今回は、元看護師さんが、飛行機移動時は他人の話し声やエンジン音が気になるので購入したボーズのノイズキャンセリングイヤホン(Bose QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones)を使った感想をご紹介してみます。QuietComfort 20の良い所は、1.飛行機内で眠れる、2.ノイズキャンセリング機能単独で使える、3.USBで充電可能なので電池切れも問題なし、4.電話での会話がクリアー、などで、悪い所は、1.コードレスでない、2.寝ながら付ける時の装着感、だそうです。

飛行機移動時は他人の話し声やエンジン音が気になる

看護師をしている時代から休みが取れると海外旅行へよく行っていました。

看護師をやめて20代最後になるということでワーキングホリデーで海外へ行く決心をしました。

行き先はオーストラリア。

たまたま機内のアップグレードサービスを受けることができたのです。

その時に出会ったのがノイズキャンセリングのヘッドフォン。

オーストラリア国内は、日本と違いとても広いので主要都市間移動の多くが飛行機移動でした。

国内とあって小さな飛行機から大きな飛行機と様々でした。

移動時間も日本国内と違って5時間程度が普通。

現地での観光時間を増やすために早朝や夜中のフライトを選択することも多く、飛行機内ではできるだけ睡眠をとりたかったので、この出会いは衝撃的でした。

職業柄どこでも睡眠を確保することができる方でしたが、それでも機内という限られた環境では、他人の話し声やエンジン音が気になることが多くなかなか寝付けないことが多々でした。

ノイズキャンセリング機能のおかげで初めて飛行機内で眠れた

そんな悩みを解消してくれるのがノイズキャンセリング機能だったのです。

それは航空会社の専用のロゴが入っており、どんなメーカーだったのかはわからなかったのですが。

しかし、今まで感じたことがないくらい周りが静かに感じました。

エンジン音が消え、他の人の話し声や咳払い、赤ちゃんの泣き声さえも消え、アクション映画の迫力もまるで映画館で、見ているかのようで臨場感もそのままでした。

それ以上に驚いたのが、音楽や映画を見ていなくても外の音が消えること。

そして、ノイズキャンセリング機能のみでも使えたのです。

生まれて初めて飛行機上であんなに快適に睡眠をとれました。

ボーズのノイズキャンセリングイヤホンQuietComfort 20を使用したらトリコになった

それから飛行機を降りてすぐに、ノイズキャンセリング機能を検索。

そんな時に出会ったのが、「Bose」製品でした。

ノイズキャンセリング機能に関しては世界トップクラスといわれるメーカーでした。

航空会社の中にはファーストクラスのヘッドホンにも採用している会社があるほどの優れたメーカーだと知りました。

それまではスマートフォンの附属品のイヤフォンを使用しており、音質やノイズキャンセリング機能など全く興味がなかったので、全く知りませんでした。

それが一度試してみたら、もうトリコになりました。

私は、ヘッドフォンだと飛行機での長距離移動は重みで首がいたくなり、また、荷物になるためヘッドフォンは諦め、Bose QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphonesを使用しています。

QuietComfort 20のメリット

今はヨーロッパに住んでおり、半年に1回は日本に行く機会があります。

そのたびにいつもこのイヤフォンにはお世話になっています。

もうQuietComfort 20がないと眠れないくらいです。

航空会社によっては、イヤフォンジャックがQuietComfort 20に対応していない場合もありますが、ノイズキャンセリング機能はイヤフォンジャックにささなくても使用可能。

ただ無音の中、周りの音に邪魔されずに睡眠をとりたい時に、ノイズキャンセリング機能のスイッチをオンにするだけ。

それだけで、自分だけの快適空間が広がるのです。

充電も機内のUSBから行えば電池の消費も問題なし。

ケーブルはアンドロイドフォン充電用のケーブルが、そのまま使えるので余計にケーブルを持ち歩く必要もなし。

それに、海外で生活していると普段、聞きなれない発音があり、電話で会話するのも時々困難になることも。

そんな時、このノイズキャンセリング機能を使用して電話することで会話がクリアーに。

電話での、交渉にも一役買ってくれています。

QuietComfort 20のデメリット

ただ、欠点といえばやはりコードレスでないことと装着感。

イヤフォンジャックにさしておく必要がないので、不要なコード部分は、パーカーやフードの中にしまってしまえば、機内での睡眠中の行動制限は、ある程度緩和されるものの、やはりコードがあることへの違和感はなくなりません。

また、イヤフォンをしたまま耳を枕に預けると圧迫感があり、起きた際に少し痛みがでること。

これからワイヤレスでノイズキャンセリング機能搭載のイヤフォンが発売されたら、もっと快適になると思います。

先日、お店に行く機会があったので、Boseの担当者に聞いてみましたが、まだ、ノイズキャンセリングの部分を小さくする技術が追い付いていないとのこと。

それでも、いずれ開発されるだろうことを願って、今は、Bose QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphonesを飛行機旅のお供に旅を続けています。