今回は、30代自営業(男)さんが、相当昔に購入したボーズのノイズキャンセリングヘッドフォンQuiet Comfort2を使った感想をご紹介してみます。Quiet Comfort2の良かった所は、1.かっこ良くてスマートな印象、2.電池がイヤーマフに内蔵、3.ノイズの少なさ、4.愛着がある、ことだそうです。逆に、悪かった所は、イヤーマフが経年劣化してボロボロになった所だそうです。

ボーズのQuiet Comfort2で良かった点

年齢30代、性別(男)職業(自営業)住まいの地域(大阪府)で、使用したノイズキャンセリングヘッドフォンのメーカー名:BOSE、製品名:Quiet Comfort2である。

良かった点は、それ以前に使っていたヘッドフォンに比べて格段に違うと感じたのがノイズの少なさ。また、BOSEのロゴもいかにもかっこ良く見え、いまだに動くことを考えると耐久性もまずまずあったんだと思う。

重さもそれほどなく、それ以前のモデルのごてっとしたモデルたちに比べてもスマートな印象だった。電池をイヤーマフに内蔵するのもいいアイデアだと思った。

今となっては後継機種も多く発売され、スペック的にはそれほど驚くほどのものではないかもしれないが、発売当時はヘッドフォン界のエポックメイキング的な商品だっただけに、使用することのなくなった現在でも愛着が湧く思い入れの強いヘッドフォンと言える。

ボーズのQuiet Comfort2で悪かった点

このモデルに限った事ではないのかもしれないが、イヤーマフの劣化によるビニール?の剥離や、ベトつきが経年劣化によって現れた。気がつくと細かい破片がポロポロとシャツについていることに気付いた時は、非常に悲しい気分になったし大切に使ってきた高級ヘッドフォンだっただけに残念感が半端なかった。

BOSEの不具合はオフィシャルに言えば、保証期間内なら基本的に無料で交換してくれていたが、明らかに同様の不具合を保証期間外に発生していた事例を多く見たので、予想できていた問題だったんじゃないかと思うと、多少安価でデザイン性は劣る国産メーカーのものでも、それほど満足度に変わりはないのかもしれないと思う。

これもまた多くのヘッドフォンに言えることかもしれないが、ヘッドバンドスライドが雑に設計されていて故障しやすかった。私は、外出用と、室内用と2個同機種を持っていたが、どちらのスライドもある日突然割れていたことを考えても、あまりよろしくない。

ボーズのQuiet Comfort2使用時の注意点

ハウリングやハード面の故障、スピーカーの割れなどの使用に伴う故障は避けて通れない問題だと思うので、極力必要時以外は、専用ケースに入れて保管するなどする。また、紫外線に当てる事で、プラスチックパーツの変色や、イヤーマフの劣化は加速するように思うので、暗室保管など懇切丁寧に扱うことがいいと思う。

ヘッドバンドの破損は保証期間内なら無料交換してくれたと記憶しているが、私の場合、期限が切れてしまったあとだったので、自分のサイズにアジャストしてビニールテープなどでグルグルに巻いて固定すれば見てくれは悪いが、使用に際する問題はなかった。

結局、ヘッドフォンはその構造ゆえに色々な頭の形にフィットできるようにアジャストできるバンドを採用してきたんだと思うが、固定できるメリットより破損しやすいデメリットの方が優っている気がする。そういうユーザーは多少ずり落ちたり、無くしてしまったりと不便でもワイヤレスやバンドレスなイヤフォンユーザーとなっていくと思う。

いらないときは小さくしまえて、必要な時に流動的に、形状記憶するような形で変形し、アジャストできるバンドが開発されるとヘッドフォンユーザーとしては嬉しいと思う。

ボーズのQuiet Comfort2の購入場所

秋葉原のヨドバシで購入した。当時、地方在住だったのでカタログを見て、実物を触ることなく購入したが、配送などトラブルもなく非常に満足のいく結果だったが、現在は実際に触って視聴してから購入するのが一番いいと思う。

特に今は秋葉原や大阪の日本橋などの家電量販店のスピーカーコーナーでは、何十ものスピーカーが視聴できるし、昔はカタログを見ながら比較したものだが、最近は近くにいる専門の店員に聞けばなんでも答えてくれる。

マニアックな高級ヘッドフォンユーザーたちのこだわりを熟知している店員だけに、販売方法にもこだわりがあるのか、なかなかお気に入りの店員さんに巡りあえることも多くない印象。