今回は、20代会社員(男)さんが、近所の犬の鳴き声がうるさくて困った騒音体験談をご紹介してみます。騒音問題解決手段として、1.騒音を出している側と話し合う、2.第三者を介して解決する、3.自宅の防音対策を実施する、4.最終的には引っ越しする、などの手段があるそうです。
騒音問題はストレスや不快感を与える嫌なもの
20代会社員(男)で、静岡県に住んでいます。
聴覚と言うものは、音楽を楽しんだりコミュニケーションには欠かせませんし、時に危険をいち早く察知出来る人間の優れた器官の内の一つです。しかしながら、その聴覚、故に問題を抱えてしまう事もあるかと思います。
家でくつろいで居たいのに工事の音がうるさいだとか、夜寝ている時間にも関わらず近所で人の騒ぐ声が聞こえて眠れない等と言った「騒音」の問題は、それを受けた人にストレスや不快感を与える嫌なものです。
もし私達がそのような問題に直面したとしたら、一体どのように解決していけば良いのかを見ていきましょう。
騒音問題解決手段
騒音を出している側と話し合う
まず考えられる対策は、騒音を出す本人を説得して解決すると言う事です。相手が理解のある人で「気付けなくてごめんね。これからは気を付けるよ」と言うように快く協力してくれれば理想的ですよね。
このように、互いに穏便に解決できる事がベストと言えるでしょう。この対処法は相手にもよるので、これで解決できる事ばかりではないと思いますが、接し方次第では良い方向に持って行く事も十分に考えられます。
例えばあなたが騒音の苦情を受ける側だと仮定して、相手が怖い顔をしてあからさまにこちらを睨んで怒鳴りつけてきたらどう思いますか。当然、良い感じはしませんよね。
それよりも、笑顔とまではいかなくとも普段通りの面持ちで話し、相手に静かにしてもらうようにお願いをすれば、その気持ちは自然と相手にも伝わるはずです。大切な事は、最初のアプローチで相手と壁を作らないと言う事です。
この対策は、音を出したり騒いでいる人々等に対して、まずやってみる価値がある対策です。ですが、一歩間違えば近所トラブルや人間関係の悪化にも繋がるリスクがあるので接し方には気を付けましょう。
第三者を介して解決する
もし、前述の方法でも聞く耳を持ってくれないだとか、これで3回目だから自分が言っても効果がない等、自分の説得だけでは解決は難しいと感じた場合、第三者の力を得ると言う手もあります。
例えば、アパートやマンションでこのような事態が起こったら、そこの管理人や管理会社のスタッフに相談して代わりに対処してもらうことも有効な手段です。
一方で、暴走族等の悪質な騒音被害の場合、個人で交渉する事は危険ですので、最寄りの警察や役所に通報し、対策を講じてもらう必要があるでしょう。下手に直接介入すると身の危険もあり得る事なので、第三者の協力を仰いだ方が安全です。
防音対策、その後、最終的に引っ越し
これまでの対策でも解決できない場合、まだ諦める事はありません。周りが動かないのであれば、自分で騒音対策をしてみると言う手も残されています。
これは私の実例なのですが、近所で飼われている犬の鳴き声がうるさくて苦情を言ってみたものの、何回言っても対策をしてくれない人がいました。
これ以上言っても効果がないけど、下手な事を言って近所トラブルになるのも嫌だな…と考えた私は、自分の家の防音対策に乗り出しました。窓や扉のサッシにホームセンターで購入した防音テープを貼り、隙間を防音素材で塞ぎました。
カーテンも防音性のものに替え、鳴き声が特にうるさい時にはヘッドホンでやり過ごしました。それらの対策の甲斐あって、その時はある程度は軽減する事ができました。ですが、この対策のデメリットとして費用と手間がかかる事が挙げられます。
因みに私の場合は5万~6万程かけました。ただ、その問題のこともあったので最終的に引っ越しましたけどね。耐えられなくなったら相当のストレスでしょうから、最後の手段として、このように引っ越すと言う手もあるでしょう。
ストレスでおかしくなるよりは、まだましなのかもしれません。それも経済的に困難と言う場合は、民事訴訟等も視野に入れた方が良いかもしれません。
幾つか対策を紹介してきましたが、その時の状況や相手の出方などによって対処法は様々です。可能であれば、当人との穏便な話し合いで解決できる事案ばかりであって欲しいと願う限りです。