今回は、40代会社役員さんが、気になる騒音2件に対処した騒音体験談をご紹介してみます。直談判と大家の注意は、騒音問題解決には至らなかったそうです。窓を二重にした防音対策は、役に立たなかったが安心感はあるとのことです。大家の退去勧告は、騒音問題解決に効果があり、騒音は静かになったそうですが、逆恨みされて騒音元の住人と非常に険悪な雰囲気になったそうです。
気になる騒音2件
宮城県在住40代の会社役員をしている男です。
アパートやマンションに住んでいる方にとって、切っても切り離せないのが隣人との関係。
とても良い人で騒音も無い人というのは、なかなか探してもいないもので、私がちょうど7年前に家族4人と引っ越した先にも気になる騒音が2件ありました。
窓全開で轟音を響かせる住人
私の住んでいるアパートは3棟あるアパートの真ん中の棟で、棟毎に世帯が分かれているので、騒音もなく快適というのが不動産での売り文句でした。
ところが、右側の棟の住人は、わざとなのか私達側の窓を常に全開にしてあり、お風呂場からの鼻を噛む牛の鳴き声のような轟音や、キッチンでの叩きつけるような轟音が定期的に鳴り響きました。
当初、子供たちはその轟音に驚き震えていました。
私や妻もストレスになってしまい、もしやこちらの生活音も聞こえているのではないだろうか?と必要以上に静かにしてしまい、子供たちにも静かにするように常に叱ってしまいました。
アパートの窓は二重ガラスの構造で引き違い窓1枚でした。
ガラス自体は遮音性に優れていますが、あまりに凄い音でこちらが窓を開けていなくても鳴り響く状態で、当然ながら、こちら側は窓を開ける事ができませんでした。
直談判と大家の注意は効果なし
そこで、この騒音に対する私の対処として、まず隣人と話し合いの場を持とうとしました。
帰宅してくる時間を目がけて訪問し、話し合おうとしました。
しかしながら、話を受け入れてもらえず、それどころか私達の子供が遊ぶ音が常にうるさいとまで言われてしまいました。
そちらが窓を閉めてくれれば全て解決なんだけどなとも伝えました。
大家にも事情を説明して、注意してもらいました。
しかし、しばらくは平穏な日々でしたが、何ヶ月か経つ頃にまた轟音が鳴り響くようになりました。
窓を二重にした後、騒音元が引っ越して損した気分になる
話し合いや注意で解決しないならと思い、今付いている窓に更に窓を取り付け二重にする事にしました。
窓枠毎はめるタイプの窓を発注して、取りつけました。
取り外しが可能なタイプで、アパートでも全く問題なく取り付ける事ができました。
費用は4箇所計8枚の窓で8万円ほどでした。
そして、なんとその日から轟音が全く聞こえなくなりました。
それから1ヶ月もしないうちに、その隣人は引っ越していなくなり、損した気持ちになりましたが、あんな轟音を常に聞いていたので安心感はあります。
左の隣人の騒音
さて、次に左の隣人の騒音についてですが、こちらは夜10時を過ぎると、息子の友達のヤンキーが集まり、車やバイクの改造を始めます。
静かにやっている時もあるのですが、大体は騒がしい状態でした。
当然ながら、こちらも勇気を出して注意しようと試みました。
でも、注意しようと玄関を開けて隣の家に回り込むと、さっといなくなってしまいます。
逃げ足がとても速いのです。
よし次こそは注意するぞと思っていると、しばらく静かな日々が続きます。
そして、また騒音がして、注意しようと勇気を奮いたてます。
しかし、逃げられるといった状況が続きました。
なので、まずは同居の親を訪問して注意をしました。
大家の退去勧告で騒音は静かになるが逆恨みされる?
私の他に、うるさいと思っている方が何人かおりましたので、その人たちの事も引き合いに出し、私だけではなく周りの住民がみんな迷惑をしていて、騒音に困っていると伝えました。
しかし、その際、こちらが必死に伝えているのにも関わらず、薄笑いしながら聞いていました。
すみませんでしたとは言葉では言いましたが、まともに聞いてくれている方ではない事が分かり、大家にも相談しました。
大家は右の隣人の事もありましたので、すぐに対応をしてくれて、注意勧告をしてくれました。
次に周りの住民に迷惑がかかる騒音を出したら強制的に退去させるという内容でした。
さすがにその注意勧告は重く受け止めたようで、それからは、しばらく平穏な日々が続きましたが、私達に対する逆恨みなのか、車のドアを閉める時の音やすぐ側での外作業をしている時の音がやけに激しいのと、左の隣人から回覧板が回ってくるはずなのですが、回覧板が私達の家にまわってくる事がなくなりました。
また、時々顔を合わせる事がありますが、全く挨拶を交わす事はなくなりました。