今回は、30代主婦さんが、地下鉄内で低ボリュームで音楽を聴くために購入したソニーのノイズキャンセリングイヤホンMDR-NWBT20N Bを使った感想をご紹介してみます。MDR-NWBT20N Bを使用することで、地下鉄の騒音をかなり軽減でき、快適に地下鉄に乗ることができるようになったそうです。逆に、ノイズキャンセリング機能の音が気になるので、静かな場所で耳栓代わりに使うのは適さない、そうです。
ノイズキャンセリングイヤホンは騒音をカットする物?初めてその存在を知る
私は北海道に住む30代の主婦です。
子育てしつつ、週に3日ほどパートで仕事をしています。
仕事先には地下鉄で通勤しているのですが、家から職場が割と遠いので通勤時間が長く、トータルで1時間近く地下鉄に乗っています。
その間、時間を潰すのに好きな音楽を聴いているのですが、地下鉄の中というのは騒音が大きいので、かなり音量を上げないと音楽がかき消されてしまうのが不満でした。
あまり音量を大きくすると音漏れも気になるし、自分の耳への負担も心配です。そんな話を友人にしていると、「ノイズキャンセリングにすればいいじゃん。」と言われました。
どうやらノイズキャンセリングのイヤホンを使えば、周りの騒音がかなりカットされるらしいのです。そんなものの存在を知らなかったので驚いた私は、半信半疑でしたが、とりあえず友人のオススメするイヤホンを買ってみました。
ソニーのMDR-NWBT20N Bで地下鉄の騒音をかなり軽減できたことに驚く
SONYのMDR-NWBT20N Bというタイプのものです。Bluetoothに対応していて、ワイヤレスで快適に使用することができます。
インナーイヤー型なので、しっかり耳にフィットしますし、本体も軽いのでつけ心地は悪くありません。ノイズキャンセリングという機能が付いている分すごく重たかったら嫌だなと思っていましたが、そんな心配はありませんでした。
さて、肝心の機能の方ですが、まずは買ってすぐ家の中で試してみたところ、もともと家の中が静かなせいかあまり効果が感じられませんでした。むしろ曲がかかっていない時に、独特のサーというかザーというか雑音が聞こえる気がして少し気になりました。
これで本当に大丈夫なのか?と最初は思いましたが、次の日、地下鉄に乗りながらこのイヤホンを使ってみると、スイッチを入れた途端に雑音がかなり静かになって驚きました。
もちろん全く聞こえなくなるわけではなく、自分に向かって話しかけられた声や、発車アナウンスの音、ドアの開け閉めのプシューという音などは聞こえるのですが、それ以外の比較的小さな雑音はかなりゼロに近いくらいまでカットされていると感じました。
地下鉄の中に限らず、街中にいるといつでも、ザワザワ、ガヤガヤみたいな騒音は聞こえていると思うのですが、その類の雑音がかなり静かになるので、ザワザワの中でスイッチを入れる瞬間がちょっと快感です。
MDR-NWBT20Nのおかげで地下鉄の中も快適に過ごせるようになりました。
ソニーのMDR-NWBT20N Bは静かな場所で耳栓代わりに使うのは適さない
あえてデメリットをあげるとするならば、静かな場所で使った時に、曲の合間の無音の瞬間に聞こえるノイズキャンセリングの独特の音が気になるというところでしょうか。
私は、基本的には地下鉄の中などで音楽を聴くのに使用しているので、あまり問題ありませんが、静かな場所で使うことも多い方や、音楽をかけずにノイズキャンセリング機能だけをオンにして耳栓がわりに使ったりするつもりの方には気になるところかもしれません。
私の使っている機種は6千円くらいのリーズナブルなものなので、そこまで求めるのは欲張りかもしれませんが。噂によると2〜3万くらいの上位機種になると、ノイズキャンセリングの音自体も静かなものがあるそうなので、ちょっと一度試してみたいとは思います。
あと、ノイズキャンセリング機能は電池を消耗します。イヤホン自体がワイヤレスなので、もちろん充電する必要があるのですが、毎日往復2時間の通勤で使っている私は、3日か4日に一回くらいの割合で充電がなくなってしまいます。
充電するのがちょっと面倒だな、と思う時があったり、充電し忘れてしまう事もあるので、個人的には、1週間に一度充電すれば良いくらいまで電池の持ちが良ければな、と思います。
ただ、総合的に考えると、充電の手間やノイズキャンセリング自体の音が気になるのを差し引いても十分メリットの方が大きいので、買ってよかったと思っています。