今回は、30代Webライターさんが、道路族の騒音がうるさくて悩んだ騒音体験談をご紹介してみます。道路族に対する騒音対策として、1.直接本人に言う、2.小学校に言う、3.警察に言う、4.市役所に言う、5.小学校に言う(動画つきで)、6.警察に言う(動画つきで)、7.民生委員に言う(動画を撮影したことを報告)、の7STEPを実行してみたそうです。

道路族の騒音がうるさい

30代、主婦で在宅のWebライターをしています。子どもは2人。未就学児です。

郊外の住宅街に戸建を建てた後から、騒音に悩まされました。

それが「道路族(どうろぞく)」です。

子供を住宅街の道路で遊ばせる主婦たちが井戸端会議。

家の中にまで「キャハハハハハハ!」「アハハハハ!」と笑い声が響き渡り、子供たちは室内で遊ぶはずのプラスチックカーを外で「ガーガーガーガー」と乗り回し、大きい子は自転車で往復したり、スケボーでガーガーガーガーと往復。

バスケットボールのバウンド音も「ドムドムドムドムドムドム」と響き、テレビをつけても音が響きます。

公園よりうるさい状況に気が狂いそうでした。

道路族に対する7STEPの騒音対策

STEP1:直接本人に言う

道路でドッチボールをして、ボールが「ドムッ」と車に当たったので、直接「公園に行ってもらえませんか?」と伝えました。

すると、その日はやめたのですが、次の日には再開。

同じ住宅街でも2世帯、3世帯とまとまると集まって遊びたくなるようです。

家のフェンスに「ガッシャーン!」とボールをぶつけた時に家から出ていったところ、隣の妻に鼻で笑われました。

悪いことをしたという認識なしです。

なので、これは効果なし。

STEP2:小学校に言う

小学校に伝えて、注意喚起をしてもらいました。

これは個人に指導したわけではなく全体指導だったので効果なしでした。

STEP3:警察に言う

警察に伝えました。

電話をしてからパトロールをしてもらえたので、パトロール中は家の中に入り静かな時が過ごせます。

ただ、午後2時、午後4時のパトロール時間だったので、道路族が学習し、パトカーが通過した後に「行ったぞー」「遊べるぞー」と道路に出ていき遊びはじめます。

これも効果は一時的なものでした。

STEP4:市役所に言う

市役所に伝えました。

市役所も警察と同じでパトロールをしてくれます。

警察も市役所も動き始めたので、道路族の中にも遊びをやめる人もいたのですが、車の来ない私道ならいいのではと、私道側で遊び始める人がいたり、庭ならいいんじゃないかと庭で大騒ぎする子供も出てきました。

オープン外構なので、隣の家を覗いたりすると迷惑です。

STEP5:小学校に言う(動画つきで)

あまりにひどいので、小学校に動画つきで報告しました。

すると、小学校が個人で指導してくれ、親も呼んで指導してくれました。

しかし、動画を撮影した犯人捜しがはじまり、ここで大問題になります。

私だとバレて、子供の幼稚園に送ろうと家を出た時に、立ち往生した道路族の母A、母B、父B(母Bの夫)。

「何やってんですかー!」と叫び、「何のことですか?」「ごめんなさい、急いでいるんで」と言って避けようとしたところ、「動画を勝手に撮影されて子供がおびえてるんですけど!」「何なんですか!」と恐喝されたため、相手の顔写真を撮影。

その後、動画撮影を開始。

それについてギャーギャー言いましたが相手の音声をしっかり録音しました。

そして、その動画を持って小学校に行き「注意したら逆切れされて、こんな物言いをされた」と見せました。

確固たる証拠がある状態になりました。

STEP6:警察に言う(動画つきで)

警察は、何度かの訪問で道路族についても知っています。

動画を見せたところ、「防犯カメラをつけた方がいい」とアドバイスがありました。

住宅街の問題はよくあることで、固定カメラの方が相手の神経を逆なでしないと言われました。

私はこれまでにパトロールをしてくれて感謝をしていること、しかし、道路族はパトロールの後に遊び始めることも伝えると「でも、結局は親の教育なわけで、私も24時間見張るわけにはいかないし・・・」とまっとうなことを言われました。

ただ、車通りの多い道路で遊ぶのは禁止行為。

住宅街の道路で遊んではいけないわけではないけれど、迷惑をかけていることは認識しました、と言われました。

車にボールをぶつけた時には民事訴訟になるので、警察は介入しないことも言われ「親の保護責任になります」と言われました。

STEP7:民生委員に言う(動画を撮影したことを報告)

近所の民生委員との話し合いもありました。

民生委員は過去にも報告したことがありますが、おじいちゃんなので「私が子どもの頃には道路で遊んだものだ」と道路族の立場に近いです。

しかし、民生委員の人が問題ありなのか、市役所からの社会福祉コーディネーターの人もつきそいで2回目は話し合い。

相手側(道路族側)からも苦情が出ていたようです(動画を勝手に撮影されたと)。

そのため、双方で話し合いをしないか?と言われたのですが、私自身、話しても平行線だと思い、「理解しあうのは無理じゃないですか?」と聞いたところ、民生委員は「道路族は何が悪いのか理解していない」と言われたため、話し合いを断念。

民生委員に脅しのつもりも込めて「動画を撮影したので、いつでも公開できます、いつでもマスコミに連絡できる状態です」「防犯カメラもあります」「ガレージも設置します」と伝えてあります。

今後も道路族と闘う

いやがらせは相変わらず続いています。

花に水をやると隣の夫婦は、玄関を開けて外に出てきて監視してきます。

夏の時期には庭に出るだけで、隣の玄関をあけて蚊取り線香をつけて室内に入るいやがらせがありました。

私自身、道路族の大人3人に囲まれて脅されて、一時病みました。

なのでカウンセリングに通った経験もあります。

ただ、「いつでも動画を公開しますよ」の言葉は効果的だったようです。

道路族でも遊びをやめる家庭が出ています。

自分たちの不在時が気になるので、防犯カメラの設置、クローズ外構にするためガレージの設置(400万円ほど)と今後も対策費用はかかりそうですが、相手が変わらない限り戦います。