今回は、40代サービス業(女)さんが、近隣住人の車とバイクの音がうるさくて悩んだ騒音体験談をご紹介してみます。騒音対処法として、耳栓と寝る場所を変えるは騒音対策効果がなく、相手が悪い人ではないなら騒音問題は本人と直接話をするのが一番よい解決策だとのことです。
夜は静かによく眠れる環境だった
私は関西に住んでいる40代の女性で職業はサービス業でパートとして働いています。私が今までに体験したご近所の方の騒音トラブルについてお話したいと思います。私が住んでいるのは住宅街で、それまではあまり騒音が気になることはありませんでした。
家から少し離れたところに大きめの道路があり、そこを走る車の音がやや気になるくらいです。どちらかといえば田舎なので、夜は静かによく眠れる環境だったと思います。
ある日、長年隣に住んでいた方が転勤のため、引っ越しをされることになりました。その方とは長年のお付き合いで、特にトラブルもなく過ごしてきたので、お別れが残念でした。
ほどなく、隣には新しいご家族が引っ越ししてこられ、ご近所さんとしてお付き合いすることになったのです。若いご夫婦でお二人で引っ越しのあいさつにこられたときは、感じのよい方たちだなと思いました。
しかし、あまり時間が経たないうちに、このご近所さんの騒音トラブルに悩まされることになったのです。
車とバイクの音がうるさい
具体的な騒音とは、朝の5時くらいにお隣さんのご主人が仕事に行かれるときの車の音です。そのご主人はいわゆる「改造車」に乗られていて、エンジンの音が異常にうるさいのです。
私が気にしすぎなのかもしれませんが、静かな住宅街なので、その車の音がとても響きます。朝眠っているときにお隣さんの車の音で毎回目が覚めるくらいです。
また、そのご主人は休日には趣味でバイクに乗っておられます。このバイクの音が改造車と同様に異常にうるさくて、深夜に帰ってこられると、いっぺんに目が覚めます。
耳栓と寝る場所を変えるは騒音対策効果なし
お隣の奥さんはいつも挨拶してくださり、とてもよい方のようなので「騒音の苦情」を言うのもためらわれました。また、ご主人のほうも奥さんと同様にいつも明るく挨拶してくださるので悪い人ではなさそうです。
ただ、改造車やバイクの音が住宅街に響き渡ることに気がついていなかったのだと思います。これから長くお付き合いするご近所さんだと思い、最初は我慢しようと思いました。眠るときには耳栓をつけてみたり、騒音がするお隣の反対側の部屋で寝るようにしたりしました。
しかし、お隣のご主人が改造車やバイクで出入りするときには、どうしても目が覚めてしまうのです。
奥さんに苦情を言う
このままでは毎日眠れそうにないと思ったため、菓子折りをもってお隣を訪問することにしました。ご主人が出かけておられ、奥さんがおうちにおられそうな時間帯にチャイムを押して、「実は、ご主人の車の音が」とそれとなくお伝えしました。
奥さんは、すごく恐縮した様子で謝ってくださり、こちらとしては思いきって伝えてみてよかったと思いました。
しかし、次の日の朝も今までと同様にお隣さんの改造車の音で目が覚めてしまったのです。ただ、今までは道で長い間エンジン音を響かせていたのが、さっと車を出してくれるようになりました。
騒音時間が前より少し短くなったといえるかもしれません。しかし、相変わらずうるさいのは、事実なので、ここは思いきってご主人と直接話をしようと思いました。
相手が悪い人ではないなら騒音問題は本人と直接話をするのが一番よい
お隣のご主人が帰宅される時間に道でまちぶせし、「実は、車の音が朝うるさくて目が覚めるんです」と切り出してみました。ご主人は「そうですよね」とおっしゃってくださり、こちらからは「どうにかならないでしょうか」と尋ねてみました。
相談した結果、住宅街から少し離れたところにある駐車場に車とバイクを止めてくださることになりました。その場所なら、住宅街から少し離れているため、騒音がましになりそうです。
色々思い悩んでいましたが、やはり直接話をしてみてよかったと思いました。もし、相手が悪い人ではないのなら、騒音問題については本人と直接話をするのが一番よいのかもしれません。