今回は、30代主婦さんが、毎晩続く騒音と大音量の目覚ましに困った騒音体験談をご紹介してみます。騒音対策としては、我慢せず大家さんに相談するのが良いそうです。

大学生の頃、隣の部屋がうるさかった

現在、30代女性主婦です。

地元である東北に戻ってきましたが、大学生の頃、関東のアパートでひとり暮らしを始めた頃、隣の部屋の騒音等にかなり悩まされました。

当時住んでいたアパートは、学生、女子専用の4階建てのきれいなアパートでした。

20歳前後の大学生ですので、騒がしいのは多少仕方がないとは思います。

実際、私自身も友達とお酒を飲んだりなどして、騒いでしまうこともありました。

ただ、隣の部屋は限度を超えるものがありました。

大人数の話し声と大音量の音楽がうるさかった

1Kのアパートでしたが、一体何人いるのと思うくらいの大人数の話し声と大音量の音楽が鳴り響くことがたびたびありました。

とても眠れません。

隣は角部屋で迷惑している隣人は私だけです。

ただ、最上階だったので、下の階の住人も迷惑していたとは思います。

実際、下の階の方と相談しようと思いましたが、まだ若かったので、近所でトラブルになるのも怖くて我慢していました。

隣の部屋に遊びに来ていた男友達に、ベランダから部屋をのぞかれたり、洗濯物の下着をチェックされたりもしました。

女性限定と思って生活していたのに、甘かったです。

壁ドンする

あまりの騒音に壁ドンしたところで聞こえてもいなかったと思います。

腹いせに隣人が一人でいるだろうと思える時に壁を思いっきり叩いてみたりもしました。

直接、苦情を言うのは、いやがらせに近いものをされていたにも関わらず、仕返しされたらどうしようと思ってしまい、出来ませんでした。

苦情も言えずに小さな仕返しをしながら、騒音に耐えていましたが、私にとって我慢の限界の事件が起きました。

事件

夏休みに入ったころです。

帰省する人が多く、アパートの住人も少なくなっていました。

そんなある日、隣の目覚ましがえんえんと鳴り響いていました。

当時は、目覚ましに音楽をかけることが多かったのですが、隣もまさしくそうでした。

目覚まし代わりの音楽がえんえんと大音量、しかも朝7時ころから、1時間くらいです。

タイマーを解除し忘れているのです。

そして、そのまま、帰省したのだと思います。

寝ようとしましたが、こんな大音量の中眠れるわけがありません。

これが毎日続くのかと思ったら、ノイローゼになりそうでした。

今日はどこかに泊まりに行って、帰ってくるかもしれないと思い、2~3日は我慢しました。

私の友人も帰省しており、泊めてもらうことも出来ず、イライラしながら我慢するしかありませんでした。

隣人の友達でも知っていれば、連絡して、穏便に解決したかったのですが、そういう関係でもないので無理でした。

とりあえず、友達や親に相談してみましたが、当然のようにみんな大家さんに言いなさいとの回答でした。

おおごとにするのは嫌でしたが、これは仕方がないと思い、思い切って大家さんに相談してみることにしました。

大家さんに相談

大家さんは優しい年配の方で、すぐに隣人に連絡してみます、と言われ、なぜか大家さんに謝られてしまいました。

ついでに、今までの騒音被害もやんわりと伝えてみました。

結局、隣人とは直接連絡が取れずに、親に連絡したようです。

帰省していたわけでもないようで、すぐに止めるように連絡するからとのことでした。

大家さんから報告があり、その次の次の日には、鳴らなくなり、解決しました。

騒音問題は我慢せず大家さんに相談が重要

初めてのひとり暮らしで、アパートで暮らすのも初めてで、隣人の騒音問題にも遭遇したことがなかったので、どう対処していいのかわかりませんでした。

苦情を言ってしまうと、トラブルになったり、嫌がらせを受けたりするのではないかと怯えていた部分もありました。

大家さんに言えばいいのだとは思いましたが、学生であれば、友達とアパートで騒ぐのも普通のことだろうとも思い、我慢していました。

思い切って大家さんに相談して、困った時は遠慮せずに言って下さいねと、とても優しく対応してくれました。

今までの騒音問題も大家さんから隣人の親に言ってくれたようで、夏休みが終わった後は、以前のように騒がしいこともほぼ無くなりました。

アパート暮らしに多少の我慢も必要かとも思いますが、もう少し早めに相談すればよかったと思いました。