今回は、30代専業主婦さんが、深夜の子供の騒ぎがうるさくて困った騒音体験談をご紹介してみます。騒音対策として、1.手紙で騒音内容を伝える、2.管理会社に苦情、は対策効果がなかったそうです。騒音元に直接キレて苦情を言うと対策効果があったそうです。「騒音に慣れる」、「爆音を発生させる」も騒音対策として効果あるそうです。
子供の足音がうるさい
30代、東京都在住の専業主婦です。
分譲マンションに暮らしています。
私たち夫婦には子供がいません。
そのせいか子供の騒ぐ声に慣れていません。
日中ならまだしも、朝早くや夜遅くにすぐ上の階からのバタバタバタバタした足音。
えっ?運動会なの?タップでも踏んでるの?というくらい延々と繰り返されました。
特に、会社を辞めて家庭に入ってからは「元気ね~」などと優しい気持ちには一切なれず、イライライライラ…「うるさいんだよぉぉ!!」という殺伐とした気持ちを強く持つようになりました。
うるさくて眠れず心療内科を受診
大昔に近隣のピアノの音がきっかけで起こった殺人事件がありましたが、気持ちがわかるようになってきていました。
そして、音ばかりを気にしてビクビクと生活するようになり、眠れなくなってきてしまい…、ついには心療内科を受診するまでになってしまいました。
ずっと戸建て住まいだったので、どうして良いかまったくわからなかったのです。
友人に話をしたところ、彼女の近所でうるさかったときは警察を呼んだと言っていたのですが、同じマンションでそんなことをして大丈夫なのか…。
手紙で騒音内容を伝える
細かいことが気にならない、よく言えばおおらかなタイプの夫には神経質すぎる、我慢しろ、お互いさまなんだからと言われ続けたのですがどうしようもなくなってしまい、手紙を書くことを思いつきました。
うるさいと思う時間帯、つらい気持ちで悩んでいること、眠れないことをなるべく冷静な文章で丁寧に書きました。
ただ、相手と全く面識がなく当然名前もわからず。
顔を合わせて文句を言う勇気もなかったのでエントランスの集合メールボックスに投函することにしました。
すぐ奥さんが菓子折り持参で謝罪にやってきたのですが顔を合わせて話すことが出来ず、夫が対応しました。(チキンすぎる…)
いわく、小さなお子さんがいるため床にマットを敷き詰めているがどうしても音を立ててしまうので気を付けます。
という極めてまっとうな謝罪と対応でした。
しかし、うるさい音はその後も続きました。
そのたび文句の手紙を投函→謝罪に来る→私は出ない→夫が対応、の繰り返しでした。
管理会社に苦情
何度か繰り返すうちに管理員さん、管理会社に苦情を言うということを思いつき、あくまでも常識的に、クレーマーではなく本当に困っていて生活がつらいということを訴えて掲示版に張り紙をしてもらう、各住戸へ注意喚起の文章を投函してもらうことも行いました。
それでも止まない足音。
数年後のとある夏の日
そして数年が経った、夏のある日。
深夜1時を過ぎてギャーギャーと騒ぐ声がどこからか…。
深夜2時、まだうるさい…。
怒髪冠を衝く。
怒り心頭に発す。
勢いよく玄関を出て、秋田のなまはげよろしく、悪いごはいねがー!!と騒音の発信源を探したところ、それはすぐ横の部屋からでした。
もちろんこの隣人とも全く面識はなく、名前も顔も知らない間柄。
激しくチャイムを連打。
開くドア。
小さな女子たち4~5人、が奇声を上げながら玄関に走り寄ってきました。
そこに現れた、私より少し年上と思われる女性。
「うるせえんだよ!!!何時だと思ってんだよ!!ふざけんな!!」
元々おとなしく、人前で声を荒らげるどころかけんかなどもほとんどしたことのない自分がまさか夜中にパジャマ姿で、大声をあげてクレーマーよろしく叫ぶババアになり果てるとは。
「ゴ…ゴメンナサイ…」平謝りされて、無事にその日は静かになりました。
翌日、お隣はたくさんのフルーツをもって改めて謝罪にこられました。
そして、それからは騒ぐことは一切なくなりました。
その後騒音に慣れる
ちなみにこの奥さんは中国の方で、申し訳ないですがいくら謝られようと中国人がダメになってしまいました。
さて、その後の騒音ですが10年以上が経過し自分も慣れたのか、子供も大きくなってバタバタしなくなったのか、たまにうるさい時もありますがほとんど気にならなくなってきました。
予防手段として、家にいる際は常に爆音といえるレベルでテレビまたは音楽をかけ続けています。
将来難聴になったら損害賠償請求してやろうかしら。