今回は、20代主婦さんが、隣の壁から聞こえてくる洗濯機音がうるさいので、考えた騒音・振動対策をご紹介してみます。騒音・振動対策として、1.ジョイントマットをベッド下に敷く、2.防音シートを壁に貼る、を実行し騒音を軽減することに成功したそうです。これらの方法のメリットは、相手を注意しないので隣人トラブルに発展する可能性が極めて低いことだそうです。この思考は、論理矛盾がなく理屈として正しいと思います。

洗濯機の騒音問題

主婦をしている20代女性です。

家にいることが多く、近所の騒音は一日中気になることが多く頭を悩ませていました。

都心に近い関東住まいで、昔から近所づきあいが疎遠な地域のため、うるさいと思っていても実際注意しに行くことは難しいと感じていました。

悩んでいた騒音問題として一番ひどかったのが洗濯機の騒音です。

マンションのため壁際に洗濯機が設置してある家から、洗濯中の振動や、がたがたという音が壁や床を通して聞こえてくることがありました。

特に、その騒音主は生活サイクルが不規則な人なのか、毎日決まった時間に騒音が始まるわけではありませんでした。

まちまちな帰宅時間の後に、騒音が始まることが多々でした。

騒音問題の解決方法として、まず自己防衛を心がけたところ多少改善しました。

というのも相手を注意するよりも自分たちが対策をした方が、トラブルにならなくて済むと感じたからです。

行ったのは、まず洗濯機の揺れにより起こる騒音を低減させる方法です。

ジョイントマットをベッド下に敷く

本来であれば騒音の主が、洗濯機の下に防音マットを敷けば軽減しますが、それが叶わないため代わりとして家のベッドの四つ足の下にマットを敷くことにしました。

使ったのは防音用や洗濯機用ではなくて、普通のジョイントマットと呼ばれるものです。

また、ベッドの下全部に敷かなくても、足の四箇所のみ入れることで、ベッドに横になった時に感じるカタカタとした床とベッドの足が擦れる摩擦音が少なくなりました。

振動も抑えることができるので、耳鳴りのように感じていた騒音に対するイライラが改善しました。

特に昼間より夜間に騒音が轟くと、睡眠不足になったりイライラするもとになるので、クッション性の高いもので遮断するのが効率的でした。

ベッドは床や壁近くに面しているため、騒音が伝わりやすい家具なので、一番に対策すると少しでもストレスが抑えられます。

ただ、それ以外の時間帯の騒音はジョイントマットだけでは解決しにくいため、防音シートを導入しました。

防音シートを壁に貼る

防音シートは、壁紙として販売されているインテリア商品です。

壁紙というと普通はおしゃれな柄や色にセルフリフォームするために使用するものですが、防音シートは壁紙でありながら遮音性が優れている特徴があります。

多くのものはシール状態になっているので、貼る時は裏紙を剥がして壁にくっつけるだけで完成します。

また、扱いやすいようにジョイントマットのように50センチほどの正方形のものもあり、部分的な防音も可能です。

ただ本格的に防音壁紙として利用する場合、騒音がする壁側全体に使用しないと効果はやはり実感しにくくなっています。

一枚あたりの大きさから普通の壁紙よりコスパはよくありませんが、壁を工事しなくても手軽に遮音できるので便利です。

防音の壁紙シートは、厚みがあるため壁を触ったときにやや弾力性があります。

そのため本来の壁を傷つけにくかったり、物をぶつけた時の緩和剤にもなるので、防音シートのコスパは案外悪くないと感じました。

床のジョイントマットと比べて壁のセルフリフォームは、一人では綺麗に貼りづらいので、家族のヘルプも必要とします。

そのため手軽といってもある程度労力は必要です。

また家具が揃えられている部屋だと、家具をどけてから貼り始めないといけません。

なので、防音シートを使って対策するのであれば、なるべく早く行った方が貼り終わるまでの労力を少なくできます。

ただ、シートなので家具の面積に合わせてカットすることもできるので、どうしても動かせない場合は、遮音性能は低くなりますが、家具を避けて壁に貼りつけることも可能です。

地続きにある隣近所の騒音は床と壁から伝わってきます。

そのため、その2点を重点的にマットなどで伝音性を弱くすることで、騒音と振動の両方を改善できます。