今回は、30代主婦さんが、上階住人の騒ぎで夜眠れなくて困った騒音体験談をご紹介してみます。騒音を録音して、マンション管理会社に電話することで、騒音問題を解決したそうです。騒音対策のポイントとして、「単身乗り込まない」「冷静に管理会社に訴える」ことが重要であると感じたそうです。

会社員時代の騒音問題

どうも。今回は私が体験した騒音問題を紹介しますね。

私はいま30代主婦で、大阪の戸建てに住んでいるのですが、これからお話しするのは会社員時代マンションに住んでいた頃のお話です。

やっぱり集合住宅はたくさんの人が共同生活している分、仕方ないんですかね?…でも、騒音問題って精神的にかなりやられるというか、当事者にとっては大問題です!

そのためにも基本的な対処方法は、自衛のためにも知っておいて損はないかな~と思います。

いつ、自分の身に降りかかるかわからないですもんね。

上階住人の騒ぎで夜眠れない

7年前のことです。

私は当時京都で、5階建てマンションの4階に住んでいました。

このマンションは専門学校の近くにあり、学生さんもたくさん住んでいるマンションでした。

そのため、結構、夜中にエントランスで騒いだりとか問題もあったんです。

その代わり家賃もお安めだったんで、致し方ないとも思っていました。ちょっとくらいの騒音は、マンションだったら、仕方がないかな~と折り込み済だったんです。自分の中でも。

です、が!

上の階の住人が変わってから私の生活は一変。

急に夜中に「ドン!ドン!」という足音。激しい音楽と「ぎゃはは!」という笑い声。…しまいには2人以上の歌声まで聞こえてくる始末。

最初は本当にびっくりしてしまって、『あれ上の人?!え?え、大人数でパーティでもやってんの?!』と思いました。

でも、今日だけだよね、新居でちょっとハメ外してるだけだよね、若いよね、、と無理やり自分を抑えて、寝不足なまま会社に行きました。

…まあ、お察しとは思いますが、結局、その日だけでは終わらず、週に3~4日は上階がそんな状態に。

徐々に、歌っている男性高音出てないよ~、女の子に合わせられてないよ~。下手だね~とか、無駄に歌声を聞き分けられるようになってきたりしました。

夜中の10時から宴会?が始まることが多くて、0時を過ぎても変わらぬテンションで繰り広げられていきます。

当然、眠れるわけもなく、睡眠時間は3時間くらいに、減ってしまっていました。

精神的にもどうしよう、と思ったし、悲しくって急に泣き出してしまったり。

やっぱり睡眠っていう、基本的なところを阻害されると、人間追いつめられてしまいますね。

それでも、1ヵ月ぐらい我慢しました。

夜中に耐えている時に、突然キレて「もういい、怒鳴りこんでやる!!」と思って靴まで履いたこともあったのですが、いや…上は大人数だし、男性の声も聞こえるし…もし、逆切れされたらどうしよう、とすんでのところで落ち着いたり、本当に辛い時期でしたね。

これはいまでも思いとどまって良かったなって思います。

ニュースとかでも、騒音問題で傷害事件に発展したりするの、時々見ますよね。

個人で立ち向かうの、ダメ!ゼッタイ!!です。特に女性の方は、身の安全の為にも単身で乗り込むのは危険すぎます。

騒音を録音

で、結局何をしたかというと、まず騒音の出る時間帯・日時をメモ。

無料の録音アプリを使って、騒音を録音(ベッドの上に立って天井に近づけて録音してました)。

はい、客観的な証拠を集めたんですね。

個人で出来る限りでも、これはやっといた方がいいと思います。

マンション管理会社に電話

それで、マンションの管理会社に電話しました。

その時、やっぱり聞かれたのが、「いつ、何時から騒音しますか?」「どんな感じの音ですか?」ってことです。

説明する時、辛い思いをしているのはこっちですけれども、感情的に騒いだり怒鳴ったりすると、管理会社の担当者に『こいつがただ神経質なだけじゃないか?』って思われて、すごく不利です。

私はメモの内容と、「録音アプリでとった音もあります」と伝えることで、担当者の人に自分の困っている内容を客観的に伝えることができたと思います。

結果、管理会社が当該住人に直接訪問して注意してくれたことと、マンション内に騒音注意の張り紙をしてくれたことで騒音は収まりました。

その後、1年間そのマンションに住んでいましたが、上階から同じような騒音が、聞こえたことはありませんでした。

管理会社の担当者は真摯に対応してくれる方だったようで、上階に直接訪問した翌日電話で「女性の学生さんだったんですが、本人も反省しているようでして、もう、うるさくしないと言ってました。でも、また騒音がするようなら言って下さい」とアフターフォローまでしてくれました。

それで私は、再び安眠することができたのです。

騒音対策のポイント

思い返してみると、基本の「単身乗り込まない」「冷静に管理会社に訴える」ということが出来たのが、良かったのかなぁと思います。

でも、色々友人の話などを聞くと、「管理会社が全然相手にしてくれない…」とか「騒音主が全然認めない」など、こじれるケースも多々あるようですね。

実際、裁判沙汰になってしまうことも多いようです。

入居する時に、出来れば、きちんとした管理会社を選ぶことや鉄筋建てのマンションを選ぶなど、騒音に対処しやすい環境を整えておくことも有用だと思います。

やっぱり騒音にあってしまうと、その人の生活の質が、著しく落ちてしまうもの!

できるだけあいたくないですが、あってしまうと結局、自分で対処するしかないものです。

皆様もお気を付けて…!