今回は、20代会社員(男)さんが、早朝の木造アパートで、上階からの音と振動がうるさいので、実践した騒音対策をご紹介してみます。騒音対策として、1.騒音が鳴り始めたら、天井を棒でドンドン突いてみる、2.管理会社に報告、3.上の階を訪ね、直接お話をする、等を実行してみたそうです。最初の天井を棒でドンドン突くは、自ら騒音出していますし、人間関係も悪くなりそうなので、気づかせるためにやること、としては、到底良いアイデアではないと思います。

木造アパートでの騒音

僕は北海道在住の20代男性です。職業は会社員です。

彼女と木造賃貸アパートの1階で同棲をしています。

入居してしばらくは上の部屋が空いていたので、騒音問題なんてものはあるはずもなく平和に暮らしていました。

しかし、入居して1年が経った頃、上の部屋に入居者が決まったようです。

今まで僕達は何も気にせずに生活をしていたので、これからは夜は音に気を付けないといけないね~なんて話をしていました。

しかし、こちらが気を遣おうとしていたことが、ばからしく思えるほどの事件が起きたのです。

間取りは1LDK。寝室とリビングです。

もちろん僕たちは寝室で寝ていたのですが、ある日から突然、毎朝早朝の6時に「ブー!ブー!」と物凄い騒音と振動で起こされるようになったのです。

それはもうびっくりするほどの騒音で、何をしたら、こんな音が鳴るんだ?と最初は半ば呆れていただけだったのですが、平日は毎日必ず朝6時に「ブー!ブー!」という騒音で起こされるので、だんだんイライラしてきました。

だって30分くらいブーブー音が鳴り続けている訳ですよ?

おならのような音で起こされるのですよ?

僕たちも怒りでブーブーですよ!

そして僕たちは、遂にこの騒音問題と戦う決意をしたのです。

音と振動の原因

まず初めに、この音と振動の原因を考えてみました。

僕たちが寝ているちょうど上から聞こえてくるので、2階の寝室に騒音の原因があるのは間違いなさそうです。

そして、毎朝6時という決まった時間から始まる、ブーブーという音と振動。

「スマホのアラームだ!」

僕たちはそれに気が付きました。

おそらく床にスマホを置いているので、こんなにも僕たちが寝ている1階にまで振動が伝わっているのだと仮定しました。

上の階に住んでいるのは、若い男の子です。おそらく大学生。

悪気はないとは思うので、うるさいということを気付かせて、あげるべくいくつか実験をしてみました。

3つの騒音対策作戦

作戦1、騒音が鳴り始めたら、天井を棒でドンドン突いてみる。

僕は騒音のせいで毎朝6時に起きるようになったので、起きたら上の階の住人に怒りをアピールすべく、棒で天井をドンドンと突きまくりました。

さすがに相手が気づいてくれるだろうと思ったのですが、1週間続けても全く効果がありませんでした。

鈍感にもほどがある…。

相手に伝わっていないことが致命傷でした。

こうして作戦1は失敗に終わりました。

作戦2、管理会社に報告。

この作戦は、人間関係が悪くなりそうだったので、使いたく無かったのですが、あまりにもうるさいので仕方がなく、管理会社に相談をしてみました。

管理会社は、すぐに上の階の住人に対して、手紙で注意喚起を出すと言って対応してくれました。

これでやっと騒音から解放される…と思っていたのですが、その後も騒音が鳴り止むことはありませんでした。

手紙だと、そもそも読んでいない可能性もあったので、管理会社に電話で伝えてもらうように再度お願いをしたのですが、2階の住人は全く電話に出ないのだそうです。

作戦1でも伝わらず、作戦2でも伝わらない。

相手に音がうるさいことが伝わらないと何の意味もないのです。

若い子に伝えるってそんなに難しいことなのか…。

そして、1番やりたくなかった作戦3を決行することに決めました。

作戦3、上の階を訪ね、直接お話をする。

棒で突いてこちらからアピールしてもダメ。

管理会社の手紙も読まないし、電話にも出ないので管理会社を頼ってもダメ。

こうなってくると、僕が直接お話しに行かないと解決しないなと思いました。

その行動が更なるトラブルになることだけは避けたかったので、優しい態度で接しようと思い、決死の覚悟で上の階の住人を訪ねました。

チャイムを鳴らします。

すると、ドアを開けて若い男の子が出てきてくれました。

さすがに直接尋ねると出てくるんですね。

そして、スマホのアラームが毎朝すごく響いて、伝わってくることを優しく伝えてみました。

若い男の子は、みるみるうちに顔が青ざめていき、物凄く申し訳なさそうに何度も謝ってくれました。

一人暮らしが初めてで、どんな行為が下の階の住人に迷惑になってしまうのか全く考えたこともなく、分からなかったのだそうです。

その日の夕方には、むこうから菓子折りを持って再度謝罪しに来てくれました。

その日以来、ブー!ブー!というスマホのアラームの騒音は全く無くなりました。

作戦3で、やっとこの騒音問題を解決することができました。

やはり直接話すのが一番

色々な方法で騒音問題と戦いましたが、やはり直接話をしに行くことが1番だと勉強になりました。

間接的に相手に伝えようと思っても、なかなか伝わらないものです。

穏やかに話をすれば、更なるトラブルにも発展しないので、今後また何か問題があれば直接相手を訪ね、騒音問題について、お話しすることから始めてみようと思います。