今回は、40代フリーター(女)さんが、激安アパートで、隣人のバカ騒ぎがうるさくて悩んだ騒音体験談をご紹介してみます。アパートでの騒音問題対策として、1.複数を装って管理会社に苦情メールを入れる、2.管理会社に電話を入れる、を実行した結果、騒音問題を解決できたそうです。
激安アパートでの隣人のバカ騒ぎ
40代のフリーター女性で、中国地方に住んでいます。
単身用の激安家賃のアパートに住んでいます。もともと交通機関の騒音がある場所なのですが、生活音というか、そういう音と、住人が故意に出す騒音は違うものです。交通機関の騒音は、夜中には静かになりますし。
悩んでいた騒音というのは、1年ほど前に引っ越してきた隣の若い男性が、夜中に友人や彼女を連れ込んで音楽をかけたり、騒いだり、やたらと壁にモノを当てたり、床に何か重量感のあるものを落とすか倒す音を頻繁にさせることでした。
最初の内は、若い子の初めての一人暮らしで浮かれている状況だろうと静観していました。それに、不思議なことに今住んでいるアパートは若い子が長く住むことはあまりありません。
それに同じように一人暮らしに浮かれた若い子は、何処からか苦情が入ってすぐに退去することが多いからです。目の前は、住宅地ですし、本当に夜中は静かです。
ある日、羽目を外しすぎた隣人は、大音量で音楽をかけてバカ騒ぎをしていました。さすがにどこかの部屋か、あるいは目の前の住宅からか苦情が入ったようで、翌日から少しの間、静かになりました。
ところが、この男性は、加減が分からないようで、普通の声で夜中にしゃべる、笑う、音楽のボリュームを普通の音で聞くことは騒音を出していないと思っている様子で、バカ騒ぎしないだけで、うるさいことに変わりはありませんでした。
さて、ここでも隣の住人である私は静観です。
そして、また誰かが苦情をいれたようで、全部屋に管理会社からの「騒音について」の注意書きが配布されました。その内容は、どう見ても隣の住人の騒音の内容です。「自覚のある人は注意するように」と書いてありましたが、隣の住人は自覚がないようでした。
そのうち、だんだんと仲間が遊びに来ることは少なくなりました。すると、今度は夜中の12時あたりから、やたらとキッチンでガタガタバタバタと音をさせるようになり、それが1,2時間続きます。そして、彼女を連れこんでワイワイ、キャッキャッが始まります。
ついに、隣人として、うるさいことを管理会社に伝えようと思ったのですが、ここで、もうひと作戦実施することにしました。
隣人である私がずっと静観していたのは、これだけうるさい人は、周りも放っておかないだろうと思っていたし、隣人の私が、ラスボス的に苦情を入れれば、さすがに退去に追い込めるのでは、と思ったからです。
隣人以外から、苦情が来るのは相当な事だろうと思っていました。
その作戦とは苦情を入れる人が多ければ多いほど伝わる作戦です。
私が管理会社に電話をすることは簡単です。しかし、それで効果がなければ終わりです。私一人が我慢すれば済むことになってしまいかねません。
複数を装って管理会社に苦情メールを入れる
そこで、管理会社のメールに捨てアドレスで夜中に淡々と隣人がうるさいとの苦情を書き連ねました。
捨てアドレスなので、私だとはバレていないはずです。しかも隣がうるさいという書き方はせず、ワイワイと騒いでいる声がする、廊下で大声で話している、駐車場で騒いでいるなど、どこの部屋の住人からの苦情とも取れる書き方をして送信しました。
すると、直接注意をしてくれたようで、少し反省したのか夜中に変な音楽を聴くことは、なくなりました。しかし、相変わらず物音は大きいし、夜中に彼女が、訪問してくるし、とにかく集合住宅で住むにはマナーを知らなさすぎる人です。
次に、私がしたことはネットカフェから管理会社に苦情のメールを入れました。とにかく夜中に起きている限り、何かしらモノを落としたりドアの開け閉めが、ひどくて壁伝いに他の部屋にも響いてくるみたいな感じで、隣人とは特定されない書き方をしました。
再び、管理会社からの騒音についての注意書きが配布されました。今度は、自覚したのかどうか分かりませんが、少しだけ物音が減りました。でも、さすがに壁に物を当てたり彼女を夜中に連れ込む行為は減りません。
ついに、私がラスボスとして管理会社に電話を入れることにしました。
管理会社に電話を入れる
さすがに壁の薄い隣の部屋なら、多少の音がするのは仕方ないと思われるところですが、今までコツコツと隣人の騒音を伝えてきたので、彼の悪事は管理会社も承知しているため、今までずっと黙っていた私が、ついに苦情を言ってきたとのことで、即刻、きつめの注意をすることになりました。
ある程度アパート暮らしの生活なんて制限されることはないのですが、この住人は起きているだけで騒音を出すレベルの要注意人物扱いとなったのか、結構、物音について、こんこんと説明を受けて、かなり気を付けるようにと警告されたみたいです。
隣人は、引っ越しはしていないみたいですが、今ではいるのかいないのか分からないくらい静かになりました。