今回は、30代会社員(女)さんが、夜明け前になると隣室から聞こえてくるギターと歌声で眠れなくてイライラした騒音体験談をご紹介してみます。騒音解決方法としては、管理会社に相談したそうです。しっかりした管理会社だったので、騒音元が、再度うるさくした場合、退去するような念書を取ってくれたそうです。その後、騒音元は退去したそうです。騒音対策として、管理会社がしっかりしているアパートを選ぶというのもあるかもしれません。
ペット可のアパートでの住人の騒音
30代の会社員の女性で愛知県に住んでいます。
現在の住まいに越す前に住んでいたアパートで隣の部屋の住人の騒音に悩まされました。
そのアパートは新築でペット可の物件でした。
居住者は犬や猫などのペットを飼っている人がやはり多く、うちも犬を飼っていたため散歩で一緒になったりすると、ペット談義で盛り上がったりして仲良くなり、とても快適な住み心地でした。
そんなある日しばらく空き室になっていた隣の部屋に若い男の人が越してきました。
朝方4時のギター音で起こされる
一日中シャッターが閉めっぱなしで、ちょっと変わった人なのかなと思っていましたが、夕方になるとよく出かけて行くようで玄関先などで会ったときにあいさつをすると、きちんとあいさつを返してくれて感じのいい方でした。
その隣人が越してきて1ヶ月ほどは別に何事もなく過ぎていったのですが、ある日の夜中、と言うよりももう朝方の4時くらいに突然ギターの音で目が覚めました。
目が覚めて時間を確認して驚き、しばらく耳を澄ませて聞いていると、どうやら隣の部屋から聞こえてくるようでした。
そして、そのまましばらく聞いていると、今度はそのギターの曲に合わせてなんと歌い始めたのです。
しかも、歌詞まではっきりと聞こえるほどの大きな声で歌っているのです。
ちなみに曲は、私の大好きなミスチルの「HANABI」で、実のところ朝方の騒音だということを忘れて聞き入ってしまうほどギターも歌もとっても上手でした。
毎日朝方4時から5時のギター音で睡眠不足になりイライラが募る
それはさておき、とりあえず、その日はそのまま起きて寝不足の状態で仕事へ行きました。
昨夜のことだけだったらいいなと思いながらその日一日を過ごし、夜になって就寝したところ、またもや昨夜と大体同じ時間、朝方の4時くらいからギターの演奏に合わせた歌が始まりました。
歌は前日と同様大体1時間くらい続きました。
朝方の4時から5時くらいの騒音というのは迷惑なのもさることながら、とても中途半端な時間で、もう一度寝るにも寝られず、それがほぼ毎日にように続くと睡眠不足とイライラがだんだん募ってきました。
管理会社に騒音を相談
そんなある日、職場の同僚にその騒音のことを相談すると、本人に直接抗議をすると何をされるかわからず危ないので、管理会社に相談してみたらどうかとアドバイスされました。
ご近所の騒音トラブルで事件になったニュースなども最近はよく聴いたりしますし、実はそのアパートは現在の住まいが完成するまでの仮住まいだったこともあり、私自身が引っ越すまでなんとか我慢しようかなとも思っていましたが、もうほとんど限界でした。
その翌日に早速、管理会社に連絡をして事情を説明したところ、すぐに対応してくれるとのことで安心しました。
その管理会社は大変しっかりしていて、実際にその日のうちに当人と話をしてくれたようです。
実は、隣はその隣人が勤めている会社が契約している部屋だったようで、つまり、寮のような感じで使われていたらしいのですが、その会社から念書を取り付けてくれて、「今後また同じような騒音を立てた場合は直ちに退去します」という内容のものでした。
しっかりした管理会社は本当に心強い
当人からは謝罪等は一切ありませんでしたが、騒音さえおさまってくれればそれで良いと思っていたので、とりあえず、ほっと一安心していました。
ところが、その念書をもらってから1ヶ月ほど経ったとき、またしても朝方の4時くらいから例のギターとその音にあわせた歌声が聴こえてきたのです。
念書をもらっていたこともあり、もう今度は我慢する必要もないと思い、翌日すぐに管理会社に報告をしたところ、またすぐに対応してくれて、結局、隣人が勤める念書を書いた会社との契約をすぐに打ち切り、隣人には直ちに退去してもらうということになり、1週間も経たないうちに隣人は退去しました。
それにしてもしっかりした管理会社が管理しているというのは心強いものだとほんとに感心しました。
余談ですが、隣人が退去する前夜、隣とうちの部屋を隔てている壁に何かが当たったようで、ものすごく大きな音がして何度か揺れました。
おそらく怒りにまかせて壁を叩くか蹴っていたのだと思います。
そのときはちょっと恐ろしかったですが、それ以上何もなく事件などにもならずに済んでほんとに良かったです。