今回は、40代主婦さんが、引っ越してきた子供がいる家族の騒音が酷くて大変だった騒音体験談をご紹介してみます。管理会社からの騒音を警告する文書は効果なく、別のマンション住人が直接猛烈な苦情を騒音元に言って、騒音元が引っ越していったそうです。
子供がいる家族が引っ越してきた
40代夫婦で北海道のとある賃貸マンションに暮らしている主婦ですが、マンション暮らしでは隣の騒音に悩まされることもしばしば。
生活をしている以上、お互いにある程度の生活音は仕方ないと思うのですが、我慢の限度を超えストレスを抱えるほどの住人がお隣になることもあるものです。
一番騒音で悩んだのは、就学前の3人の男の子を持つ20代の若い夫婦が隣に引っ越してきた時。
そのマンションはそれほど広さがなかったので、ほとんどの住人は1人暮らしまたは夫婦。
そこに小さな子どもがいる家族が引っ越してきたのは意外でした。
あらゆる騒音に悩む
通常引っ越しは日中に行うものですが、そのお隣さんは夜中に荷物を搬入。
夜中に「ドスドス」「ガタン」などと大きな音が聞こえてきて驚いて目が覚め、カーテンの隙間から駐車場を見るとすぐ下にトラックがとまっていて、4,5人の男性が荷物を降ろしています。
引っ越し業者に依頼するのではなく、自分の友達や同僚らしき人に頼んで荷物を搬入しているらしく、その物音は2時間以上続きました。
「なんて非常識な人なんだろう」という悪い予感は的中し、奥さんと子どもたちもお隣に住み始めたその翌日からはあらゆる騒音に悩むように。
反対の隣からはほとんど物音が聞こえないので、壁が薄いマンションということはありません。
家族みんなうるさい
まずは子どもたちの足音や壁にぶつかる(体当たりする)音。
元気な子どもだからともちろん仕方ない部分もあるのですが、毎日部屋を走り回っているような物凄い音でした。
あまりの足音の大きさに、だんだん「リビングから洋室に走って行ったな」「多分今転んだな」「プロレスごっこ(相撲かも)しているのかな」「布団に上ででんぐり返しや側転をして遊んでいるな」などと遊びの様子がわかるほど。
さらにドアの開け閉めが異常に乱暴なので、子どもたちがいつ外に遊びに出掛けていつ帰ってきたのかが手に取るようにわかりました。
どれだけ騒いでも、一切、親が注意する様子はなし。
暑い季節に窓を開けている時には、子どもの泣き声や叫び声が聞こえてきて、さらにそれを叱りつける母親の怒鳴り声も。
虐待というようなものではないのですが、母親の口が悪いようで、「バッカじゃないの!」「うるっさい、外に遊びに行け!」といったキンキン声が聞こえてくることも日常茶飯事でした。
とにかくうるさい
子どもたちは寝る時間が早いこともあり、最初は「日中家にいる私が我慢したらいいんだ」とイヤホンで音楽を聞いたり、あまりにうるさい時には私が外に出掛けたりなどと対処していました。
しかし、次は休日前の夜に友達を招くようになり、夜中までどんちゃん騒ぎ。
音楽をかけて数人で絶唱したり、リズムに合わせて踊っているような足音が聞こえたり。
そのような眠れない時には、耳栓をして就寝するようにしていました。
管理会社に連絡
さすがに私の夫も我慢の限界に達し、管理会社に連絡することに。
直接苦情を入れることも考えましたが、隣人に柄の悪そうな印象があるため、万が一トラブルになったらと思うとそれはできませんでした。
管理会社には騒音の内容について、さらに騒音だけでなく駐車場で自転車で遊ぶ子どもたちが危険なことなどについても説明し、対処をお願いしました。
ただし、何分お隣なので、自分が苦情元であることを知らせないようにとも合わせてお願いしました。
するとすぐに「騒音について・駐車場の使用について」という文書がマンション全戸に配布されました。
すぐに対処してもらったので、これで一安心と思って様子を伺っていたのですが、お隣は自分の家のことだと思っていないのか、その後も一切生活態度が変わりません。
騒音元が引っ越し
もう一度管理会社にお願いしようかと考えていた時に、いきなりお隣が引っ越していったのです。
隣が住み始めて、まだ半年ほどだったので、正式な引っ越しとは考えにくく、何かあったのだと思っていました。
それとともに一気に胸がスーッとして気分が軽くなり、いかに自分が騒音に悩まされていたのかを実感しました。
それから1週間ほどして同じマンションの知り合いと話をしていた際に、思わぬ引っ越しの理由を聞くことに。
実はお隣の下の部屋に住んでいた独身の男性から数回にわたって、直接かなりの苦情が入り、引っ越したのではないかということ。
偶然知り合いが通りかかった時に、ものすごい剣幕で苦情を言っていたそう。
管理会社から文書が、出回った後も騒音が変わらなかったので、直接注意をしたようです。