今回は、30代ライター(男)さんが、近所の音楽教室の音漏れが、うるさいので、考えた騒音対策をご紹介してみます。騒音対策として、1.直接苦情を入れる、2.市役所か警察の協力を得る、3.イヤーマフと耳栓を同時に装着する、等を考えてみたそうです。その中で、「イヤーマフと耳栓を同時に装着する」が、意外と効果的な対策だったそうです。

近所の音楽教室の音漏れ被害

私は30代男性、フリーランスのライターとして関西地方で活動中です。悩んだ騒音問題は、近所の音楽教室の音漏れとなります。

防音対策無しでやっているようで、特にひどい時には、夜10時を回っても電子楽器を使って演奏しており、その音が筒抜けです。

ボーカル練習もしているようなのですが、ご丁寧にマイクを使って熱唱してくれるので、たまったものではありません。

長閑なプライベートタイムを取り戻すために考えた方法は3つです。

騒音対策として考えた方法3選

1.直接苦情を入れる

一つ目は直接苦情を入れること。対面でクレームを申し入れるのは危険なので、文書にて改善要請をする形を検討しました。

しかし、他の家庭は、そのような行動を取る様子はないため、無記名で手紙を差し出したとしても、最も音楽教室から、近い立地である当方が割り出される可能性が、高いと判断し、断念。

2.市役所か警察の協力を得る

次に、市役所か警察の協力を得ることを考えました。

この場合、警察の方は注意はしてくれるようですが、逮捕したり、などの強制措置は取れないようでした。

特に、音楽教室の方が、刑法違反などの状態にあるわけではないので、警察力では取締りに限度があるようです。

市役所への相談については、こちらは適正があるようでしたので、積極的に考えてみることにしました。

市役所には、一般相談科と言うような部署があり、騒音問題の相談を受け付けてくれます。

この時に、騒音測定器を借りて、実際に、どの程度の音が漏れているのかを証明し、一定限度を超えていると、受忍限度を超えることになり、慰謝料請求や防止措置の義務付けなどにつながるそうです。

受忍限度は、一般的に「この程度は我慢してあげて下さい」と言うものです。

生活している以上は音が出るものですし、プライベートで、楽器演奏を楽しむ権利はあります。

このために、一定限度を超えない時には、音が出ていても受忍してあげましょうと言う、決まりなのだそうです。

具体的に、どの程度の音量が測定されれば良いのかは、そえぞれの地域の条例にもよりますが、夜間ならば40デシベル以上が継続して測定される時には、受忍限度を超えると判断されてきます。

昼なら50デシベル程度です。

人の話し声が、60デシベルなので、漏れてくる音のせいで、人と会話できないレベルだと、騒音と考えられるでしょう。

早速、この測定器を借りようかと考えたのですが、この方法だと、後から裁判になる可能性があるようで、こちらも断念に至りました。

そこまで大事にするレベルではないので、バランスの良くない解決方法と思ったわけです。

確実に対処するなら、この方法が優れると思いますが、後の近所付き合いのことなどを考えると、難があると言えます。

最後に思いついたのは、マイホームの防音ですが、これに金をかけすぎるのは、バカバカしいものです。

他人の迷惑のための出費ですから、最低限の対策で、効果を得たいと考えました。

3.イヤーマフと耳栓を同時に装着する

悩んだ結果、最終的に購入したのは、イヤーマフと耳栓です。

ものすごくシンプルな解決方法ですが、多少の騒音ならば、問題がなくなったのには驚きました。

イヤーマフは、銃の射撃や機械作業をする時に、耳を保護するための装備です。

ヘッドフォンのような形状をしており、付けると簡単に数十デシベル規模で、音を減衰してくれます。

使い方としては、本を読む時には、耳栓を付け、それでも音が聞こえてくるとイヤーマフを追加することで、集中して読書を楽しめるようになりました。

音楽を聞く時は、イヤホンを付けて、その上からイヤーマフを装着すると、外部の音は気にならなくなります。

ただし、この方法では根本的な解決にはなっていません。

音楽教室の非常識は変わっていないからです。

もしかしたら、何も言われないことを良いことに、調子に乗っている可能性も高そうです。

現在進行系で、音漏れの規模は悪化しているので、このまま行けば近所の方と相談してクレームを入れるか、最終的には、市役所に相談することになるかと考えています。