今回は、元大学生さんが、壁の薄いアパートでギターとトランペットの演奏音に悩んだ騒音体験談をご紹介してみます。騒音被害に対するストレス解消方法として、「友人に騒音被害を面白おかしくネタにして話す。」というのがあるそうです。また、穏便に騒音問題を解決したいなら管理会社の介入が一番良いとのことです。
大学生時代の壁が薄いアパートでの出来事
私は、33歳になる男性です。
現在は、東京でwebライターをやっています。
私は、大学生時代、栃木県の2階建てのアパートに住んでいました。
私の住んでいたアパートは、その地域でも壁が薄いことで有名で、2階に住んでいた私の足音が、1階の住人に響くくらいに、壁が薄いくらいでした。
私は大学1年生の頃から、そのアパートに住み、4年の間に、隣の住人が何人も入れ替わりました。
私が、騒音の被害にあった時期は、ちょうど私が大学2年生になった頃からの半年間でした。
ギターとトランペットの音が毎日続き我慢できなくなる
騒音被害の内容は、隣に住んでいる住人が、自宅の中でギターを弾いて歌ったり、窓を開けて、外に向かってトランペットを吹き始めたことによります。
その騒音をだしている張本人は、アパートの角部屋に住んでいて、歌を歌っている声を聞いていると、男性であることは間違いありませんでした。
大体、夕方から夜の9時頃までに、ギターを使っている歌声が聞こえてきて、トランペットの音が聞こえてくるのは、晴れた休日の昼間でした。
私も1日だけならまだ我慢はできますが、何日も、ギターの音、歌声、トランペットの音が聞こえてくると、さすがに騒音だと感じるようになってきたのです。
騒音被害を面白おかしくネタにしてストレス解消
私にとっては、引っ越しも面倒に感じていましたし、4年間をそのアパートで住み続けたかったので、壁を叩いたりするなど、そういった隣人トラブルになりそうな対処法はしたくなく、何とか穏便に、騒音ストレスから解消されたいと思っていました。
そこで、まず私がとった対処方法は、自分の考え方を変えて見ることにしたのです。
そのため、騒音が聞こえるようになった頃から、仲の良い友達に、「ありえない隣人」という感じで、ギターで歌っている人、トランペットを吹く人がいる話を笑い話として、話をするようにしました。
騒音の被害を1人で抱えると、ただただストレスが溜まっていくような自覚があったので、友達に、積極的に話しました。
友達に話をする時には、「とにかくギターが下手で、いつも同じところで止まってしまって、こっちがもどかしくなっちゃうよ(笑)。」といったように、隣人の愚痴を話しながらも、とにかく友達に笑ってもらうことで、騒音被害のストレスを自分の話のネタに変えて、少しでも自分の得になるようにしたのです。
騒音が生活の邪魔に感じられたのでアパートの管理会社に相談
それでも、半年間も、ギターやトランペットの音、歌声、聞きたくもない音が聞こえてくると、友達に話しても、ストレスが解消しない時期がやってきました。
当時、私には、付き合っていた彼女がいたので、彼女が遊びに来た日にも騒音が聞こえてくると、騒音というよりも、もはや雑音です。
1人の時に聞こえてくる騒音よりも、彼女といる時に感じる雑音の方が、すごく生活の邪魔に感じられてきました。
そこで、騒音被害が出始めて半年が経つ頃に、アパートの管理会社に、事情を説明しに行きました。
具体的には、夕方から夜に聞こえてくるギターと歌声で、気持ちや体が休まらないこと、休日のトランペットがうるさく感じられてしょうがないこと、そして、そもそも、アパートの部屋の中で、楽器を弾く行為自体が非常識ではないかということについて、管理会社に説明しました。
穏便に騒音問題を解決したいなら管理会社の介入が一番
事情を聞いた管理会社は、明らかな騒音被害と判断してくれて、すぐに対応してくれるように約束してくれました。
管理会社が、電話や手紙で伝えたのか、口頭で説明したのかは、詳細はわかりません。
しかし、管理会社に騒音被害を相談した直後から、隣の部屋から聞こえていたギターの音と歌声、トランペットを吹く音が聞こえなくなったのです。
また、隣人から私自身に文句を言われた様子や復讐のいやがらせをされた様子もありませんでした。
元々、穏便に騒音被害の対処をしたかったので、私は、何もなく、騒音がなくなったことに喜び、安堵しました。
騒音被害に悩まされ、穏便に過ごすためには、管理会社に介入してもらうことが、早期の解決への道だと、今回の経験を通して、私の教訓になりました。