今回は、40代会社員(男)さんが、カラオケスナックの深夜の騒音がうるさいので、実践した騒音対策をご紹介してみます。騒音対策として、1.直に文句を言う、2.大家に文句を言う、3.警察に電話する、4.効果が出るまで、警察に何度も電話する、5.客の動向を調査する、等を実行したそうです。時間がかかって、めんどくさそうな騒音対策なので、引っ越した方が、もっと早く解決しそうです。

カラオケスナックの深夜の騒音

40代、会社員男性です。四国に住んでます。

ある日、僕が住んで居るマンションの前に、閉店になっていた居酒屋があり、その中を内装工事していました。

その時はそんなに気にしていませんでしたが、2ヶ月くらいしたら、

家の前に、カラオケスナックが出来ました。

名前は台湾風カラオケスナック〇〇です。

最初の頃は、なんか嫌だなくらいにしか思ってませんでした。

開店してから1ヶ月くらいした頃でしょうか。

夜8時くらいになると、とても下手な演歌が周り中に響き渡ります。

みると防音設備も何もしておらず、音はダダ漏れ、おんなじ客が出入りしていて、とにかく唄が下手なのです。

声が低くて音痴なのです。毎日のように「おえー ぐふぉー あへー」という声が聞こえます。

誇張しているとお思いでしょうが、そんなふうに聞こえます。

下手すぎると、歌詞も不明でそんなふうにダダ漏れになります。本当に不快極まりない。

夜10時までの、テレビを見ているような時間だと、まだテレビの音に紛れて大丈夫ですが、11時以降の寝る時間になると我慢出来なくなりました。

カラオケスナックの深夜の騒音解決方法

1.直に文句を言う

まず、カラオケスナックの経営者(女性)に直に文句言いました。

経営者は、台湾人で日本人と結婚しているらしいです。

顔は…..ハレーションをおこしたような、

ぽっちゃりの、お世辞でも絶対に美人とは言えない人でした。

なぜ毎日客が来るのか理解できません。

僕「騒音対策してください。」

というと

経営者「窓はしめてる」

いや窓締めてるだけじゃダメでしょ。

夏は半分開いていたし。

僕「11時以降は、音を出さないでください、法律はそうなってますよ」

経営者「そんな法律しらないよー」どうやら、法律は無視する主義らしいです。

そういった感じで、てんで話になりません。

2.大家に文句を言う

次にカラオケスナックの大家に文句を言いました。僕のアパートと同じ大家なのです。

僕「大家さん、あのカラオケスナックの騒音をどうにかしてください。みんな、迷惑しています。せめて、騒音対策するのが大家さんの務めではないでしょうか?」

と、大家は高齢な方なので丁寧に言いました。

すると、思いも掛けない言葉が、

大家「お前だけだ。そんなこと言うのは、嫌だったら、お前が出て行け」

なんと、大家にお前呼ばわりされました本当の話です。

内容証明郵便で、大家を訴えようかと思いました。

お前呼ばわりされて、出て行けと言われたのですから。

それから、僕は徹底抗戦に出ることにしました。

これは、その戦いの記録です。

このおかげで、このカラオケスナックは閉店に追い込むことが出来、今はおしゃれなパン屋さんに変わっています。

3.警察に電話する

警察に電話するのに抵抗があるかもしれませんが、まずは警察に電話しましょう。

対応してくれます。

警察に電話するときは、注意が必要です。

所轄の警察署の代表電話に電話します。

まず、夜11時をこえて音が聞こえると、

まず警察に電話します。

110番ではないですよ。110番は緊急電話です。

110番で「ちかくのカラオケスナックがうるさいので、なんとかしていただけないでしょうか?」なんていうと、本当に迷惑な人ですよね。

それは絶対にやめてください。

所轄の警察の場所と電話番号は確認しておきましょう。交番に電話するのはあまり効果がないかも、交番は空の時が多いですからね。

「県の条例では、カラオケなどは、近隣の住民に迷惑をかけないように音を停止するとなっていますが、この騒音はなんですか?住所を言うので来てください」

カラオケスナックの住所も正確に調べておいてください。

このGPSとカーナビが発達した時代でも、警察は住所から、地図を調べて確認するみたいです。

所轄の警察は動いてくれますよ。

パトカーで来るまで、タイムラグはありますが、30分以内で来てくれました。

田舎なので、そうなのかもしれませんが、なにか、パトカーが出払っていない限り、とりあえずは来てくれます。

最初は、きちんと名前を名乗って、どんな迷惑を被っているかを、警察官に説明しましょう。

警察はきちんと対応して、カラオケスナックに直接行ってくれて、中に入り騒音が迷惑になっていることを注意してくれました。

客も警察が店の中に入って来ると嫌ですよね。

その日は、音はやんで静かになりました。

4.効果が出るまで、警察に何度も電話する

でも、何日かしか効果はなく、また騒音です。

「おえー ぐわー あへー」

また、警察に電話です。

ちょっと気が引けましたが、改善しないのならと電話しました。

2回目の電話で気づいたのですが、所轄の警察の当直は毎日変わります。

所轄の警察は結構人数がいるので、同じ人に電話したことがありません。

2回目に電話した時に、自分の名前住所、相手の店名、住所を詳しく聞かれたので、なるほどと思いました。

それからは、相手の住所をメモしておいて、毎回説明できるようにしました。

11時を超えて音が聞こえて来たら、欠かさず電話します。

代表電話にね。

何度も繰り返しました。

おんなじパトカーと警察官が来たことがあるとは思いますが、代表電話から、巡回しているパトカーに連絡が行くので、いろんなパトカー警察官が行ったと思います。

カラオケスナックは根負けして、11時以降には、音を出さないようになりました。

5.客の動向を調査する

客は、どんな人間なのか、どこから来ているのかを調べておきます。

調べてメモしておきましょう。なぜ、そうするのか?

客の情報まで、警察に電話で言うのです。

「あの客何度も来てますが、タクシーで帰らずに帰ってます。飲酒運転の疑いがあるのでは?」とか、

「あの客は、外で大声で怒鳴ったりしたりして、他の客と喧嘩してたりして、それもうるさいのです」

特徴があって、警察が興味持ちそうな客が来て居る時を狙って、その客が来て居るピンポイントで狙うのです。

深夜にカラオケスナックで唄うのは自由だと思いますが、結構ストレス発散で来て居るので、喧嘩をふっかけるような客は何度もおんなじことをします。

飲酒運転は、捕まえることはできませんでしたが、

プチ喧嘩の時に、警察をダイレクトに投入することは出来ました。

観察のおかげです。

そうなったら、客も遠のいていきますよね、いつも警察が来るカラオケスナックなんて、

それをしつこくしました。

警察の代表電話にかけて居るおかげで、こっちがクレーマーになったり、営業妨害だと言われたりしたことはありませんでした。

だって、一度しか直に文句言ってないので、カラオケスナック側からは怪しいと思われても、僕を特定して文句を言うことはできませんでした。

1年くらいはその攻防を繰り返したと思います。客は少なくなっていき、経営が成り立たなくなったのでしょう。

いつのまにか営業しなくなり、出ていきました。

僕が出て行かなくてよかったです。

今では、美味しいおしゃれなパン屋さんが出来て、毎週のように買って食べてます。

騒音問題は泣き寝入りになる可能性が高いと聞きます。でも、根気よく戦えば解決できるのではないかなと思います。

相手に恨まれないような、逃げ道は必要ですがね。

以上です。