今回は、20代後半女性会社員さんが、隣、上階、下階すべてのアパート住人がうるさくて悩んだ騒音体験談をご紹介してみます。騒音に対して騒音(お経の音)で反撃したところ倍返しされたので、仕返しはゼッタイだめ!まずは、まわり(管理会社、警察)に相談した方が良いとのことです。まあ、騒音対策は、ノイズキャンセリングイヤホン、耳栓、イヤーマフ、などの単体、多重使用など、他にも有効策はあるかと思います。
東京で比較的安いアパートを紹介してもらう
20代後半、女性。転職を機に地元の東北から、東京に出てきて編集のお仕事をしています。上京に伴って過ごすことになった、都内のアパートでの騒音の体験談です。
私が上京したのは2年前、「憧れの東京」で働くことを決めて転職をしました。
東北出身で右も左もわからない状況で、でも家は早く決めなければならなかったため、とりあえず全国展開している不動産屋さんに相談しに行きました。
「どの路線がいいですか?」「どの区など希望はありますか?」など質問されましたが、全く土地勘がなかったため、知っているのは「山手線」くらい。
山手線に乗っておけば、最悪1周まわれば帰れるということで、沿線で比較的安く借りられるアパートを紹介してもらいました。
間取りは1R。かなり狭かったのですが、仕事人間の私はどうせ寝るだけと思い、駅近くでトイレ・バス別で築年数も浅いという好条件のアパートを見学させてもらい、即決しました。
そのときはお昼の時間帯で、しかも隣も上階もまだ空いているということから、とても静かでいい場所だなと思っていました。
しかし、このとき最上階が空いているにも関わらず、家賃が千円安いからと中間の階を選んだことをあとからすごく後悔しました。
隣、上階、下階すべての住人がうるさい
というのも、1か月後にはすべての部屋がうまったのですが、そこからは毎日眠れない日々。地元にいた時は1LDKだったので、物音が気になれば隣の部屋に移ることができましたが、狭い部屋で逃げ場がないのです。
隣の部屋の人は何度か玄関ですれ違ったのですが、とにかく落ち着きがない女性。「遅れる!」「やばい!」なんて言いながらバタバタ走り回っているのが丸聞こえ。生活音も何から何まで大きいのです。
そして、上階の人は掃除機なのか、洗濯機なのか、掃除用のコロコロなのか、なんだかわからないのですが、深夜から早朝にかけて床の上でゴロゴロとずーっと何かを転がしているのです。
そして、極めつけは下階の人。ぼそぼそ何か聞こえたと思ったら、「ギャー!」なんて叫び声と皿の割れる音、何かが倒れる音が頻繁に聞こえるのです。
あとから知ったんですが、単身用のアパートに、夫婦(カップル?)でこっそり住んでいる外国国籍の方で、おそらくケンカが激しいのです。
東京は人も多いし、と最初の2カ月ほどは寝不足になり、ノイローゼになりながらも我慢しました。
しかし、イライラが募り、限界がきてインターネットで「騒音 対策」と調べたところ、騒音に対する仕返しの記事をたくさん見つけました。
騒音に対してお経の音で反撃すると更なる悪意に満ちた打撃音で反撃される
壁ドン、床ドン、天井ドンは相手に恐怖を与える暴力行為だからダメとあり、一方で動画サイトのお経を流せば怖くなって、みんな出ていくからおすすめというものを見つけました。
普通の状態のときであれば、「バカな人もいるなー」なんて流していたのですが、精神的にかなり追い詰められていたのか、うるさいと思った方の壁や天井にスマートフォンをあて、大音量でお経を流しました。
一時的には静まり返って効果あり!と思ったのですが、続けるうちに「普段お経を聞いている変な人」だと思われたのか何なのか、数日後には同じ状況になってしまいました。
それどころか、明らかに悪意のある足音や壁を叩く音がするようになり、日常生活を送るのが困難なくらいのストレスと寝不足に悩まされました。普段起きているときでも、ずーと「ガラガラ」「ドンドン」と音が鳴っているようでした。
騒音被害は管理会社に連絡または警察に相談が一番良い解決手段
そんなとき、また下階から女性の叫び声といろいろ倒れる音がしました。
いつもなら数十分で終わるのですが、この日は1時間たっても変わらず、むしろ徐々にひどくなっていくのです。
そうなると、騒音というより、事件が起きたのではないかという恐怖が沸き上がってきて、近所の交番に連絡してみました。
すぐに駆けつけてきた警察官のおかげか、すぐに静まり、その後、私に事情を聞かせてほしいとのことでしたので、毎日のことを伝えました。聞いてくれる人がいるということに安心して、隣や上階の人のことも話しました。
「そういうときは管理会社に連絡して、ダメなら警察とか、いろいろ相談できる場所があるのだから」と。
管理会社は仲介くらいしかしていないと思っていましたが、アドバイス通りに連絡したところ、ほかの部屋の人たちは生活音がうるさいことに気づいていなくて申し訳なかったとのことでした。
その後は、やはり習慣なのか、うるさいときもありますが、前より数段マシになりました。
我慢を続けて限界が来る前に、間違った対処をする前に、しかるべきところに相談し、ダメなときは警察も相談できるということを騒音に悩む人には知ってほしいです。