今回は、40代会社員(女)さんが、憧れの北海道で、道路がデコボコな為に車の騒音がうるさくて悩んだ騒音体験談をご紹介してみます。騒音解決方法として、1.道路がデコボコで自動車がうるさい場合は土木センターなどに相談する、2.交通騒音がうるさくて困るなら北海道でも雪の少ない地域に住む、3.不動産屋にクレーム、などがあるそうです。

車の騒音がうるさい北海道のアパート

私は、春に憧れの北海道へ引っ越してきた40代の会社員(女)です。

のどかで空気の澄んだ夢の北海道で、美味しい物をたらふく食べ、のんびりまったり暮らしたいと愛知県から移住してきました。しかし、そんな夢の暮らしを脅かす交通騒音に悩まされたのは、雪がとけアスファルトが綺麗に顔を出した頃からの事だったのです。

平日は、朝から夕方まで仕事をしているので、家にはほぼ寝に帰るだけの生活で、私が家に長くいるのは週末くらいの事でした。

ある日の週末、家の掃除をしている時に、やたらと耳に入るこの音は「何?」と、窓を開けると「ガタン!ガタン!」とトラックやバス等の大型車が通る度にする音ではないですか。

「北海道のアパートは雪には強いけど壁が薄いのかなぁ?」と、その時は「まぁ、大型車くらい仕方ない」と思っていましたが、その音は日に日に耳障りになる程のクラスになり始めたので、私は悩んだ挙句に会社の人に車の騒音がうるさいと相談をしたのです。

憧れの北海道で騒音との共同生活

職場の人が言うには「北海道は冬に大雪が降ると除雪車がフル活動して、その時にアスファルトを削ってしまうから、春になると穴ボコがあちこちに出来てしまう」との事。

そんな事まで想定して移住して来なかった私は「仕方のない事」でとりあえず納得し、騒音との共同生活が始まったのです。夏は暑くて窓を開けると、大型車じゃなくてもうるさい音に渋々窓を閉め、エアコンをつけてテレビのボリュームを上げる生活。

しかし、雪が降って冬が来ると道路を雪が覆ってしまうせいか騒音はなくなり、その代わりと言ってはなんですが、雪が降った日には除雪車のパレードが始まります。

除雪作業は、基本的に交通量の少ない夜中に作業を始めるので、見た事もない除雪車が雪を片側だけに吹き飛ばす音や、硬い雪を削る車に、その雪をかき集める車のけたたましい音。

慣れない光景と音に眠れない私は、夢描いていた北海道の生活はドラマの中だけの事で、現実はこんな騒音との戦いなんだと北海道へ引っ越した事を後悔しました。

道路がデコボコな時の自動車騒音問題の相談先は土木センターなど?

春を迎えたある日のこと、以前我が家の騒音を相談した会社の人が「慣れたかい?」と声をかけてきてくれたので、いろいろな話しを聞いて貰いました。

すると、「騒音のする道路がどこの管轄かを調べて相談をしてみるといい」と教えてくれたのです。

道路は国道、道道(北海道なので)、市道と分かれていて、それによって管轄が違うので相談先が変わってくるとのこと。会社の人に自宅の場所を説明すると、私の自宅前は市道だという事がわかり、相談先は「土木センター」という事で、さっそく相談の電話をしてみました。

応対は慣れたもので、住所を確認し、いつどんな時にどのような騒音なのかを確認し、後日、現地をみて道路の補修工事をするとの事でした。数日後、ふと気づくと穴ボコだらけの道路が綺麗に舗装されているではありませんか。

交通騒音がうるさくて困るなら北海道でも雪の少ない地域に住むべし

北海道では確かに、季節を問わず道路工事をしている場所がたくさんあります。今までは、あまり気にとめる事もなく「こんな季節に道路工事したって」と思っていたくらいですが、今回の件で「なるほど」と理解出来たのです。

交通量の多い幹線道路等は、定期的に補修がされても、我が家のような住宅街の道路等は今回のように相談をしなければ補修が入らないものなのだと思いました。

とりあえずは、また、騒音が気になりだしたら電話しようとシッカリ電話番号は控えておいて、今は北海道の生活をたっぷり満喫しております。今回の件で、私なりに勉強になった事は「交通騒音が嫌なら北海道でも雪の少ない地域に住むべし」という事です。

そんな話しを地元の友人に話したら「不動産屋にクレームで解決じゃない?」と言われ「なるほど!」と、もう一つの解決方を教えて貰ったお話しでした。