今回は、40代主婦さんが、自分の子供が遊ぶ声がうるさくて管理人から苦情が入り、実践した3つの騒音対策をご紹介してみます。子供が遊ぶ声を騒音にしない方法として、1.子供が遊ぶ部屋を移動、2.うるさくない遊びを提案、3.外遊びを促す、などがあるそうです。また、騒音注意の苦情もマイルドな忠告なら積極的に騒音対策しようという気持ちになるそうです。
子供がうるさいと苦情が入る
私は、北海道在住の40代の主婦です。
4歳違いの子供がおり、小さい頃から、よくじゃれあって遊ぶ仲のいい2人でした。
上の子が7歳、下の子が3歳くらいの頃だったでしょうか。
毎日のように2人でたたかいごっこのような遊びをしていると、同じマンションに住む方から管理人を通して苦情が入ったのです。
考えてみると、確かにうるさかったと思います。
でも、「静かに戦え」なんて言ったらシラけるし、そもそもこのくらいの年頃の子供にそんなことを言っても無理だと諦めていました。
あまりにも盛り上がってくると、さすがに注意していたのですが、それでもぜんぜん足りなかったようで…。
「小さい子供がいるうちは多少騒々しくても当然」という考えに甘えすぎていたみたいです。
騒音注意の苦情もマイルドな忠告なら積極的に騒音対策しようという気持ちになる
なぜそんな風に、素直に反省できたかというと、その苦情があまりにも気遣いを感じる言い方だったからです。
「うるさいから静かにしてください!」というものではなく、「声が聞こえていますよ、というお知らせが来ている」という内容でした。
これって、「聞こえていないと思っているかもしれないから、お知らせしておきますね」ということですよね。
気を使ってそんな言い方をしてくれたのかもしれませんが、本当に優しさでお知らせしてくれたのだとしたら、ありがたい限りです。
言いにくいからそんな言い方になったのだとしても、気を悪くさせない配慮を感じて嬉しくなりました。
どんなにこちらが悪くても、苦情って、気分が悪くてちょっとイラっとするものだと思います。
しかし、この時の苦情には、全くイライラなんてせず、ひたすら申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
とっさに「何とかしないと」と思った私は、「どうすれば近隣住人に子供たちの声が響かないか」をじっくりと考え直しました。
騒音対策1:子供が遊ぶ部屋を移動
まず、実践したのは、遊ぶ部屋を移動させることでした。
間取りを考えてみると、子供たちがよく遊んでいた部屋の壁向こうは隣人宅の寝室になっています。
寝るような時間帯に騒がしくさせたことはありませんが、お昼寝をしたり、用事でその部屋に入ることだってあるはずです。
そんな時に、子供たちのうるさい声が聞こえてきたら、「寝室のすぐ隣なのに配慮がないなぁ」と思われても当然です。
そこで、「遊ぶならリビングで」というルールを決めました。
家具があって広々とはいきませんが、苦情が来たことも正直に伝え、子供たちにも自覚させたので、わりと理解を示してくれましたね。
最初は「苦情を言ってくるなんて」とショックを受けていたようでしたが、「住めなくなっちゃうかもしれないよ」と言うと子供たちはションボリ。
我が家でも他のお宅からピアノの音が聞こえたり、DIYでもしているような工具の音が聞こえてくることがあったので、その話をして…。
「人の家から聞こえる、うるさい音っていい気分がしないよね」と言うと、子供たちは納得がいったようです。
騒音対策2:うるさくない遊びを提案
次に、別の遊びを提案するように心がけるようにしました。
からだを使って遊びたくなるのもわかりますが、他に夢中になれる遊びがあれば、少しはやらなくなると思ったのです。
将棋を教えてみたり、テーブルでピンポンをしてみたり、いろいろとできる遊びを見つけては、空いた時間を過ごすようにさせました。
おかげでたたかいごっこは随分と減ったように思います。
騒音対策3:外遊びを促す
それでも、体力を持て余しているような時は、日中なら外に行くように声をかけ、外遊びを促しました。
めんどくさがることもありましたが、「おにぎりを作っておくよ」とか、「ジュースを持っていってもいいよ」と楽しみを作ると反応も違いましたね。
それ以来、近隣住人から苦情が来ることは一切なくなり、私自信も「また来たらどうしよう」と気に病むこともなくなって、よかったと思っています。