今回は、40代自営業(男)さんが、隣家の犬の鳴き声と車の騒音に悩んだ騒音体験談をご紹介してみます。隣家の騒音対策としては、やんわりと騒音問題を隣家に伝えることが有効な騒音対策だそうです。更に、車の騒音に対しては、防音カーテンは効果が薄く窓を2重サッシにすると防音効果が高いそうです。

中古の一戸建てにおける騒音の悩み

私は40代の自営業者の男で、関東に住んでいます。3年程前に中古の一戸建てを購入した私ですが、国道沿いの家であるため、いざ住んでみるとまずは道路を行き交う車の騒音に悩まされました。

しかも厄介な事に隣の家には小さな男の子が2人と、犬を飼っているのです。お陰で昼間自宅で仕事をしていると、車の音と共に小さな男の子が騒ぐ声が家の中まで聞こえて来て集中出来ないという悩みがありました。

更に、明け方に隣の家の犬が吠え出す等して起こされる事があり悩んでいたのです。奇妙な事に、夢の中の犬に吠え立てられて逃げるといった夢を見て飛び起きると、隣の家の犬が吠えているといった事が何度かありました。

所が、そんな騒音の悩みを、見事に解決して今はその家で問題なく快適に暮らせる様になりました。

騒音発生源の隣家にやんわりと騒音問題を伝える

私が騒音問題のためにまず動いたのが、隣の家にやんわりと苦情を言いに行った事です。勿論、ご近所トラブルは避けたい私は昼間自宅で仕事をする事があるのでもう少しだけ静かにして貰えないか、という風にやんわりと伝えました。

同時に犬が、明け方に吠える声で起こされる事がある事も伝えたのです。するとお隣さんは、そこまで自分の家の音が漏れている事に気付いていなかった様子でした。逆に漏れている事がショックだった様で、必ず何らかの騒音対策を行ってくれると約束してくれたのです。

もっともどの様な騒音対策を取ってくれるかまで聞けなかったので、お隣さんを信じて、それ以上は苦情を言わず、お願いします、と言って引き下がりました。

すると私が期待した様に、何らかの対策を施してくれた様子で、10日ばかり経った頃には隣の家から騒音レベルで音が聞こえて来る事はなくなったのです。

正直、最初は苦情を言いに行く事にかなり不安や抵抗はありましたが、思い切って言いに行って正解でした。それと同時に騒音を出している側はその音に慣れていたりして、隣近所に騒音を出していると自覚していない場合がある事にも気付かされたのです。

なので、ご近所の騒音に悩んでいる場合は、その事実をやんわりとした形で伝えてあげる事が必要だと実感しました。こうしてお隣さんからの騒音を逃れる事が出来た我が家ですが、まだ道路を走る車の騒音に悩まされていたのです。

防音カーテンは車の騒音のような低音には効果が薄い

車の騒音は文句を言いに行って解決出来る問題ではないので、我が家で何とか対策するしかありません。私は当初、壁を防音仕様にしなければならないのかと考えていました。

ですが、インターネットで騒音問題について調べてみた所、騒音が聞こえて来るのは壁よりも窓の問題が大きいと気付いたのです。なので、手軽に窓の騒音対策が出来るというのを期待して、防音カーテンを購入して付けてみました。

所が、取り付けてみたものの、外から聞こえて来る車の音が若干小さく感じる程度の効果だったのです。とても満足出来る様な遮音効果と言えず、私はがっかりしました。

そこで、ネットできちんと調べた所、この手のカーテンはピアノの音やペットの鳴き声等の高音を外に漏らさない効果は高い様です。なので、騒音を出していたお隣さんには効果的ですが、車の音等の低音が外から聞こえて来るのを防ぐ効果は余り期待出来ないという話でした。

車の騒音のような低音には窓を2重サッシにすると防音効果が高い

私は良く調べずに防音カーテンを購入した事を後悔しつつも、何とか騒音対策を実現したいと考えたのです。

そこで、もっと効果的な方法はないかとネットで探した所、窓を2重サッシにするという方法が良いとの情報を得ました。窓を2重にする事でガラスがトータルで厚くなり、騒音の侵入を防げるだけではないです。

内窓を取り付ける事により、アルミの部分も2重に出来るので、その部分からの音の侵入も防ぐ事が出来るとの事でした。内窓を加えた事で国道から聞こえて来る車の音が完全に消えた訳ではありませんが、大幅に軽減する事は実現出来たのです。

なので、今では車の通行量が多い時間帯でも音に邪魔される事なく、自宅で集中して仕事が出来ます。同時に2重窓にした事で、音が漏れる心配もなくなり、気軽に鼻歌を熱唱する事が可能となった点も地味に嬉しい所です。