今回は、40代会社員(男)さんが、外部の騒音で眠れない時に、考えた騒音対策をご紹介してみます。眠れない時の騒音対策として、お金がある場合は、1.高層マンションに引っ越し、2.防音壁、が良く、コスト(費用)を抑えたい場合は、海外製の伸縮性のある耳栓を使用するのが良いそうです。また、百均の耳栓では、性能的に不十分だったそうです。

仕事中眠くなる程、騒音で眠れない

40代会社員、男、中部地方在住です。

以前の私は、眠れない、音がするとすぐに起きてしまう。などの症状に悩まされて、仕事中は眠く、上司の話や、会議中も、うつらうつらと全く話が入ってこない。所々でミスを連発。などとゆう状況をズルズルと何も解決せずに過ごしてきた時期がありました。

若いころは、それでも何とかしのぐことができていましたが、体調も悪化するばかりで精神的にも、ちょっとおかしくなりそうな状況でした。たとえば、窓からの隙間風が誰かのささやきに聞こえたり・・・結構ヤバいですよね。

そうなってから、ようやく対策を講じる事を考え始めました。

夜勤業務では昼間の音はすべて騒音

私の場合、夜勤業務もありましたので、朝方に帰宅して昼間に睡眠をとる生活が続いた時期がありました。そうなると私が寝る時間帯は、当然、外の世界は絶賛活動中なわけで、小学生や小さな子供の声、幼稚園や学校から聞こえる音楽や運動会の練習のけたたましい声。

車が走るタイヤの音やクラクションの音等々、普段はさほど気にしていなかった、音や声が私にとっては、思い出すだけで携帯を投げつけたくなるくらいのイライラした感情が湧き上がってくるような、まさに騒音そのものでした。

更には、私のアパートの目の前に、食品などを保管している会社の倉庫があり、商品を出し入れするためのトラックやフォークリフトが入れ替わり立ち代わり出入りしており、警告音が賑やかなまでにピーピー鳴り続ける、なんて有様でした。

そこでまず初めに思いついた対策として、仕事でもよく言われていたこともあり、「発生源を抑える」事でした。しかし、お気づきの通り、車の騒音、会社の騒音、小学生から近所の子供の声、等すべてにクレームをつけて黙らせるのは現実的ではないですよね。

とゆうことで、発生源に対して、攻撃的な対策よりも自らを守る事に徹する事を考えました。

高層マンションに引っ越し、防音壁は無理

音が入らないようにするには、下界の音が届かない高層マンションに引っ越して、のびのびするか、防音の壁で囲って外部の音を遮断するのか。

自分でもなかなか良い案だと一瞬思いましたが、どちらにしても時間とコスト(お金)を要する話で、一般人以下の私には、到底実行できる内容の対策ではないことにすぐに気が付きました。

金銭的に余裕のある方、またはミュージシャンなどにはお勧めできる対策かもしれません。

対策したことで、大きな見返りが見込める職業の方には良い方法だと思いますが、私の場合は、今後の出世も見込めない万年平社員のような存在でしたので、そんな夢のような生活の妄想は、一瞬でかき消されることになるのでした。

百均の耳栓は性能不足

ではどうするか、お金をかけずに済んで手間もかけない方法。原始的ではありますが、もはや自分の音を拾う器官を無効化するしかありませんでした。

そうです、耳栓です。音が聞こえなくても安全な就寝時に使える唯一の防具が耳栓でした。

たかが耳栓と言ってもあなどることなかれ、いろんな機能を持たせたもの、サイズ、柔らかさなど本当に自分に合ったものを見つけるのも、それなりに時間とお金がかかるのです。とは言っても、先程の高層マンションや防音壁に比べたら微々たるものですので、ご安心ください。

早速、一番身近にある百均の耳栓をためしました。音を遮るには問題なく、なんと保管用ケースまでついてきて、今どきの百均のサービスに恐ろしささえ感じていました。

ですが、そこは百均。耐久性に問題があったのでした。1週間くらいでしたでしょうか。徐々に縮んでしまい、寝ているうちに耳から落ちてしまったようでした。

やはり、外の音で大切な睡眠時間を奪われる事となってしまいました。一時的に使用するには、十分な商品ではありましたが、長く持たせるには不十分なものでした。

海外製の伸縮性のある耳栓で騒音問題解決

次に検討したのが、ネットショッピングでレビューなどを見ながら良さそうな商品をいくつか探し出しました。

値段も百均と比べると数倍から10倍以上するものもありました。ですが、背に腹はかえられませんので、仕方なくクリックをして購入しました。

これでやっと解決できると喜んでいたのもつかの間、待ちに待った商品が到着して、その日はやっと快眠できると信じて、ワクワクして逆に眠れなくなるくらいの気持ちでいました。ところが布団に入って数分後、耳に違和感が、「痛い」。

どうやらサイズが合っていなかったようです。こういった失敗を何度か重ねて、ようやく見つけたのが、海外製の伸縮性のある耳栓でした。一見大きく見えるのですが、耳に入れる前に手でしぼませて耳の中で自然と元のサイズに戻るとゆうものでした。

柔らかさも適度で耐久性もそれなりにあり、数量もいくつか入っていましたので、1年くらいはその耳栓で過ごせたでしょうか。ただし、汚れはどうしてもついてくるので、水で洗っても大丈夫なタイプを選びました。そうして、ようやく自分に合った耳栓に出会えたのでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。同じようなお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。