今回は、30代パート(女)さんが、隣の住民の週末の夜のバカ騒ぎがうるさくて困った騒音体験談をご紹介してみます。最初は、直接注意と管理会社への相談は騒音対策効果がなかったそうです。騒音対策として、1.実家に逃げ込む、2.部屋の大幅な模様替え、を試してみたそうです。更に、決定的な事件後、管理会社に詰め寄った結果、騒音問題を解決できたそうです。
週末の夜のバカ騒ぎがうるさい
東京に住んでいる30代女性です。パートタイムで働いています。
体験談は20代の時に住んでいた神奈川のマンションで、お隣さんの馬鹿騒ぎに悩まされていた時の話です。
当時、新婚だった私たちは将来の住宅購入のために2DKの賃貸マンションに住んでいました。
駅から近い割には、古いせいか賃料もそれほど高くなく気に入っていたのですが、毎週末になるとお隣さんが友達を呼んで大声を出すのが悩みでした。
お隣さんは、まだ若いサラリーマンっぽい人であいさつも普通にする悪い人ではありません。
普段も静かに生活しているのですが、休みの前になると、お友達がぞろぞろ集まってくるのですが、そのお友達がメインで大声を出しているようです。
一度静かにしてもらえるように頼んだ時には、ゲームで盛り上がっていたと話していました。
お酒を持って友達が家に入るところを見たこともありますし、深夜にサッカーがあった時に突然の大声に驚かされて飛び起きたこともあります。
直接注意と管理会社への相談は騒音対策効果なし
何度注意しても直らないので夫とも相談して、お金が溜まるまでの辛抱だと思ってトラブルを避けるためにも我慢することにしました。
しかし、その後、我が家には赤ちゃんが生まれたことでそうもいかなくなってしまったのです。
もうすっかり慣れてしまった私たちは、いつものことだなと過ごすことができても赤ちゃんには無理な相談です。
ようやく寝たと思っても、突然の声に起きてしまい、そのまま全然寝てくれないということが何度もありました。
さすがに困ってしまって管理会社にも相談しましたが「注意します」だけで動いてくれません。
私が妊娠したことで貯金も一時的に止まっていたので、まだ新居は買えません。
ここで無駄な引越しもしたくないので、あちらが出ていくのを待つしかありませんでした。
2つの騒音対策
その間に私たちがとった方法は2つです。
実家に逃げ込む
1つは週末は実家に逃げ込むことでした。
幸い私の実家は電車でそれほど遠い所ではなく、両親も孫が見られるなら歓迎してくれるので、それに甘えて頻繁に実家に泊まらせてもらうようになりました。
ただ、夫は気を遣うからと言って、泊まらないので週末は家族がバラバラにされてしまいますし、根本的な解決にはなっていません。
部屋の大幅な模様替え
もう1つの方法は部屋の大幅な模様替えです。
最大の問題は、寝室が隣の家との境になっていることでしたので、その壁はすべて箪笥などの家具を置くようにして距離を取るようにしました。
レイアウト的には非常に使い勝手が悪く、たまたま遊びに来た私の友人からも「なんでこんな変なレイアウトなの」と言われる始末でしたが、壁を塞いだことである程度の緩和にはなりました。
しかし、ここで決定的な事件が起こります。
決定的な事件
夏場のある日、私たちの赤ちゃんがひどい夜泣きをしてどんなにあやしても、まったく泣きやんでくれない時がありました。
私と夫で交代で抱っこしても、どうにも治まらなかったため、私は少し夜風に当たらせてみたらどうかと思って抱っこしたままベランダに出ました。
赤ちゃんも最初は落ち着かずに、しばらくは変わらず泣いていましたが、ようやく落ち着いて寝てくれました。
この経験で夜泣きの時には、何度かベランダであやすようになったのですが、その後我が家に手紙が入っていました。
それはなんと、お隣さんから夜泣きがうるさいという苦情の手紙です。
それを見て、さすがに怒った夫はすぐさま隣に怒鳴りこみ、事は警察まで巻き込む大事になってしまいました。
大騒ぎになってしまったことで、マンション内でも注目を集めることになってしまった私たちですが、幸いにも味方になってくれる人は多くいました。
マンションの敷地内でも大声でおしゃべりをしていたお隣さんの友達を前々から迷惑に思っていた人は少なくなく、ここぞとばかりに管理会社に詰め寄ってくれた結果、お隣さんは気まずさからか、とうとう引っ越していきました。
お陰で我が家は、ようやく平穏な生活を送ることができるようになったのでした。
その後、我が家は家を購入したのですが、その時はこのことを教訓にして一戸建てを選びました。