今回は、30代会社員さんが、嫌がらせによる騒音被害を受けて困った騒音体験談をご紹介してみます。騒音対策として、1.自分は静かにする、2.騒音で反撃、3.管理会社に連絡、4.市役所に電話、は対策効果なかったそうです。騒音元に聞こえるように大声で、「訴訟か警察か大家」というワードを出して相談していると騒音元が訪問してきて、冷静に話し合った結果騒音問題を解決したそうです。

嫌がらせによる騒音被害

いやがらせから騒音被害に1年以上遭い、つい先日解決しましたのでご紹介します。

近所の人の騒音被害に遭われている方の参考になれば幸いです。

当方は30代の会社員です。

転勤になり、関東のアパートに引っ越しました。

それと同時に付き合っていた彼女と同居することにもしました。

最初のうちは、ベッドタウンということもあり、静かで落ち着いていて、アパートも築年数はいっているけどリフォームしたばかりできれいで、いいところだと思っていました。

ところが、住みはじめて3年もたつころ、上階の住人が騒音をたてるようになったのです。

最初の騒音被害内容

内容は、足音がうるさい

・自分もうるさくしているのかも、と反省していました。

ドアの開け閉めは、鉄筋にひびいてキーンという音がなるほど。

・まあ、これは自分もときには力が入りすぎて音をたてることもあるので我慢はできました。

頻繁にものをドスンと落とす。

・ものを落とすくらいよくあるよねーと、こんなこともあるかと思ってました。

最初のうちはこんなところでした。

騒音がエスカレート

隣人の奥さんと駐車場で会ったときに、2階の住人うるさいですよね、という話をして、ああ、やっぱりうるさかったんだと再確認したくらい、無頓着な性格なので、このときはどうこうしようとは思っていなかったのですが。

だんだんエスカレートしていきます。

足音はより一層うるさく、ドアは相変わらず開け閉めするごとに鉄筋が鳴り、ドアの開け閉めの頻度も1分間に3,4回、ものを落とすのは車のタイヤを床にたたきつけているような音がするようになります。

このくらいになると、鈍感な私も気づきます。

いやがらせだ、と。

こちらに何か否があったのか、迷惑をかけていたのか、はじめに騒音を立てていたのはこちらだったんじゃないか、などなど、同居人とも話し合い、悩みますが、思い当たりません。

静かに生活しても騒音がエスカレート

きっとこちらがうるさかったんだろう。

それで、いやがらせを受けているんだと思いました。

それからは、なるべく音をたてないように生活をするように心がけました。

それでも、二階の住人は騒音をたてるのをやめようとしません。

どんどんエスカレートしていきます。

生活していますから、音は立ちます。

洗濯機を動かしたって、掃除機で掃除をしたって、ドアを閉めたって音は立ちます。

それでも、こう数か月もいやがらせを受けるほどかと腹が立ってきました。

そう、いやがらせだと気づくまで数か月たってます。

こちらからも何か仕返しをして、わからせてやろう、そう思いました。

二階の住人との闘い

これから二階の住人との闘いが始まります。

1.音を立てたらやりかえす。 → エスカレートしました

音がしたらこちらもやってみましたが、ひどくなるだけで、ほかの隣人への申し訳なさですぐにやめました。

2.管理会社に連絡 → 効果がありませんでした

アパートの管理会社に連絡をしましたが、誰がしているのかは伏せた騒音への注意喚起の手紙が全戸に配られました。

ちょっと期待しましたが、その日も騒音被害はありました。

3.市役所に電話 → アドバイスはしてもらえました

騒音規制法がありますし、住んでいる地域には条例もあります。

市役所のホームページにある環境保全課に電話してみました。

とても親身になって話を聞いてくれましたが、直接市からは注意することはできないということでした。

管理会社や大家に相談してみてはどうかとアドバイスをしてもらいましたが、それはもうしてあることを伝えると、あとは民事訴訟しかありませんね、と。

弁護士に相談できる日を教えてくれるといいますが、そこまではちょっとしたくないと思い、電話を切りました。

いよいよ打つ手がなくなってきました。

二階の住人の訪問

もう一度、管理会社に電話するか、大家に電話するか、いや、ここまできたら警察でも呼ぶかと大声で同居人と相談していました。

そのときも2階の住人は、タイヤを床にたたきつけています。

対抗するつもりで、聞こえるように、訴訟か警察か大家かと相談します。

すると、ピンポーンと家のチャイムが鳴ります。

でてみると、2階の住人でした。

少し話し合えないかと言います。

管理会社立ち合いにしたほうがいいんじゃないかと思いましたが、腹もたっていたこともあり、応じることにしました。

大家の家も近所にあることだし、困ったらそこにいこうと思いながら。

話してみると、騒音を立てていた原因は、駐車場に止めていた車に傷をつけられたからということでした。

当方には全く身に覚えがありませんから、逆恨みです。

違う、と言っても水掛け論になりますから、傷つけたのがうちだとしても筋違いですよ、と丁寧に説明すると、納得したようで、これまでの否を認めました。

そして、これからはもうしないと約束してもらい、話し合いは終わりました。

今までされていたことを思えば、釈然としませんが、それからは騒音をたてることもなく、静かにしてくれています。

騒音に悩んでいるひとの参考になれば幸いです。