今回は、30代会社員(男)さんが、隣人の大学生のどんちゃん騒ぎに悩まされた騒音体験談をご紹介してみます。騒音解決方法として、1.頭から布団を被り、耳栓をして寝る、2.コチラも騒音を立てる、3.直談判、は効果が薄くハイリスクだそうです。騒音トラブルは、安易に行動を起こさず、まずは管理会社に相談がおススメであるとのことです。
引っ越して来た隣人のどんちゃん騒ぎで、頭から布団を被り、耳栓をして寝る毎日
私は大阪に住む30代の男性で会社員をしています。
今から15年ほど前、就職をきっかけに親元から離れ、初めて一人暮らしをする事にしました。当時はお金が無く、賃貸住宅はとにかく安い所と決めており、職場から近い4万円のワンルームを借りる事にしました。
最初は隣人がおらず快適に過ごしていたのですが、しばらくしてから隣人が引っ越してくるようになると、まるで地獄のような状態になりました。隣人が来るまで気が付かなかったのですが、部屋の壁が薄いのか、日常会話まで丸聞こえの状態。
それでもお互いに気を使い合えば問題なく生活出来る状態ではありましたが、隣人は派手な学生で毎日毎日、夜遅くまで、友人達とどんちゃん騒ぎ。ワンルームなので、他の部屋に逃げる事が出来ず、頭から布団を被り、耳栓をして寝るようにしていました。
しばらくの間は、引越ししたばかりだから大目に見ようと思っていましたが、1ヶ月が経過する頃になっても、騒ぎは収まるどころか、悪化する一方。私は我慢の限界になり、騒音対策を開始する事にしました。
壁の薄さを気づかせるため騒音を立てる
まず実施したのが、私も隣人と同じように音を立てるようにした事。私ばかり音に気を使って静かに過ごしていたのですが、それだと音がどのくらい隣に響いているのかに気付かないのではないかと考えました。
私の苦労を実感してもらう為、隣人が起きている時間ではなく、朝早くから少し大きめにテレビをつけたり、掃除機を掛けたりなど、騒音までいかないくらいの不快な生活音を立てるようにしました。
これで壁が薄く、音が隣まで聞こえている事を分かってくれるかなと考えましたが、効果は全くありませんでした。
しかしながら、この反応は想定内で、次は隣人が騒ぎを起こし始めたタイミングで壁をドンドンと叩いたり、「うるさい!」と怒鳴りの声をあげるなど、壁越しに注意喚起をする手段を取りました。
最初はピタッと音が静まったのですが、しばらくするとまるで何事もなったかのようにどんちゃん騒ぎが再開。その後も私が注意をして、1時間程度収まる。また騒ぎが再開し、また注意をするという流れを繰り返し、終いには注意を無視するようになりました。
直談判
ここまで来ると悪質極まりないと判断し、直接隣人と話をする事にしました。騒ぎを起こすには非常識な時間帯だという事を強調する為、夜中の2時に隣人宅のインターホンを押し、隣人が出てくるのを待ちました。
隣人は予想通り、茶髪の遊び人丸出しの学生と言った感じで、インターホンの相手が私だと分かっていたような感じで「なんすか〜」とダルそうな表情をしていました。
私は「もう気が付いていると思うけど、夜やかましくて眠れない。11時くらいまでなら、大目にみるけど、それ以降は消灯時間だと思って騒ぐのをやめて欲しい。」と訴えました。その対応に隣人は、ヘラヘラと笑いながら「はーい。わっかりましたー。」とふざけたような対応。
私自身痩せ型で大人しそうに見える事もあり、「こいつなら大丈夫」と判断されたようで、注意した1日だけ11時に騒ぎが収まりましたが、翌日からは何事もなかったかのような状態になっていました。
騒音トラブルは安易に行動を起こさず、まずは管理会社に相談がおススメ?
これ以上私が、行動を起こすのは限界だと感じ、賃貸管理会社に騒音問題を相談してみる事にしました。会社の対応は非常に迅速で相談したその日から、あれだけ騒がしかった音が何事もなかったかのようにピタッと無くなるようになりました。
かなり厳しい注意が入ったのか、それから1ヶ月くらいすると、隣人は部屋を出て行ってしまいました。当時を振り返ると、自ら行動を起こす事で、何かしらのトラブルになっていた可能性があったかもしれないと反省しています。
私と同じような悩みを抱えておられる方は、安易に行動を起こさず、まずは管理会社に相談してみる事をお勧めします。