1.壁から離れて寝る、2.耳栓をつける、3.ビジネスホテルに泊まる、4.直接苦情を伝える、など行い、それなりに騒音を減らす効果はあったそうですが、完璧ではないので、防音対策がしっかりしたマンションに引っ越して騒音問題を解決したそうです。

大学生の騒音(どんちゃん騒ぎ)がうるさい

私は関西在住の40代の女性で仕事はサービス業でパートとして働いています。体力勝負の仕事でもあるため、家にいるときはできるだけ休息して体力を回復させたいと考えています。

ところが、そんな私が隣人からの騒音というとんでもない体験に悩まされることになったのです。私の住む街には学生さんに人気の大学があるため、私の住むアパートにも大学生が多く住んでいるようです。私の隣人も大学生のようで時々夜中にどんちゃん騒ぎをするのです。

最初のうちは、「大学生だから友達同士で楽しく過ごしたいときもあるだろう」と考えて、少しぐらいの騒音には目をつぶってきました。ところが、次第に学生同士の集まりはエスカレートし、ついには一晩中起きているのではないかというくらい、大騒ぎするようになってしまったのです。

学生同士で大きな声を上げてゲームをしたり、テレビを観たり、お酒を飲んだりしているようです。大学生だけに若さゆえのパワーがあり、徹夜してもあまり体にこたえないのかもしれません。

彼らも少しくらいは静かにしないといけないと考えているようで、時々誰かが「おい、静かにしろよ」とたしなめる声が聞こえます。

その後、しばらくの間はひそひそ声で話しているのですが、盛り上がった瞬間にはまた大きな声を上げ、ふたたび騒音が炸裂することになるのです。

騒音対策:1.壁から離れて寝る、2.耳栓をつける、3.ビジネスホテルに泊まる

次の日に仕事がある日には、さすがにちょっと神経質になり、壁から離れたところで眠るようになりました。

また、ドラッグストアで耳栓を買ってきて、眠るときには必ず耳栓をつけるようにしました。「週末だから、家に帰るとうるさそうだなあ」と思った日には、職場の近くにあるビジネスホテルに泊まり、そこから仕事に行くようにもしていました。

気が弱いので、直接文句を言う勇気が出なかったのですが、さすがに眠れないので隣人に苦情を伝えることにしました。

直接苦情を伝えると騒音がマシになる

ある日、いつものように学生同士で騒ぎだした夜に隣人の家のチャイムを思いきって鳴らしました。

「あの、すみませんが、もう少し静かにしてもらえますか」と伝えると、とまどったような顔の隣人は「すみません」と謝ってきたのです。

隣人に直接苦情を伝えるという方法をとって以来、うるさいのが少しましになり、イライラが減りました。

しかし、大学生なので集まって大騒ぎする、という行為まではやめることはないだろうと思っていました。

防音対策がしっかりしたマンションに引っ越し

そこで、もう少し防音がしっかりしているマンションに引っ越しを考えるようになりました。休日を使って不動産会社に行き、「防音がしっかりした賃貸のマンションを探している」と希望を伝えました。

「騒音でノイローゼになって引っ越しをする人はけっこういるんですよ」と不動産会社の人が言っていたので、騒音に悩む人は多いのかもしれません。いくつかマンションやアパートを見にいってみて、防音対策がなされており、周囲がとても静かな賃貸マンションを見つけることができました。

また、管理会社の人が一階に住んでいて、マンション住民間のトラブルに対応してくれそうなところも気に入りました。

引っ越しの日が近づいてくるにつれ、少しくらいの騒音には心を広く持てるようになり、引っ越しを決めてよかったなあと思いました。

また、隣人の大学生も少しは気を使ってくれているようで、一晩中騒ぐことはなくなったように思います。

騒音トラブルでものすごいケンカになってしまうのはちょっと大人げないので、お互いに落としどころを見つけることができたのかなあと考えています。

騒音のトラブルは実際に体験してみないと、その辛さは理解できないかもしれませんが、こういう体験も勉強になったなあと思います。今は、防音がしっかりしているマンションなので、とても静かに快適に過ごせています。