今回は、30代主婦さんが、聴覚過敏で悩んでいたので購入したソニーのノイズキャンセリングヘッドホン(WH-1000XM2)の感想をご紹介してみます。WH-1000XM2の利点は、アパート、マンションでの周囲の生活音をかなり軽減できることだそうです。
聴覚過敏で悩む
筆者は、賃貸物件から現在の新築分譲マンションまで色々転々としてきたが、とにかく近所からの生活音が気になる性格で、上階の住人のかかと落としの音から、子供が走る音、夏になると聞こえてくるであろう隣人からの食器を洗う際の音や、夕方になると、どこからともなく聴こえるであろうピアノの音まで大変苦痛を伴い過ごしてきた。
今回新築分譲マンションを購入する事となったのだが、最上階は金額の面もあり、断念。
なにか対策はないかと試行錯誤はしたが、長年からくる性格の問題かと思い、片付けていた事から簡易な耳栓生活を送っていた。
耳栓は半日もしていると、痒さが付き物で、且つ音は少ししか収まらない。
日を追うごとに、ついに精神的に参り、耳鼻科でお世話になる事となった。
結果は、聴覚過敏という診断だった。
それは、一般に聴こえるであろう音量が、聴覚過敏の人になると、同じ音でも、より大きく耳に残るというものだった。
性格の問題ではなかったのである。
その上聴力検査の値も平均値よりも良すぎるとの事だった。
この時初めてお医者様のアドバイスにより、ノイズキャンセリングが有効かもしれないという事を知った。
爆音で音楽を流して苦手な環境をごまかすよりも、この機能を日常的に使用する方が明らかに耳には優しいそうだ。
機種にもよるが、この作用を使うと、外部が発する音の周波を調整しつつ、ほぼ無音に近づき、快適にすごせるかもしれないとの事だった。
ソニーのノイズキャンセリングヘッドホン
帰宅後一目散にノイズキャンセリング機能のあるヘッドホンの上位口コミを見た。
そこでヒットした商品がその時最新だったソニーのWH-1000XM2だった。
ソニーさんは特にこの機能に特化しているとの事だった。
筆者のスペックは30代、女性、香川県在住の主婦だ。
主婦には3万超えは、大きな金額で、それを購入する事で、自分の欲する結果になるか凄く不安ではあったが、お医者様と人様の口コミ、ソニー様を信じ、通販のあきばお~さんで購入した。
通販であると、人様とのやり取りがないため、高額商品を購入する事に又々不安要素が出たが、後日迅速丁寧に送られた商品は凹み一つ無い梱包で助かった。
WH-1000XM2のメリット
使用しだして現時点では、約1年。
そこで、メリット、デメリットについても語りたい。
結果、メリットが圧倒的に多い。
上記にも書いたが、練習する近所の子供のかすかなピアノ音、上階からの大人のかかと落としの音や子供の走る音、隣人からの食器音も、ほぼこの機種をオンにする事でおさまっている。
例外では、ソファー等高い所から飛び降りたりした際は、わかりはするが未着用の時とは、はるかに違う音量だ。
感じでいうと、無に近いひとつ膜を張った様であり、ペアガラスの様に、もう1枚耳に壁ができた様なイメージだ。
音にすると、スンといった様な感じである。
急に鳴るインターホンは不思議と確実に聴こえる。その点も安心である。
見た目も重さも275gとスマートでシンプル。
充電も1度すれば最大30時間と、連休期間などで各自宅に人が多くなる環境時にも連続対応しやすい。
色合いはブラックを選んだが、どこにいてもなじみ、自宅にいても、おしゃれさが出せる。
WH-1000XM2のデメリット
デメリットは夏は蒸れやすく、たまに外さないとこれまた痒くなる事だ。
たまにS字フックにかけ、乾かしながら、湿気対策をしている。
逆に冬は暖かく助かったので良しとしよう。
女性は耳周りと頭頂部のヘアスタイルが崩れやすい場合もあるが、自宅用にすれば問題無い。
まとめ
このことから、筆者は、言うまでもなく購入して良かった。
故障もなく、動作不備もいまのところ無い。
聴覚過敏という個人差のある症状ではあるが、お困りの方達がいらっしゃれば、お試ししてみる価値はあるかと思う。