今回は、30代女性会社員さんが、深夜に鳴り響く大音量のミュージック音がひどすぎて悩んだ騒音体験談をご紹介してみます。管理会社に相談してもまったく効果がなく、引っ越すしかないかな?と思っていたところ、大音量のミュージックに合わせて下手な歌を歌ったところ騒音元が気に入らなかったようで、ミュージックを流すのを止めたそうです。音楽騒音の場合、一緒に歌うは有効な対策かもしれません。
隣の引っ越しで静かな暮らしが一変
私は熊本県に住んでいる、会社員をしている三十代の女性です。
独り暮らしのためにアパートに引っ越したのですが、引っ越したときにはとても平和だったアパートが騒がしくなったのは、そのアパートに引っ越しをして一年になろうとしていたときです。
隣に住んでいた人が引っ越してしまい、新しい人が引っ越したことで、静かな私の独り暮らしが去っていくことになったのです。
深夜1時からの大音量ミュージックがうるさすぎる
引っ越し当初から足音などもうるさいし、話し声もうるさくて、がさつな人が引っ越してきたなと思ったのですが、実際は、我慢できる程度だろうと、あまり深く考えずにいました。
しかし、引っ越しなどが済んで安定した時期でもある1週間が経つと、騒音が始まりました。
隣人は帰宅が遅く、帰宅するときもドアの開閉音などが激しく、帰宅したことが分かるほど、うるさいのですが、それは「お帰りなさい」と思うことで、受け入れていたのですが、夜中の一時きっかりに、大音量でミュージックをかけるようになったのです。
それも、1990年代に流行ったような、私にとっては思い出深い曲でしたが、夜中に大音量で流すのはやめて欲しいと思いました。
しかし、一日で終わるだろうと思っていたのですが、一度、始まった大音量でのミュージックはそれからも連日続き、それは二時間続いて、三時きっかりにミュージックを止めるというようなものでした。
うるさいと思いながらも、隣がどのような人なのかもわかりませんでしたし、苦情を言ったら角がたつのではないかと思ってしまい、なかなか苦情を言うことができませんでした。
管理会社に相談しても効果なし
それから半月ほど我慢したのですが、眠れないことにストレスと疲れが出てきて、勤務中に眠気が襲うこともあり、このままでは私の生活がボロボロになってしまうと思ってしまい、とうとう管理会社に電話をして、苦情を言うことにしたのです。
すると、管理会社の方は他にも何件か同じような苦情があり、注意をしているのですが、なかなか理解を得られないというような返答で、結果的には1週間経っても騒音が減るという変化を得ることが出来ませんでした。
ミュージックに合わせて歌ってみた
このままでは私が引っ越すしかないと思って悩んでいるときに、翌日が休みということもあり、友だちと飲んで酔っぱらった状態で帰宅をしました。
すると、案の定、隣からは1990年代のミュージックが流れていたのです。
うるさいなと思いながらも、アルコールが入って気分が良かったので、そのミュージックに合わせて、壁に向かって歌い始めました。
調子よく歌っており、こんな大音量でミュージックを流しているから私の声など気にならないだろうと歌を歌っていると、三曲目に突入したときに、まだ三時前なのにミュージックがプツリと途切れたのです。
それから音楽が聞こえずに、そのまま静かな夜が流れていきました。
大音量ミュージック対策は音楽に合わせて音痴な歌を歌うのが効果的
次の日に、私は壁に向かって歌ったことを恥ずかしく思っていたのですが、これが効果をもたらしたのか、次の日も、その次の日もミュージックが聞こえてくることがありませんでした。
二週間ほどして一度、大音量でミュージックが流れ始めたのですが、思いきって歌を一緒に歌うと、すぐにミュージックは止まりました。
私が音痴だからなのか、一緒に私が歌うのはよくなかったみたいです。
騒音には騒音で返すのがいいとは聞きますが、このような感じであの騒音から逃れることが出来るというのはおどろきでした。
しかし、お陰で私も、多分、他の人も引っ越しをせずに済んだのはとても喜ばしいことです。
管理会社などに相談をしても効果がなかったときにはどうしたらよいのか分からなかったのですが、思いがけずに騒音が改善したことに、自分でも大手柄だったと思います。おかげであれから静かな夜を過ごすことが出来ています。